2023年3月4日(土)、アレッピー(アラップーラ)のNavendu Home Stayというホテルで朝を迎えた。
ここはしっかりした網戸もあるし、さすがに大丈夫だろうと押すだけベープを一吹きして眠りに就いたのだけど甘かった。電気を消すと蚊の猛攻が始まり、結局夜中に起き出して蚊取り線香を点ける羽目に。それでも刺されまくってよく眠れないまま朝を迎えることとなった。刺された跡が夕方になっても消えないので、もしかすると蚊ではない別の虫がいたのかも。
7時過ぎに朝食に出掛ける。軽食屋がありそうなバススタンド前をぶらついていると、声を掛けられた一軒に入ってみた。タミルでは見かけたことがなかったパンケーキのようなものを注文。
イドリを鉄板で焼いたようなもので、後で調べたところ多分セットドーサというもの。ただここのはボンダを一緒に煮込んだようなチャトニーがシャバシャバでいまいち。無理矢理胃の中に流し込んだ。食後にチャイを付けて全部で60ルピー。
さて、今日はどうも体調がもうひとつなので何もせず休養日に当てることに。最近夜も暑いのでファンを点けたまま寝ていると風邪を引いてしまったらしい。鼻水が出るしお腹の調子もいまいち。もしかするとそのせいで朝食がマズく感じたのかも。
お昼になったところで昼食へ。正午頃になると気温が上がり、日陰も殆どなくなるので町歩きが辛い。日傘を差している人もちらほら。それはさておき、今日はケララミールスが食べたいのでGoogle mapで調べてKerala Messというところに行ってみた。
ここは路地を入った奥にあり、しかもアルファベット表記の看板も出てないので知らないと絶対辿り着けそうにないところ。英語が通じないのでバカの一つ覚えでアイラのフライを注文。
見たことないような大粒の米が印象的。全体的に薄味に感じられたのは風邪で鼻が詰まって匂いがしないためかも。今回ばかりはお代わりできず一皿でギブアップ。値段は110ルピーと非常に良心的だった。
帰りに運河沿いの木陰にある屋台でチャイ休憩。川風が気持ちいい。これでチャイ10ルピーは非常にお得な気分。
ハイデラバード以外、南インドのチャイは量が多いのも嬉しい。多分北インドの2倍位はある。
一旦部屋に戻り、午後からは散髪に行くことに。こちらが希望を伝えようとするも、分かった分かったとばかりに座るよう促され、切り始める。適当に頷いていると髭も剃られて150ルピー(約250円)。もう少し短く切ってもらいたかったところだけどまあいいか。
部屋に戻ると、前回コロナ前の旅行で最後に立ち寄ったタイのナコンラーチャシーマーで買った風邪薬があることを思い出したので飲んでおく。Tiffyという薬。3年ちょっと前のことなので賞味期限が切れていそうだけど気にしないでおく。
夕食は、お腹の調子がいまいちだけどせっかくなので今日もトディショップへ。昨日とは別の店に行ってみた。ここはアルファベット表記の看板がないので店名は不明。行ってみると、昨日のSubash Hotel が意外に明るい普通の食堂だったのに対し、こちらは場末感漂うイメージ通りの酒場の雰囲気。
早速トディを注文する。奥に鍋がいくつか見えるので料理もありそうだけどみんなせいぜいナッツ類をつまみながら飲んでいる。私もお腹の調子がいまいちなこともあって最初から食べ物を注文する気はなく、周りの人が分けてくれる煎り豆やレーズンをつまみにした。
2杯飲んで100ルピー。ここも1杯50ルピーだった。夕食代わりにモンキーバナナを20ルピー分(多分1kg)買ってホテルに戻った。ペロッと全部食べられたくらい食欲はあるので大丈夫だとは思うけど、食欲だけが頼りの食い倒れ旅、本格ダウンは避けたいところ。