寒河江川から赤川へ～2023年山形遠征記3（3日目）

 2023年6月6日（火）、今日は山形さくらんぼの日、らしい。

何でも今がさくらんぼの出荷時期で、6と6の並びがさくらんぼに見えるかららしい。まあそれはいいとして、この日もこの時期としてはゆっくりめの5時頃起きて6時前から釣り開始。

まずはやはり昨日一昨日釣った本命ポイントから。相変わらずシンキングラインに大型ウェットで釣っていく。すると幸先よくポイント中盤でヤマメがヒット。たださすがに新しい魚は入ってきていないようで、サクラマスの反応はなし。

その後は昨日何かをバラした1.5級ポイントへ。ここは残念ながら反応なし。恐らく次の纏まった雨で魚が動くまで寒河江川は厳しそう。これで寒河江川には見切りをつけて移動することに。次は予定通り赤川に向かう。

まだ真っ白な月山を望む。途中寒河江川のやや上流部のポイントをチェックしてみると、去年はいい感じの深瀬だったのにそこも浅いチャラ瀬になっていて可能性ゼロ。どこもいいポイントほど寿命が短いんだよなあ。。。

さらに今日は風呂の日なので西川町の海味温泉うなぎの湯に寄り道。ここは老人福祉施設に併設された温泉で、ちょっと値上がりして250円になっていたけどそれでも激安。

よく言えば小ざっぱりとした、普通に言うと味気ない雰囲気ではあるけど、白濁しているけどサラッとしたお湯はなかなかのもの。シャンプーやボディーソープの備え付けはないので持参のこと。

さっぱりしたところでさらに112号線を走って赤川へ。お昼前に着いたので昼食を済ませて川に向かった。水は観測所の数値でイメージしていたよりも多いけど、やはり前回よりは随分減水が進んで完全にローウォーターコンディション。ただ水温は13℃と低め。どう攻めればいいのか悩ましいところ。

とりあえず寒河江川と同じシンキングラインに大型ウェットで行ってみる。すると2か所目でヤマメがヒットしたけどいい加減にやり取りしているとバラシ。前回大型イワナを釣ったポイントは反応なし。そして前回サクラマスっぽいバイトがあった本命ポイントへ。

ここも思いの外水が少ないけど、少なくとも今シーズン見た中ではベスト。大型ウェットで1流し、イワナも意識してストリーマーでの2流し目は反応なし。諦めきれずにローウォーター用の8番ウェットでの3流し目。ポイント中盤でランニングラインを回収し終えて次のキャストに移ろうとしたときにまさかのヒット。

それほどの大物ではないけどまずまずの手応え。ただ意外なバイトにラインテンションを維持できず、水面でバシャっとヒラを打たれてフックアウト。ポイントや魚の動きとしてはイワナっぽかったけど、大型イワナが小さいウェットフライに食いつくだろうか？気になるところだけどそれっきり。

最後にもう一ヶ所やって18:40頃納竿とした。鶴岡市側から見る月山の北壁はもうほとんど雪はなくなっている。今日もいい天気が続いた山形、この日鶴岡市は29.9℃まで上がったらしいけど我ながらよく頑張った。いまひとつサクラマスの気配が感じられない赤川だけど、もうしばらく頑張ってみることにしよう。