2023年9月9日土曜日

寒河江川大井沢地区にて~2023年山形遠征記5(5日目)

 2023年9月1日(金)、この日は寒河江川上流大井沢地区で朝を迎えた。

まだまだ車中泊には厳しい季節だけど、さすがに朝方はちょっと寒さを感じるくらい。早朝を逃すと本流はチャンスがなさそうなので5時頃起きるとすぐに川に向かった。5時半頃から釣り開始。


しかし期待に反して反応なし。水温を測ると20℃と悪くはないけれど、やはり日中の水温を考えるとこの辺りで鮭鱒類が生き延びるのは難しいのかもしれない。適当なところで切り上げて車に戻った。ただ食料の備蓄はインスタントラーメンとお菓子くらいしかなく、相変わらず食欲もないのでホットレモンティーだけ飲んで渓流へ。


以前入ったことのあるとある支流の上流部に入ってみることに。ここは開けていてフライ向きの流れだが、その分日当たりが良すぎてもう暑い。水が少ないので12番のドライフライを結んで釣り上がる。


しかしまずまず反応はあるものの、ナーバスになっているのか出てもフライに食いついてはいない様子。入りやすい場所なので散々攻められているんだろう、狙っているスポットとは違う場所で出るのでタイミングが合わない。というか単に私の技術不足なのかもしれないが。


そんな中ようやく釣れたのは15cmくらいのイワナ。開けた渓相のせいでラインを出して釣っていると、久々の魚だけど引き味はほとんど伝わらないまま上がってきた。もう少しいい魚を釣って終わりたいところ。すると白泡に叩き込んだフライが泡の切れ目に差し掛かったときにようやくまともな手応えの魚が。


23、4cmほどとまずまずのイワナ。贅沢は言わないのでこういう魚がもう1、2匹釣れてくれれば十分満足できるのだが。さすがにお腹が減ってきたのであと1匹釣ったら上がろうと思っているとすぐに次の魚がヒット!20cmくらいのイワナだったけど残念ながらバラシ。


もうしばらく釣り上がると大きな堰堤に行き着いてここで終了とした。車に戻ってお菓子を食べてエネルギー補給し、もう少し頑張ってみようと枝沢へ。こちらは木が被っていて釣りにくいけどその分涼しい。ロッドを7フィートから6フィートに持ち替えて、フライは同じ12番のドライフライでやってみる。


すると時折走る魚影が見えるので魚はいるみたいだけどいかんせん水が少なすぎ。何とか18cmくらいのイワナを釣り上げ、こちらも堰堤にたどり着いたところで切り上げた。


この日も山形市の最高気温は38℃の予報。午後からは釣りは諦めて木陰で休憩。当初の予定ではここから庄内、最上と回っていくつもりだったけど、こんな天気ではとてもそんな気になれない。何より車中泊が厳しすぎる。


ということで早いけどもう帰ることにして、明日の朝帰り道の大樽川だけ覗いていこうと米沢まで移動。やはり素面では眠れそうにないので途中で酎ハイを仕込んで宿営場所へ。相変わらず蒸し風呂状態の車内、酔いに任せてさっさと寝ることにしよう。