2023年3月18日土曜日

ビジャープル2日目〜南インド周遊旅行2023(35日目)

 2023年3月11日(土)、この日はカルナータカ州ビジャープルのAdrash Lodgeで朝を迎えた。

隙間だらけのここの部屋、昨夜は蚊取り線香を点けて恐る恐る眠りに就いたのだが、意外にも全く蚊に悩まされることなく朝を迎えることができた。内陸部で少し標高も高そうなこの辺り、朝晩は気温が下がるので蚊が少ないのかもしれない。


この日は5時頃には目が覚めたので、明るくなるまで音楽を聴きながら過ごした。それにしても昨夜の米国株式市場は地銀破綻をきっかけに大混乱だった模様。いよいよ本格的な下落相場の始まりかも。


それはともかく、7時過ぎに朝食に出掛ける。相変わらずこの時間帯は開いている店が少なく、ようやく見つけたのはポハの店。


ということで今日の朝食はポハ。ちょっとボリュームが足りないけど一皿20ルピーと安価。


帰りに昨日も立ち寄ったモスクを見学。後で調べたところ、ジョドグンバズ(Jod Gumbaz)という有名な史跡(かつ現役のモスク)らしい。馬が牛を追いかける珍しい光景の撮影に成功!


そして昨日も立ち寄った横にある露店でチャイ(5ルピー)を飲んで部屋に戻った。今日は午前中涼しいうちにビジャープルの見どころを回っておこう。まずは町の西にあるイブラヒムローザ(Ibrahim Roza)を見に行く。


ビジャープルは城壁に囲まれた町。イブラヒムローザは城壁の外にある。


イブラヒムローザ。中に入るにはお金が掛かるけどここまではタダ。有名なタージマハール建築のインスピレーションになったんだとか。


日本のお城とかもそうだけど、近くで見るより遠くから全景を眺めたほうがいいと思う。


ここから東に歩いていく。再び城壁内に入ると、


向こうにかっこいい建物が見えてきた。


こちらはメータルマハール(Mehtar Mahal)と言うらしい。


その先にあるのがジャマーマスジット(Jamiya Masjid)。こちらも現役のモスクなのでタダで中に入れる。


ティーストールで休憩。


ここではわざわざ大きめのカップに入れなおしてくれて10ルピー。


プーリ屋に写真を撮ってくれと頼まれ、


小学生に捕まってしばらく相手をしていると、


おみやげにケーキをもらってしまいました!ありがとうございます。写真は午後、部屋に戻って食べるときの図。


その先には野菜の露天市が。


少し戻って角を曲がると、あれがゴールグンバズ(Gol Gumbaz)か?


巨大なドームが印象的なゴールグンバズはビジャープルの象徴。ここも入場料がいるので外からチラ見のみ。


もう観光的にはお腹いっぱい。無料の範囲でも十分過ぎるくらい楽しめた。そろそろ昼食にしよう。


今日もお昼はベジターリを食べようとしばらくさまよった結果、Hotel Sri Sai Restauranというところを見つけて入ってみた。ターリを注文。


ここはおかずの種類が多い豪華なターリ。味が濃いめでメリハリがあり私好み。カルナータカのターリ、ミールスではここが一番かな。95ルピーと値段も許容範囲内で大満足。ジョドグンバズ横でチャイ(5ルピー)を飲んでホテルに戻った。


もらったケーキで午後のひと時を楽しみ、19時過ぎに夕食へ。今日もビリヤニを食べようとLaziz Hotelに行ってみるとまさかの定休日。仕方なく辺りをぶらついて見つけたPathan Biriyani Houseというところに入ってみた。チキンビリヤニ80ルピーを注文。


あれっ、何これ?これがビリヤニ?不揃いな黄色い米の中にチキンが埋まっているけど。。。どう見てもこの辺りで普通に食べたれている長粒米に、申し訳程度にバスマティ米を混ぜている。ご飯にはほとんど味がなく、サンバルと言っていたグレービーをかけるとようやく食べられるレベルになった。

チキンは骨ばかりでほとんど食べられることろがない。こんな低レベルのビリヤニ(の紛いもの)初めて。ジャグダルプールのフィッシュビリヤニも酷かったけど、この旅35日目にして最低の食事だった。残り少なくなったこの旅の貴重な食事の機会を無駄にして、うなだれながらホテルに戻ることになった。