またまた鬼怒川へ～2023年鬼怒川釣行その３（1日目）

 季節の進みが早い今年、山形でも桜が開花し、そろそろ遠征に出発しようかと思っていたのですが、週間予報を見ると週後半は纏まった雨の予報。

そうなるとおそらくまだまだ山には雪の在庫がたくさんありそうな山形、路頭に迷うことになりそうなのでもうしばらく様子見。

ということで2023年4月4日（火）、今週も鬼怒川でお茶を濁すことにして朝から出発。快晴のいい天気の元、宇都宮方面を目指す。今回は先週のリベンジで最初から渓流域へ。前回と同じ入渓点からウェットフライでスタート。

しかし、、、水が少ない！前回も大して多いとは思わなかったけど、あれでかなり増水していたみたい。先週はかなり良さそうに思えたポイントも、今回はせいぜいカワムツがいそうなポイントにしか見えなかった。

それでも釣り上がっていくと程なく1匹目をキャッチ。20㎝強のきれいなヤマメで、野生の魚ではないにしろ、稚魚放流か発眼放流でこの川で育った魚だろう。ところが写真を撮ろうとスマホを取り出すとアクシデントが発生。

先々週から使い始めたばかりのスマホなのに、スイッチを入れるとすぐに画面が真っ暗になり、操作不能の状態に。何度か再起動を試みたけど復活せず、写真は諦めることに。何となく動作が不安定なのは感じていたので、保険でデジカメを持ってきておくべきだった。

ということで今回もそれ以降の写真はなし。前回に比べるとかなり反応は渋いけど、それでも水量のあるいいポイントからはヤマメが飛び出してきて、今回はドロッパーのロイヤルコーチマンで3匹ほどキャッチ。

ただこの水量では開けたポイントではウェットフライでは釣りにくいので、途中からドライフライに変更。ドライフライにも結構反応があり、さらに3、4匹キャッチできた。この日一番の大物は25㎝くらいの良型だったけど、残念ながらこの魚はいかにも成魚放流っぽかった。

前回はドライフライにはまだ早いのかと思っていたけど、どうやら増水して魚が水面に興味を持っていなかっただけみたい。今回は前回脱渓した場所からさらに釣り上がろうと思っていたのだけど、残念ながら先行者に追いついて同じ場所で渓流の部は終了となった。

続いて本流に移動。15時半ごろ到着。本流も前々回と同じくらいの平水？に戻っており、この水位なら問題なく渡渉できる。まずは前回は入れなかったポイントに入ってみた。ここは前々回20㎝くらいのヤマメが釣れたポイント。

いい流れが終わってそろそろ上がろうかと思っていたところ、リトリーブする手に小気味いいアタリが。今回も20㎝くらいのヤマメがヒットした。このポイントはそれまで。この日最後はその下流に続くいい流れを釣りたかったのだけど、車が2台も停まっており断念。

次に向かったポイントもすでに釣り人がズラリ。鬼怒川、確かにいい川ではあるけどちょっと人が多すぎ。さらに移動して結局前回の初日の夕方入ったポイントへ。ここも先行者がいたけど釣り下っているので後から入ることに。

ただ、なかなかいい流れに見えるのだけど全く反応なし。ちょっと気持ち悪くなるくらいガガンボにまとわりつかれ、18時過ぎからはヒゲナガも飛び始めていい雰囲気だったのだが。。。この日は18時半ごろまで粘ってみたけどカスリもせずに終了。

夕マヅメでもそう簡単には行かない鬼怒川であった。。。それでも、どうせ釣れても写真が撮れないので、いい魚が釣れなくてよかったと妙な安堵感に浸りながら川を後にしたのだった。それにしても新しく買ったスマホ、どうやらハズレを引いてしまったみたい。