2023年12月22日(金)、パレンバン2泊目の朝、泊まっているMess ATはインドネシアにしては厚手の掛け布団があり非常に快適。
昨日とは打って変わって今日はいい天気の様子。7時頃起きてロビーに行き、今日は朝食にナシウドゥク(Nasi Uduk)というのを頼んでみた。調べてみるとナシウドゥクというのはココナッツミルクで炊いたご飯らしい。今回もバイクで買いに行ってくれた。ほの甘いご飯にピリ辛のサンバルがいいアクセントになって非常にうまい。
インドネシアでこれまで食べた朝食ではこれが一番好きかな。さて、ここパレンバンにはいくつかの鉄道路線が走っており、次は鉄道でルブックリンガウというところに行こうと思っていたのだが、見込みが甘かったようだ。
年末に近い休暇シーズンだからか、あるいはいつもそうなのかはわからないが、直近の日程はエコノミーからエグゼクティブまで全て満席。鉄道旅は諦めざるを得なくなってしまったのだった。
そこで行き先をルブックリンガウの先、西海岸にあるブンクルに変更し、昨日町中の旅行会社で聞いてみたところ、ブンクルまでは400000ルピアもするという。恐らくバスではなく乗り合いタクシーの料金だろう。
そんなに払えないので、とりあえずバスターミナルに行ってみるしかなさそう。どのみち夜行移動になりそうなので午後から出発するとして、とりあえず午前中はもう少しパレンバンの町をぶらついてみることに。賑やかなPasar 16の前を通り、
今日もアンペラ橋を渡って川の南側のエリアへ。
Kampung Arabという、かつてアラブから移住してきた人たちが住むエリアに行ってみる。
着いてみると石畳で舗装された路地にいくつかの大きな家が並んでおり、それぞれにインドネシア語、アラビア語、英語で説明書きの看板が立っている。上の写真の白い帽子の男性に話しかけられたが、確かにアラブ系の人っぽかった。
ただ普通のインドネシアの町並みとは違う気はするものの、どことなく生活感が希薄でそれほど面白いものではなかった。
細い路地を歩いてムシ川沿いまで行ってみる。
ムシ川ではチャイニーズフィッシングネットで漁をしている人の姿が。
ひとしきりぶらついて、そろそろ戻ることにする。
帰りはムシ川沿いを歩いた。
こちらは川に浸かって投網で漁をしている人たち。
アンペラ橋を望む。
釣りをしている人もたくさんいたが、釣れているところを見ることはできなかった。
昨日と同じ、アンペラ橋に登る階段の下の茶店でコーヒー休憩。コピ5000ルピア。
ホテルに戻って荷物をまとめ、12時前にチェックアウト。料金は朝食代を別に請求されることもなく、1泊110000ルピアで220000ルピア。Mess ATはスタッフの若者が親切で非常に居心地が良かった。できればもう何泊かしたいところだが、そうもいかないのが辛いところ。
ホテルを出ると一先ず昼食にする。路地裏のおかず屋に入ってみた。メインはガイヤーンのような鶏の炭火焼きみたいなものを選んだ。
ここは2種類のサンバルがお椀で出てきた。特に右奥のサンバルはさっぱりした甘酸っぱさのマンゴーチャツネで非常に美味。と言ってもそのチャツネも含め、鶏肉、スープ全てが激辛で、ヒーヒー言いながら食べることになったのだが。値段は15000ルピアと普通。
パレンバンのバスターミナルTerminal Karya Jayaはアンペラから12、3kmほども離れている。Google mapの経路案内ではLRTで行けそうなので駅に行ってみると、Karya Jayaには行かないらしく、駅の下に降りて黄色い車を拾え、とのことだった。
駅の下のロータリーでしばらく待っていると黄色い乗り合いタクシーがやって来た。Karya Jayaまで行くというので乗り込む。
30分ほど走って13:15Terminal Karya Jaya前に到着。相場はわからないが、50000ルピアと言ってきたので30000に値切って手を打った。それでも高いような気がするが。。。ターミナルに着いてみると、そこは廃墟のように閑散としていて焦ったが、
ほんの一角だけで細々と営業していて一応現役のよう。ブンクル行きがなければ、とりあえずどこでもバスがあるところに行こうと思っていたのだが、無事ブンクル行きが見つかった。15時発でブンクルまでは180000ルピア。高いけどまあ想定内。
いつものように15時になってもバスはやって来ず、15時半くらいになったところでまたバイクに乗るよう促され、ターミナル外の道路に連れて行かれた。そこで待つことさらに30分、15:55ようやくバスがやって来て乗り込むことができた。