2023年8月1日(火)、今日はここラージコートからジュナガールという町まで移動する。
この日は月初ということもあり、5時半頃目が覚めると資産の集計などをしつつ、そろそろ町が動き出しそうな7時過ぎに朝食に出掛けた。今日はホテルの真下にある軽食屋が営業していたのでそこに入ってみた。色々あるみたいだが、表で焼いているバジラロトラとサブジを注文。この店は各テーブルに漬物と青唐辛子の素揚げがたっぷり置いてありそれらは食べ放題。プレーンヨーグルトも付いた。
バジラロトラは中身の詰まったパンで、チャパティよりも硬めでクッキーに近い食感。見た目よりも腹にたまる感じ。サブジは汁気がないほぼポテトサラダのようなカレー。この組み合わせはよかった。今回は大当たり。55ルピーと思ったより高かったけど。
その隣のいつものチャイ屋で食後のチャイを飲む。今日は別の人が担当していたので改めて聞いてみると、ここもカルダモンを入れているとのこと。独特のコクはカルダモンとともに、大鍋でじっくり煮込んでいるのが効いているのかもしれない。
ホテルに戻って7時半にチェックアウトして出発。ラージコートは町自体はあまり面白みはなかったけど、ホテルが安くて快適だったし、おいしい食べ物屋も多かったので居心地はよかった。もう少し滞在したいところだけど、後の日程を考えるとそうもいかなくなったのが残念。
すぐ裏にあるバスターミナルへ。ジュナガール行きは程なくやって来て8:00ラージコートを出発。ジュナガールまではオーディナリーバスで116ルピーだった。
途中土砂降りの雨に見舞われつつも順調に進み、10:30ジュナガールに到着。バスターミナル手前の町の中心っぽいロータリーで降りた。
ジュナガール、残念ながら雨で道路はドロドロだけど、ゴチャゴチャした猥雑な感じは好きな雰囲気。早速ホテル探しに掛かる。最初に目に付いたRai Guest Houseは残念ながら外国人不可。
次に行こうとすると再び土砂降りの雨。しばらく軒下に退避したが、止みそうにないのですぐ近くにあったHotel Anandに行ってみる。
ここは古びてはいるけどわりとまともなホテルで、広めのダブルが600ルピー+税12%で670ルピー。予算オーバーだけど、雨の中他を当たるのも面倒なのでここに決定。さすがにこの価格だけあってシャンプー・石鹸にバスタオルも付いて、ぬるいけどお湯も出た。
落ち着いたところで改めてGoogle mapで確認すると、すぐ向かい側に外国人が泊まれるかは不明だけどCity Hotel and Dormitryというのがあった。そっちも確認すればよかったかな。まあ1泊なのでいいけど。
お昼時なのでまずは昼食へ。ジュナガールは一見してムスリム色が強い町。賑わっていた細い路地に入ってみるとそこは肉屋がひしめく通りだった。
マトンを売るこんな露店がズラーッと並ぶ。
その近くにあった、店先に大鍋が並ぶビリヤニ屋っぽい店に入った。チキンビリヤニ100ルピーを注文。
ここのは米にグラディエーションが付いた本格的なビリヤニだった。何故か緑色に着色された米も混じっているが。油少なめのパラパラ系でなかなかおいしかったが、マリネされた鶏肉の周りのグレービーが濃すぎて、そのせいで全体的に味が濃いめ。もう少し白いご飯の分量が多いとよかったのだけど。
その後は町歩き。とりあえずウパルコット・フォート(Uparkot Fort)という史跡を目指して旧市街のメインストリートっぽい道を東に進む。これはその通りの入口にあるChitta Khana Masjidというモスク。
ここからは細い道の両側に古い建物がひしめく味のある通りが続く。
右手に門が見えたので行ってみた。
門の向こうにもう一つ門が見える。
入ってみると下手にはかっこいい時計塔。
その向かい側にはこれまた味のある大きな建物。
軽食屋の屋台。
戻ってさらに進むと突き当りにウパルコット・フォートがあった。
しかし残念ながら工事中で入れず。
写真を撮りたいというと一応中に入って撮られてくれた。オープンは2ヶ月後とのこと。本当か?
今度はマハバット・マクバラー・パレス(Mahabar Maqbara Palace)に行ってみる。
こちらにも別の時計塔が。
しかし残念ながらここも鍵がかかっていて中には入れず。
それ程古いものではなさそうだけど、緻密な作りは外から見ても圧巻。
その隣にあるのはもう少し新しめのジャマー・マスジット。
さらに隣に廃墟のような古い建物が。
それらがこんな感じでズラーッと並んでいる。
中心部のモスクに戻ってきた。結局要所要所は入れなかったけど、ジュナガールは古い町の雰囲気がよく残っていて歩き応えがあった。
チャイ(10ルピー)を飲んで今日のところは終了。部屋に戻ってお湯浴び(この日は結構涼しかったのでお湯があって助かった)と洗濯を済ませ、19時過ぎに夕食へ。
ここのターリも実にうまかった。3種類のサブジの味のバランスがよく、甘いダルと甘酸っぱいスープもよかった。三角のローティも香ばしくて最高。これで100ルピーは、コスパでは昨日のAnnaproonaにかなわないけど納得の値段。グジャラート料理でも、カティヤワディ料理は日本人に合うのかも。