2023年4月9日日曜日

インドで買うSIMカード:その4【テランガーナ州ハイデラバード編】

今回の南インド旅行では、当面の通信手段としてFlexiroamでインド8日間1GBのプランを購入していきました。これで7ドル(約1000円)とまあまあリーズナブルではあるんですが、長期間運用するとなるとやはりかなり割高。

それにFlexiroamは電話番号がないため、インドで長距離バスや鉄道を予約する際に困る。電話番号がなくても買えないことはと思いますが、事前予約するときにはおそらくほぼ必須。電話番号があれはSMSで予約状況や運行状況を連絡してくれるのでかなり便利です。


なので今回はゲートウェイのハイデラバードで現地SIMの購入を試みました。ただインドではテロ対策のためか外国人旅行者のSIMカード購入手続きが煩雑になっており、インド国内の連絡先電話番号が必要だったり、開通まで半日くらい待たされたりと結構面倒。

ことろが前回2020年1月にインド北東部の辺境ナガランド州コヒマを旅していたところ、SIMカード販売の屋台を見つけたため買えるかどうか聞いてみるとパスポートチェックもなくお金を払うだけであっさりと購入できたのでした。
その時のキャリアはVodafone。これまで手続きが煩雑だったのは大手キャリアのairtelだったせいなのか、それとも単に辺境地帯のコヒマという場所柄簡単に買えただけなのか?今回はその辺りも含めて検証してみました。

ということで今回のハイデラバードではまずはairtel以外のキャリアを当ってみることに。まず向かったのはJio。JioのSIMカードは購入したことがないけど、インドでFlexiroamを使うと接続されるのがJio。なので通信に問題ないことは経験済み。

しかしJioのショップでは外国人にSIMを売るライセンスがないためairtelに行ってくれとのこと。念のためVodafoneのショップにも行ってみましたがやはり外国人には売ることができないらしい。コヒマでVodafoneのSIMが買えたのはやっぱり辺境地帯だったからみたい。

ということで諦めてairtelのショップに向かったものの、最初に入ったお店ではSIMカードの在庫がなく、次の入荷は3日後になることのこと。幸いハイデラバードは大都市なので他にもairtelショップはある。Google mapで検索して別のお店へ。


ここには在庫があり、無事買える運びに。ただ、airtelの店員にしても外国人の登録は難しいのか、何度か登録の途中で弾かれ(rejectされたと言っていた)、3枚目くらいのSIMカードでようやく登録完了。

ここでもやはり現地の連絡先の電話番号と住所が必要だったが、ホテルのネームカードを持っていったところそれで対応してもらえた。ここは店員が親切で助かった(インド人は割と事務的な人が多い)。ハイデラバードではこのショップがおすすめ。

ということで1時間くらい掛かって何とかSIMカードをゲット。アクティベートまで半日待たされることもなくその場で開通しました。この時は1日1.5GBまで、28日間有効のプランがSIMカードと合わせて600ルピー(約1000円)でした。Flexiroamに比べると激安です。

なお、そこで居合わせたフランス人旅行者によると、ハイデラバードの空港にもSIM販売窓口はあったとのこと。ただ夜中に到着した私は見かけなかったため、24時間営業ではなさそう。日中に到着したならたぶん割高だけど空港で買っておく方が無難だと思う。


ちなみに今回のインド滞在は28日を超えたため、途中マドゥライのairtelショップでプランを追加購入(インドではリチャージという)。この時も1日1.5GBまで、28日有効のプラン(これがairtelの最短プランっぽい)にしたのですが、プラン単体では299ルピー(約500円)でした。

ということでインド国内でのSIMカード購入、大都市ではやはりかなり煩雑な手続きが必要にはなるものの、airtelなら買うことができました。街中でSIMカードを買いたい人はホテルのカードをもらっておくか、マネージャーなりに名前と電話番号を教えてもらってから行くのがいいと思います。

Flexiroam日本販売窓口:Tasuke-Tech LLC.

なお、よく海外旅行に行く人、特に陸路国境越えをするような人には超絶便利だったFlexiroam、日本での販売は終了したみたい。残念!SIMカード単体では700円ほど、有効期限なしなので、欲しい人は見つけた時に買っておいた方がいいかも。

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