2023年6月5日(月)、この日は風も収まって穏やかな晴れの朝。
山形ではまだ早朝の釣りには早そうなので、すっかり明るくなっている5時頃起き出し、朝食を済ませて6時過ぎに川に向かった。まずは昨日バラした魚が気になっているので夕方入ったポイントへ。昨日と同じシンキングラインに大型ウェットで釣っていく。するとすぐにヒット!やはりよく引くけどそれほど重量感はない。
寄せてみるとニジマス。35㎝となかなかのサイズだった。サクラマスほどの重みはないけどヤマメよりも強い引き。そうか、君だったか。恐らく昨日バラした魚だろう。スッキリした気分でポイントの残りを釣っていく。と言ってもここからが核心部。
昨日は夕暮れ時に釣れたので途中で止めてしまったが、まだ他に居るんじゃないかと思っていたのだ。するとまさかのヒット!かなりの重量感。スピード感はないけどトルクフルな引きはオスのサクラマスか?ハズレるんじゃないかとヒヤヒヤしながらも慎重にファイト。最後は浅場に誘導して上からネットを被せた。
写真を撮りやすい場所に移動しようとするとめちゃくちゃ重い。ムチムチボディーの精悍なオスのサクラマス、64㎝!自己記録更新にはならなかったけど文句の付けようのない魚だった。来るならこちらだろうと、この日はリードフライに結び変えていた昨日と同じ4番のフライに来た。
ここまで苦労して釣り上げた2本はいずれも50㎝代前半。うれしいことに変わりはないのだが、これで今シーズンは質、量ともに満足の釣果となった。2日連続のキャッチ。釣れないときは何をやってもだめだけど、釣れる時って案外こうなんだよなあ。
さて、この釣果で再びやる気がみなぎってきて、今回連発した中層大型ウェット作戦で昨日回った本命ポイントをもう一度釣っていく。しかしやはりそう甘くはなくそれ以降は反応なし。それでも挫けず、ここからはさらにポイント探索に励んだ。
この日は夏日の寒河江市だったけど、自分でも驚くほど頑張って18:45頃納竿。1級ポイントは見当たらなかったものの、1.5級くらいのポイントを一ヶ所発見。そこではサクラマスではなさそうだったけど良型の魚をバラシ。明日もう一度やってみることにしよう。