2023年8月1日火曜日

ジョードプルからグジャラート州のパタンへ〜北インド周遊旅行2023(15日目)

 2023年7月25日(火)、今日はいよいよグジャラート州入りの予定。

5時発の列車でパタン(Patan)という町まで行く。なので3時半に目覚ましを掛けて起床、4時前にホテルをチェックアウトして出発した。Golden Dreams G.H.、インドでは珍しくバスタオルのサービスもありなかなかよかった。アゴダで1泊403ルピー。


起きたときは結構な雨が降っていたのだが、幸い出発する頃にはほぼ止んでくれた。駅までは1kmちょっと、50ルピーならオートリキシャで行こうかと思ったけど、80ルピーまでしか下がらなかったので歩くことに。まだ暗い夜道を野良犬に吠え立てられながら歩いた。


4:10ジョードプル・ジャンクション駅に到着。さすがに駅前はこの時間でもお店が営業しており、チャイ(10ルピー)を飲んで一服。


既に到着している列車に乗り込んだ。ガラガラのまま5分遅れの5:05ジョードプルを出発。


パタンまではSLクラスで230ルピーに手数料が加算されて258.37ルピー。


昨日の夕方買っておいたポテトチップを朝食代わりに食べる。いろいろ物色したけど他に食べたいものが見つからなかったのだ。こちらは手作り感満載の厚切りのポテトチップ、100g30ルピー。


15分遅れの11:15パタンに到着。ここは駅舎も低いし駅前に高い建物もないので何となく見晴らしがいい。第一印象は非常にグッド。早速歩き始めるも、すぐにチャイの屋台で一服。


ここは小さめのグラスで8ルピーだった。グジャラート語なのだろうか、これまでのヒンディー文字とは違った文字の看板が並ぶ。目を付けていたホテルも英語の看板は出ていなかったが、雰囲気で階段を登っていくとやはりレセプションがあった。Sabar G.H.というホテル。


聞いてみると冴えないダブルルームが500ルピー。英語は数字くらいしか通じない中粘って400ルピーに値切れたが、私が外国人と分かると先に飯を食ってこいと言うような素振り。何かしら準備があるのかと思い、ちょうどお昼時でもあるのでとりあえず昼食にする。


ホテルの近くにターリの絵が書かれた看板の店があったので入ってみる。出てきたのはなかなか豪華なターリ。驚いたのはダルが甘いこと。それもお汁粉のような甘さ。グジャラート料理は甘いと聞いたことがあったけど、まさかこんなに甘いとは。


でもそれ以外は普通においしいベジターリ。最後は他の客を真似てご飯に甘いダルをぶっかけて食べた。塩味のラッシーも付いて70ルピーはかなりお得。ここは大当たりだった。

さて、ホテルに戻ってみると受付が交代していてさっきの部屋が600ルピーになっている。ディスカウントも不可。どうやらさっきの受付の人はシフトチェンジ間際に外国人の宿泊手続きをするのがいやだったんだろう。600ルピー払うような部屋ではないので他を当たってみることに。


ホテルが固まっていそうな駅の反対側にあるバスターミナル周辺を攻めてみたものの、この辺りは高そうなホテルばかり。駅正面側に戻り、こちらも英語の看板はないRangoli G.H.に行ってみると、広いけど場末感漂ううらぶれた雰囲気の部屋が400ルピー。


ただ外国人とわかると急に600ルピーに値上がり。何か煩雑な手続きでもあるんだろうか?そこを何とか500ルピーにしてもらってやっと落ち着くことができた。


少し休憩して町の散策に出掛ける。駅の裏側、バスターミナル周辺はバイパスが通り、交通量が多くて埃っぽい、あまり好きではない雰囲気。それに対して駅正面側は道の両側にズラーッと露店が並んだ好きな雰囲気。外国人が珍しいのかいろんなところから声が掛かった。


しばし歩き回った後、疲れたので今日のところは部屋に戻ろう。帰りにサトウキビジュースの屋台に寄ると、


ここは氷を使わないのでぬるいけどやっぱりおいしい。お金を払おうとすると、何とあなたはインドのお客さんだからお金はいいと受け取って貰えなかった。ありがとうございます!


水浴びと洗濯を済ませてしばらく休憩した後、夕食は先ほど見つけたムスリム系の食堂へ。Olampiya Restaurantというお店。英語のメニューがないので無難なチキンを注文。すると期待通りの濃厚なチキンカレーが出てきた。


食べているとバターミルクはいるかと聞かれたので頼むと、お昼と同じラッシーのようなものが出てきた。後で調べてみると、グジャラート料理に付き物のチャースという飲み物らしい。味はさっぱりした薄めのラッシーという感じ。値段は思ったより高めの130ルピーだったけど、満足度は高い。


パタンの町はこの時間、涼しいからだろうか昼間以上の賑わい。歩道に椅子を出してチャイやアイスクリームを楽しんでいる。私もチャイを飲んで帰路に就いた。そこは15ルピーとやや高めだったが。。。パタンは居心地がいいのでもう1泊してみることにしよう。