2023年3月13日(月)、ビジャープルからハイデラバードに向かう夜行列車で朝を迎えた。
出発時はガラガラだったこの列車も、途中のショーラープルという割と大きな町で大量に乗り込んできて満車に。しかも、キャンセル待ちの繰上げだと2人に1席しか割り当てられない可能性があるらしいのだが、ここにきてそのまさかの事態に。ただ、これで朝まで横になることは無理かと落胆していると、相席の人が車掌に交渉して別の寝台を確保してくれた模様。無事一人で寝台を使えることになった。
今回の寝台は縦列下段。ここは窓があるのだけどキッチリとは閉まらず隙間風が酷い。夜にはそれで丁度いいくらいだったのだが、朝には体が冷え切って目が覚めることに。慌ててウィンドシャツを着込んだものの時すでに遅し、でお腹がゴロゴロ鳴っている。
どうやら酷い下痢に見舞われたようで、それ以降何度もトイレに駆け込むこととなった。6時過ぎ、列車はほぼハイデラバードに到着しているのだが、直前の途中駅で時間調整している模様。チャイ屋が回ってきたのでチャイ(10ルピー)を飲んで人心地つく。
途中かなり遅れていたものの、時間調整枠のおかげか定刻の8:00ハイデラバードデカン駅に到着。
ハイデラバードにはいくつかターミナル駅があるのだが、ここは前回私が滞在していた市街中心部にある駅。1ヶ月ちょっとぶりの懐かしい景色。
早速前回泊まったSwadesh Lodgeに向かうと、マネージャーは私のことを覚えていてくれてスムーズにチェックインできた。
部屋も前回と同じ303号室。とりあえず午前中は静養に努めようとひたすらベッドで横になって過ごした。と言っても何度もトイレを往復することになるのだが。
少し前までは、ハイデラバードに戻ったらどこに食べに行こうかといろいろ思いを巡らせていたのだけど、どうやら昼食はまだ無理っぽい。
ただしばらくするとお腹が減ってきたので昨日非常食に買っておいたドーナツを食べることに。食欲も出てきたし、ようやくこれで回復かと思われたものの、夕方になってもお腹の不快感は治まらず、結局夕食にも出掛けずそのまま部屋に引きこもることになった。
どうやら本格的にヤバそうな気配。ドーナツを食べたのはちょっと早まってしまったかも。インド旅の最終局面、楽しみにしていたハイデラバードだけど、これから帰国に向けて移動が続くことを考えると最後の食い倒れは諦めるしかなさそう。