2023年12月15日(金)、この日はドゥマイのHotel Wisataというホテルで朝を迎えた。
エアコン付きなのはいいけど、27℃設定でも寒すぎて夜中に目が覚めた。エアコンを消して再び眠りに就いたけど、やっぱりエアコンをかけて寝ると体が重くなる気がする。そんなこともあってなかなか起き出せず気が付くと既に7時過ぎ。とりあえず朝食に出掛ける。ホテル近くをブラついて賑わっているお店に入ってみた。普通のおかず屋かと思っていると、席に座るよう促されて出てきたのはこれ。
何だかよくわからないけど里芋の煮物に焼きそばが乗ってカレースープがかかったようなもの。ピリ辛でなかなかうまい。右上の付け添えはポテトサラダを揚げたコロッケみたいなもので香ばしくて激ウマ。ホットティーを付けて25000ルピアと思ったより高かったけど大満足。
食べ終わった7:45頃にはもう店を閉め始めていた。朝食専門店みたい。さて、今日は移動しようかとも思ったけど、ホテルを引っ越してドゥマイでもう1泊することにした。まずはSIMカードを調達に出掛ける。
昨日は17時を過ぎていたためか閉まっていたTelkomselの直営店Grapariに行ってみると、無事開いていて買うことができた。SIMカードが30000ルピアに30日16GBのデータが45000ルピアで75000ルピア(たぶん750円くらい)。
ディバイスのIEMI番号というのが必要だったりと結構煩雑な手続きが必要みたいで、やはり町中の普通の携帯屋で買うのは無理っぽい。その後町の散策がてらホテルを探してみる。
しかし外国人不可だったりと安い部屋はなかなか見つからない。ダメ元で昨日は高い部屋しか空いていなかったHotel Srikandiに行ってみると、今日は一番安いエコノミールームが空いていた。
バス・トイレ別、エアコン無しのツインが80000ルピア。窓なしで蒸し暑く、あまり雰囲気はよくないけど値段に負けてここに決定。ただコンセントが1つしかなくて、扇風機を点けるとスマホの充電ができないのが難点。
昼食は繁盛している近くのおかず屋へ。野菜炒め、厚揚げの煮物、サンバルを付け添えに、メインのチキンカレーは別皿で出してくれた。
ここはおいしい上に12000ルピアと激安で最高だった。開いていたら夕食もここに来よう。それはさておき電源問題解決にマルチタップの延長コードを買うことを思いついて探してみることに。
何軒かお店を回ってみたところ、延長コードはあったけどゴツくて重いし高い。それならと、タコ足配線できる電源タップがあるか聞いてみると無事発見。10000ルピアで買うことができた。
さらにブラついていると待望の生鮮市場を発見!
しかし午後のこの時間、残念ながらもう閉店間際みたいな雰囲気で閑散としていた。
帰りに見つけた路地裏の屋台の喫茶店で休憩。コピ・パナス(ホットコーヒー)を注文した。一見粉を入れてお湯を注ぐインスタントコーヒーに見えたけど、実際は細かく挽いたコーヒー豆に砂糖を入れてあるみたい。
かき混ぜて、カスが沈殿するのをしばらく待ってから飲むことになる。ラオスとかで飲めるネルドリップのコーヒーのような濃厚で芳ばしいコーヒー、うまい。
すると隣のおっさんにタバコを勧められる。断るのも無粋なのでありがたく頂いた。10年ぶりくらいに吸うタバコ。ぎっしり詰まった両切りのタバコだけど吸い口は意外と軽めだった。
さらに別のおっさんがどこからかパパイヤを持ってきて振る舞ってくれた。言葉はほとんど通じないけどこういうおもてなしが心に沁みる。一遍にインドネシアが好きになった。コーヒー代5000ルピアを払って喫茶屋台を後にした。
ホテルに戻って水浴び。ここはシャワーはなくて小さい浴槽のようなものに水が貯めてあるマンディスタイル。ただその水はかなり淀んでいるので蛇口を捻ってみると意外にも熱いお湯がジャブジャブ出てきた。しかししばらくするとぬるくなり、やがて茶色い水に変わった。今日は洗濯は止めておこう。
さっき買ってきた三ツ口の電源タップ。上下の2口は根本まで差し込むと通電しないようなので寸止め。これで扇風機を浴びつつ、音楽を聴きながらのんびり過ごした。