2023年5月26日金曜日

鮭川から最上川、さらに赤川へ~2023年山形遠征記2(12日目)

 2023年5月19日(金)、この日はどんよりとした曇り空の温かい朝。

昨夜は日が沈んでも気温が下がらず、暑くてよく眠れず。4時過ぎには目が覚めてしまったので、雨が降りだす前にサクッと釣ってしまおうとすぐに川に向かった。4:40頃から釣り開始。まずは昨日アタリがあったポイント。


しかしやっぱり反応なし。もうどこか別の場所に行ってしまったのだろうか?朝食前にもう1か所やってみたけどダメ。朝食後雨が降りだす中もう2か所ほどやってみたけどなにもなく、もう鮭川は釣れる気がしないので諦めて移動。


この雨は夕方まで降り続く予報。大した雨量ではなさそうなのでこの夕方が今回最後のチャンスになりそうなのだが、そのチャンスをどこで迎えるか。決めるのはその時の水位次第なので、どこに行くにも行きやすい最上川本流で釣りをしながら様子を伺うことに。


そうしてやって来た最上川、10時前に到着。濁りは相変わらずだけど水位は下がって釣りやすい。釣れる気は全くしないけど、珍しく風がないので改めてロッドのラインマッチングを色々試しながら釣っっていく。各河川の水位を確認しつつ、お昼を挟んで3か所ほどやってみたけど案の定何もなし。


その間日向川は超渇水から渇水に戻った程度で可能性は低そう。鮭川は微増で大きな変化は期待できない。一方赤川は、この雨に備えてダムの放水を増やしたのか昨日から増水していたのだが、ここに来て放水を絞ったようで急激に減水が進み、釣りができそうな位まで回復している。


ということで夕方のワンチャンスに賭けて16時半頃から赤川に向かった。ちょうど17時に到着。まずは先日サクラマスっぽいアタリがあったポイント。まだ水は多いものの、先日よりも濁りは薄くなっていい雰囲気。ここは迷わずフックを新品に交換して釣り始めた。


しかし核心部では何もなし。やっぱりダメかと諦めかけたポイント終盤でふわっと何かが触れたような感触。魚だったのか、あるいはゴミか。もう一度同じラインを通すと今度はもう少しはっきりしたアタリがあったものの掛からず。恐らく先日釣ったような中型のイワナっぽかった。


時間がないのでここは粘らず、最後のポイントに移動。ここは先日イワナっぽい魚を掛けそこなったところ。慎重に釣り始めるとついにヒット!思ったほどの大物ではなさそうだけど大型魚には違いない。やはりイワナのようだ。寄せて浮かせてからの抵抗が激しく苦労したものの無事ランディング。


50の大台には届かなかったけど49cmとなかなかの大物。鼻が曲がりかけたオスのイワナだった。恐らく先日掛けそこねた魚だろう。やっぱりサクラマスではなかったけど、一応リベンジ成功。


大満足とはいかないけど何とか溜飲を下げることができ、さっぱりした気分でこの日の釣りを終えたのだった。この雨も大したことなかったし、当面纏まった雨は降りそうにない予報。今回の遠征もそろそろ潮時かな。