2023年9月14日木曜日

以東小屋から大朝日岳を経て竜門小屋へ~朝日連峰縦走記2023年8月(2日目)

 2023年8月30日(水)、この日は朝日連峰の以東小屋で朝を迎えた。

当たり前だけど避難小屋は結露もないし虫もあんまりいないし快適。朝の気温は21℃ほどで、イスカのエア150を掛布団モードで使ってちょうどいい感じだった。


ただ、明るくなるまでゆっくり寝ていたかったけど同宿者が4時前からゴソゴソ準備を始めて目が覚めてしまい、私も4時過ぎには起きることに。これだから小屋泊りは嫌なんだけど、この時期はできるだけ朝の涼しいうちに行動したほうがいいので私もさっさと出発しよう。


この日の朝食はインスタントの塩ラーメン。


準備を整えて5:32以東小屋を出発。この時間でもすでに同宿者も管理人も出発していて私が一番最後。まずは以東岳に登り返す。


5:36山頂。今日は大朝日岳に登って大朝日小屋に泊る予定だったけど、余裕があれば明日の行程を考えて手前の竜門小屋に戻って泊りたいと思っている。


たぶん真ん中一番奥の尖った山が大朝日岳だろう。


昨日歩いた道を戻る。


早朝の気持ちいい縦走路。


どんどん進んでいく。


以東岳方面を振り返る。


7:10狐穴小屋に到着。


ここで水を補給しておく。


狐穴小屋と以東岳。


尾根の東側からは早くもガスが上がってきている。


あのピークが寒江山か。


この時はまだ結構花が残っていた。


7:58寒江山。


これから歩く稜線上は登ってくるガスと風のせめぎ合い。


8時半でもう30℃を超えた!


竜門小屋が見えてきた。


8:46竜門小屋着。この分だと午前中には大朝日小屋に着いてしまいそうなので、やっぱり今日はここに泊ることにして、荷物をデポして大朝日岳を目指すことに。


事前情報通り水が枯れているので、敢えてここに泊る人は少なそうだし。


ということでここからはほぼ空身で大朝日岳を目指す。


ガスってきて大朝日岳は望めず。


10:00西朝日岳。


せっかくの尾根道だけど半分雲の中。


なかなか休憩場所が見当たらない中、10:21低木の木陰で休憩にする。


安くてハイカロリーなバナナチップでエネルギー補給。


中岳をトラバース気味に越えると、


大朝日岳が!


タイミングよくガスが晴れてきた。


11:17大朝日小屋。スルーしてとりあえず大朝日岳に登っておく。


11:27大朝日岳登頂!


ただ残念ながらガスって周りの展望はなし。


歩いてきた北側の主稜線だけが見える。


大朝日小屋に戻ってきた。すでに人の気配が濃厚。やっぱり竜門小屋泊まりで正解っぽい。


ここから竜門小屋方面に少し戻ったところに水場への分岐点がある。以東岳方面から来て大朝日小屋に泊る場合は先に汲んでおいたほうがよさそう。


金玉水。冷たくておいしい!頭から浴びておいた。竜門小屋には水がないのでここで目一杯チャージ。あと西朝日岳、中岳、竜門岳という3つのピーク越えがあるけどこれで今日の任務はほぼ完了。


西朝日岳手前から大朝日岳を振り返る。相変わらずガスが多いけど、日差しが遮られて涼しいのは助かる。


13:09再び西朝日岳。


尾根の東側はずっとガスの中。


小屋が見えるとホッとする。


14:07竜門小屋に到着。着いてみると昨日の同宿者が熱中症気味で力尽きたと先に投宿していた。ここは携帯の電波は来ているみたいだけど私のドコモ回線のマイネオは繋がらず。


ここも1泊2000円。管理人は居なかったけど、備え付けの封筒に入れて投函しておく。ここはビールが1000円!


ラジオを聴きながら、柿ピーをつまみにコーヒーを飲んで寛ぐ。私は2階建ての1階部分に陣取った。


夕方土砂降りの雨が降ったけど程なく止んでくれた。18時過ぎに日没。結局この日はもう1人来て、竜門小屋の宿泊者は私を含めて3人だった。


この日も夕食にまぜご飯と味噌汁を食べて就寝。明日の山形の最高気温は38℃なんだとか!最後の林道・舗装道路歩きが思いやられる。。。

この日の歩行ルート(ヤマケイオンラインを元に作成)


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