2023年6月21日水曜日

最後は鬼怒川で締まるか~2023年山形遠征記3(11日目)

 2023年6月14日(水)、この日は鬼怒川の畔で朝を迎えた。

昨日の夕方降り始めた雨は夜半には止んだものの、ちょうど目が覚めた4時頃再び降り始めた。それでもすでに鮎釣りが解禁している中流域、鮎師が出てくる前が勝負とすぐに起きるとカッパを羽織って川に向かった。

まずは5月末にいい釣りができたポイントへ。ただ、多少の雨では増水しない鬼怒川もさすがにここのところの土砂降りの雨でかなりの増水。濁りはないので釣りには問題ないものの、水が多すぎてヤマメが着きそうな流れがほとんど見当たらない。


ショートキャストで流心手前側だけを狙っていくことに。すると程なくヒット!最初は全然動かず根掛かりかと思ったほど。大物を確信してリールファイトに持ち込んだものの、寄せてみると意外と小さくて、


28㎝のヤマメだった。たださすがに鬼怒川ヤマメ。このサイズでも7番のミニスイッチロッドを絞り込んで十分楽しませてもらえた。これは今日も期待できそう、と思って釣り下っていったものの、それ以降は2回ほどアタリがあっただけで終了。


下流に続くポイントを探っていると雨が激しくなり、痛いくらいの雨粒に打たれることに。さすがにこれはヤバいと途中で切り上げて車に戻った。朝食を済ませると再び小康状態になったのでもう一か所だけ釣ってみる。


ここは前回先行者がいては入れなかったポイント。しかしやはり水が多すぎて、ここはアタリすらなく終了。この水量では他のポイントも厳しそうなのでここで納竿。やや不満は残る結果に終わったものの、9時頃には帰路に就いたのだった。

後から考えると、もう少し増水に対応したラインやフライでやってみるべきだったかなあとは思ったが、それでも今回はすでに十分すぎる釣果が得られているので足取りは軽い。それにしても今回は期待以上のできだった。サクラマス4本で最後はまさかの70㎝オーバー。

今年は釣れる年なんじゃないかと期待はしていたものの、4月5月は思いの外苦戦。今回は川のリズムとタイミングがうまくかみ合ったみたい。当初の予定よりだいぶ早く切り上げることになったけど、しばらく休養して気力が充実してきたら6月中にもう一回行くのもありか。後はその時の気分と天気次第かな。


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