2023年7月23日(日)、めちゃくちゃ暑いここビカネールは暑過ぎるためか蚊がほとんどいないので、昨夜は思い切って中庭に面したドアを開けたまま寝たところまあまあ快適に眠ることができた。
7時半頃に朝食に出掛ける。しばらく歩き回って揚げ物屋を発見し、カチョリとパイのようなものを購入。それぞれ1個10ルピー。チャイ屋に移動してチャイ(10ルピー)と合わせて朝食とした。
さて、今日はジャイサルメールの南にあるまだ行ったことがないバルメール(Barmer)という町まで行く予定で鉄道のチケットを購入している。10時半頃出発予定なので9時頃ホテルをチェックアウトして駅に向かった。
ビカネール駅にあるちょっと不気味なジオラマ。
しかし駅に着いてみると列車は大幅に遅れており、13時過ぎに到着予定となっている。駅まで歩いただけで既にバテバテなので、一旦駅を出てサトウキビジュースを飲んでリフレッシュ。
ここは駅前価格なのか30ルピーも取られた。
クソ暑い中荷物を背負ったまま歩き回りたくないので駅の待合室に退避。ここはファンが回っていてまあまあ快適。コンセントもいくつかあってスマホの充電もできる。
12時前に昼食へ。甘いチャパティ目当てで80ルピーターリ屋に向かった。
安定の80ルピー。
やっぱり最後の甘いデザートチャパティがうまい。
駅に戻ると列車は更に遅れているようで15時過ぎに到着予定に変わっている。サムズアップコーラ(40ルピー)を飲みながらしのいだ。
15:10、約5時間遅れでようやく列車が到着。この列車はインドの北の端のリシュケシュから西の端の方にあるバルメールまで運行する長距離列車。インドの鉄道も中距離くらいまでならわりと正確だけど、長距離列車の最後のほうの区間だけ利用するのは避けたほうがいいのかもしれない。
15:25ビカネール・ジャンクション駅を出発。SLクラスでバルメールまで290ルピーにいろんな手数料が加算されて320.95ルピー。
ただ、この時点でバルメール着は23時を過ぎることがほぼ確実。観光地でもない見ず知らずの町に夜遅く着けばホテル難民になりかねないので、急遽予定を変更して途中のジョードプルで降りることにした。
ジョードプルなら有名観光地なので外国人が泊まれる安宿はいくらでもある。アゴダで400ルピーだったGolden Dreams G.H.というホテルを予約しておいた。
まだ僅かに明るさが残る19:30ジョードプルに到着。奥に見えるのはジョードプルのシンボル、メーランガルフォート。
とりあえず駅前で夕食を済ませていこうと物色。
英語の看板やメニューはないけど、一人用の小さなテーブルが並んだ激渋のターリ専門店っぽい店に入った。壁には130と20という数字が見えるが、ターリ130ルピー、チャイ20ルピーということだろうか?
出てきたのは130ルピーだけあって丁寧に作られたターリ。まずはチャパティで頂く。
次にご飯を頼むとバスマティーライスにパーパドも出てきた。やや高めだけど、店の雰囲気込みなら納得の130ルピーだった。
更に2、30分ほど歩いて旧市街にあるGolden Dreams G.H.に到着。通されたのはダブルルームに見えるけどシングルベッドが2台置かれたツインルーム。
その分部屋にスペースはないけど、バス・トイレ付きで400ルピーならかなりお得に思えた。ジョードプルは砂漠の中にあるビカネールよりも幾分は涼しそう。水浴びと洗濯を手早く済ませて眠りに就いた。