2023年12月23日土曜日

ドゥマイからプカンバルへ~インドネシア・東南アジア周遊旅行2024(4日目)

2023年12月16日(土)、 この日はドゥマイのHotel Srikandiというホテルで朝を迎えた。

昨夜は恐怖心を覚えるくらいの猛烈な雨が降って、時おり目が覚めのだが、幸い朝には止んでくれたよう。この部屋は窓がないので時間がわからずだらだら微睡んでいると、気付いたときには既に7:40になっていた。


今日はドゥマイから南に下ったプカンバルというところまで移動する予定なので、慌てて起き出して準備。


8時前にチェックアウトして、バスの時間がわからないので朝食は後回しにしてとりあえずバスターミナルに行くことにした。雨のせいでところどころ道路が冠水している。


長靴を履いて、水に浸かって商売しているおばさん。これくらいは日常茶飯事なのかもしれない。


昨日立ち寄った市場に差し掛かるとさすがにこの時間帯は大賑わい。


このまま素通りするのはもったいないので中に入って見学していく。


港町だけあって鮮魚が充実している。


足元はドロドロベチャベチャだけど楽しい。朝食を出す店もあったけどここは我慢して先を急いだ。


するとベチャと呼ばれるサイドカー型のバイクタクシーに声を掛けられ、交渉の末15000ルピアでバスターミナルまで行ってくれることになった。バスターミナルまでは5km以上あるので20000は覚悟していたのでありがたい。


8時半頃バスターミナルに到着。ドゥマイのバスターミナルはびっくりするくらい閑散としていたが、幸いプカンバル行きのバスの窓口だけは開いていた。ここから午前中に出る長距離バスはプカンバル行きくらいしかないのかもしれない。


無事9時発のチケットをゲット。90000ルピアと結構高い。プカンバル行きは1時間おきくらいに出ている模様。もう少し時間があるのでキャンティーンのようなところで朝食にする。


選択肢はなくて、昨日の朝食べたのと同じようなやつ。昨日食べたときはイモかと思ったけど、どうやらご飯を固めて四角く切ったもののようだった。味はまあまあ、値段は13000ルピアで普通。


バスは5分前の8:55ドゥマイのバスターミナルを出発。4、50人乗れそうな豪華なバスだけど乗客は10人くらいのものだった。恐らく途中で拾っていくんどろうけど。


しばらく市街地を走った後、広々とした2車線の有料道路に突入。交通量が少なくてスイスイ進む。


おかげで思ったよりだいぶ早い12時前にプカンバルのバスターミナルに到着。


ここは市街地からはかなり離れたところにあるが、どうやら公共の路線バスが走っている模様。昼食を食べたいところだけど、いつ出発するかわからないので待っていると12時半頃出発となった。4Bというバス。


しかし車掌に行き先を尋ねられてGoogle mapで適当に町の中心部っぽいところを指すと、他の乗客からそこには行かないので02番のバスに乗り換えるようにと途中のバス停で降ろされる羽目に。


そこで1時間くらい待ってようやくやって来た02番のバスに乗り込み、町の中心部っぽいところにたどり着くことができた。料金は恐らく市内一律で4000ルピア。


しかし後々調べてみると、何も私はGoogle mapで指差したピンポイントの場所に行きたかったわけではもちろんなく、4Bのバスで全然問題なかったのだが。。。プカンバルはリアウ州の州都らしく、ドゥマイとは比べものにならないくらいデカい町。車の量も半端ない。


とりあえず手頃なホテルがありそうな場所を目指して歩いていると、横道に賑やかな一角を発見。14時過ぎ、ようやく昼食にありつけることとなった。


今回のおかずは焼き魚を選択。アジっぽい魚だった。これに2種類のカレーとサンバルをかけてもらい、野菜が付いて12000ルピア。これが朝食より安いのだから不思議。


さて、お腹が満たされたところでホテル探しに掛かる。しかしここでも難航。高すぎたり満室だったりで3軒ほどやり過ごした後、堪りかねてBooking.comをチェックしてみると近場で手頃な値段のホテルがあったので素早く予約。iHomeStayというホテル。


Google mapの位置が間違っていて苦労してたどり着いてみると、システムがダウンしているので予約が確認できず、一旦正規料金を現金で払えとか言ってくる。月曜以降に返金するとか言うけど、そんなの絶対無理なのでゴネていると、とりあえずは泊まらせてくれることになった。当たり前だ。


部屋はエアコン付きダブルのまともな部屋だった。窓なしなのでフロントの料金表では120000ルピアの一番安いスタンダードルームだと思うけど、Booking.comでの支払いは97200ルピア。


何かと疲れることばかりのプカンバル、手早くシャワーと洗濯を済ませて一息つくと町の散策に出掛けた。公営市場っぽいPasar Bawahの辺りに行ってみると、ナイトマーケットが始まりそうな屋台が並んでいたけどそれほど惹かれず。


肝心のPasar Bawahは、恐らくこれがメインの建物だとは思うけど工事中で、奥に仮設でやっている模様。


ミニコンサートもやっていたけど盛り上がりは今ひとつ。


明日は別の市場を当たってみることにしよう。


カフェでコピ(5000ルピア)を飲んでホテルに戻った。19時半頃夕食へ。


近所をブラついてみると、かなり繁盛している焼き物の露店もあったけど、そういうところでは雑に扱われがちなので敢えてそこそこの賑わいの店を選んだ。ここは小ぢんまりとしたサテ・アヤム(焼き鳥)専門の屋台。


サテ・アヤムしかないので注文が簡単なのもいい。出てきたのは串焼きの下に固めて切ったご飯が敷かれ、甘辛いタレがたっぷりかかったもの。ナッツをすり潰したようなこのタレがめちゃくちゃうまい。


下のご飯、これは朝食べたものと同じものだと思うけどやっとわかった、ちまきだったんだ。やはりボリューム的にやや不満だけど、これで16000ルピアは安い。この日も大満足でホテルに戻ったのだった。

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