2023年4月24日(月)、この日は日向川近くで朝を迎えた。
夜通しビュービュー吹き付けていた風も朝方にはやや穏やかになった模様。いつものように5時過ぎに起きたものの、この冷え込みでは早朝は釣れないだろうとゆっくり準備し、6時半頃川に向かった。他の釣り人の動向も気になるところだが、勝負はもう少し日が高くなってからだろうとまずはそれほど可能性を感じないポイントに入る。すっかりローウォーターになった日向川、この水位でこのポイントはサクラマスが着く流れではなさそう。
続いてまだ早過ぎると思いつつも本命ポイントへ。この水位では一番可能性を感じるポイントだが残念ながら何もなし。ダメだったか。。。かなり期待していたので落胆も大きいが、3番目のポイントへ。次第に風が強まってきたけど日差しがポカポカと温かくていい雰囲気。
ただ、このポイントもこの水位ではちょっと可能性低そう、とあまり期待せずに釣り下っていくと、遂にラインを引く手にあの懐かしい感触が!次の瞬間水面でローリングを始めるパールホワイトの魚体。サクラマスに間違いない。
あまり大きくはなさそうだが、絶対バラしたくないので魚を水面に出さないように慎重にファイト。わりとすんなり寄ってきて無事ネットイン!これまでの苦労が全て報われる瞬間。いや〜うれしい。53cmとやや小ぶりながら、体高がある立派なサクラマスだった。
今回の遠征もほぼ諦めムードだっただけにうれしさもひとしお。諦めなくてよかった。リリースして残りのポイントを釣り、その後もう何ヶ所か回ったものの、やがてそれまで断続的だった風が9時を回る頃には絶え間なく吹き始め、耐えきれず10時半頃一旦納竿。
午後からは買い出しついでに最上川に移動することに。相変わらず抹茶ミルクみたいな水だけど、さらに減水が進んで釣りやすそうではある。こちらも先週を遥かに凌ぐ爆風だが、バックが取れる最上川、左岸からなら左斜下流からの風となり、オーバーヘッドキャストならまだ何とかなりそう。
とは言えやはり凄まじい爆風。ラインテンションもわからないほどの風に、2ヶ所ほど回ったところで16時前にギブアップ。下の写真は荒瀬みたいに見えるけど、風で波立っているだけ。
それにしても何という幸運だろう。恐らく朝一であのポイントに入っても釣れなかったんじゃないだろうか。かと言ってもう少し遅ければまともにキャストできず諦めていた可能性が高い。