2023年10月24日火曜日

サイクリング用パンツを新調&改造

 自転車で出掛けるときに気になるのがズボンの裾のチェーン汚れ。

普段自転車に乗るときはマジックテープが付いたゴムバンドで裾を絞って乗ったりしているが、いちいち付けたり外したりするのも面倒。あと乗っているうちに外れてなくなったり、家を出るときに付けるのを忘れたりすることも。


なのでほぼ自転車に乗りっぱなしの自転車旅では裾をゴムで絞れるコロンビアのトレッキングパンツを愛用してきた。特に自転車用というわけではなかったと思うけど、お尻の部分の生地が二重になっていたりしてサイクリング用にピッタリだった。

このパンツ、ポケットが多いし、薄いベルトが付属していて別にベルトをする必要もないので気に入っていて、ここ数年の自転車旅には全てこのパンツで出掛けていたほど。


しかしそんなこともあって膝の辺りの色が褪せてきてみすぼらしい外観になってきた。なのでそろそろサイクリング用のパンツを新調することに。ここはミシンを手に入れていることだし、自分で改造することにした。

そうなると特にアウトドア用である必要もなく、素材がナイロンか綿とポリエステルの混紡で乾きが早く、丈夫そうであればいい。ダメになれば買い直してまた改造すればいいだけ。ということでしまむらなど、服の量販店をいくつか回って物色。


コロンビアのパンツはショックコードにコードストッパーが付いていて絞り具合を変えられるのは便利ではあるのだけど、このコードストッパー、胡坐をかいて座ったときなど足に当たって邪魔になることも多かった。

なので取っ払ってしまおうかとも思っていたのだけど、いずれ必要になるときもあるかも、と思ってそのまま使い続けていたのだけど、やっぱり必要ないと判断。自転車用ではきつく絞る必要はなく、チェーンに触れないくらいにゆるく絞っていればいい。


今回買ったのはタルテックスというブランドのパンツ。パシオスという店で見つけたもの。よく知らないけどワークウェアのブランドらしい。まあそんなことはどうでもよくて、重要なのは綿60%、ポリエステル35%、ポリウレタン5%という素材構成。

それとこのパンツ、肌触りがひんやりする接触冷感が売りのパンツみたいで、猛暑が去った10月には1000円もしない値段で投げ売られていたのだった。実際のところここが一番重量なポイントで、以下の能書きは全て後付けの購入理由に過ぎない。


夏用のわりには生地が厚手だし、にもかかわらずやっぱり夏用だからか、ポケットの素材がメッシュなのも気に入った。最近はやりの伸縮性のある生地で、膝の辺りは立体縫製になっていて自転車用によさそう。


ベルトは付いてないけど、もともとゴムが入っている上、紐もあるのでベルトは必要なさそう。何かと便利なカーゴポケットはないけど、右側にファスナー付きのポケットがあるのでカギなどちょっとした貴重品を入れる場所にも困らない。


ということで早速改造に掛かる。裾を一旦解いて内側にゴムを通す穴を開け、縫い直すだけ。後は緩めにゴムを通して完成。チェーン汚れ防止なら右側だけでいいのだが、バランス的に左側もやっておく。巾着袋作りに慣れた今となっては、この程度の作業ならものの30分くらいでできてしまう。


パッと見かっこいいものではないけどそんなの構わない。早速先日これを履いてサイクリングに行ってみたところ、チェーン汚れもなく、かと言ってゴムバンドで縛るような締め付け感もなく非常に快適だった。ただ、普段ピッタリの股下長さのズボンだと、自転車を漕ぐにはちょっと短い感じだった。


改めて見てみると、これまで履いていたコロンビアのパンツは私が普段履いているパンツよりも随分長めだった。とは言え、厳寒期だったら足首が寒そうなくらいで通常期のサイクリングなら問題なし。次回の自転車旅はこれで出掛けることにしよう。


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