2023年12月21日木曜日

マラッカ海峡を渡ってインドネシアのドゥマイへ~インドネシア・東南アジア周遊旅行2024(2日目)

 2023年12月14日(木)、この日はマラッカのJoka Joka GHというホテルで朝を迎えた。

使い慣れないエアコンをかけて寝ると案の定寒くて目が覚めた。夜中にエアコンを消して再び就寝。今日はフェリーでインドネシアのドゥマイに行く予定。


ネット情報でフェリーは10時発というのがあったので6時頃起きて7時半にホテルをチェックアウトして出発。フェリーターミナルに向かう。途中開いている食堂があったので朝食にする。


出来合いのナシゴレンに目玉焼きとサンバルを付けた。おいしかったけど、3リンギットくらいかと思っていると5リンギットもした。その後フェリーのチケット代理店っぽいところがあったので聞いてみると、今日木曜日は14:30発の便しかないという。


どう考えてもまだ早すぎるので、一旦ホテルに戻ることにした。チェックアウトしたけど、ホテルに戻って聞いてみると再びデポジットの50リンギットを払って部屋を使わせてもらえることになった。ありがたい。その後は出掛けるのも面倒なので部屋で音楽を聴きながら過ごす。


12時前にチェックアウトして昼食へ。Google mapで調べて昨日のTiga Rosの近くにあるRestaurant Selvamという別のインド料理屋に行ってみた。ここはオープンエアのダイニングスペースでTiga Rosより好みの雰囲気。バナナリーフライスというのを注文した。


するとこれはまさに南インドのミールスそのもの。サラダ、ポリヤル、アチャールにご飯にはサンバルをかけてもらう。後で紙コップに入ったラッサム(酸っぱ辛いスープ)とモール(バターミルク)も出てきた本格派。これは手食でガシガシ食べるに限る。


食後にテー(ミルクティー)を貰う。インドのチャイの5杯分くらいの分量。全部で9.5リンギットとこれまた思ったよりかなり高かったけど、やはり満足度の高い食事となった。それにしても、マレーシアでは予想以上のスピードでお金が減っていく。


さて、満足したところで朝立ち寄った店で教えてもらったフェリーターミナルに向かう。かっこいい建物のフェリーターミナル。


ドゥマイまでのチケットは色んな手数料27リンギット込で187リンギット(6000円くらい)と思ったよりかなり高い。飛行機のほうが間違いなく安いけど、この海路国境越えは今回の旅の重要なテーマなので仕方ない。


ちなみにドゥマイでのアライバルビザの支払いはこの3通貨のみとのこと。13:45頃から搭乗手続き開始。


乗客はたぶんほとんどインドネシア人で、少数のマレーシア人は優先的に出国手続きされていた。旅行者っぽいのは私と西洋人2人くらいだった。


あまり旅情は掻き立てられないエアコンがガンガンに効いたモダンな船。思ったよりだいぶ小ぶりなフェリーだった。1階がエコノミー、2階がVIPのよう。乗船率は2、3割といったところ。


14:25マラッカを出発。運河を抜けてマラッカ海峡に出ると速度を上げて波しぶきを立てながら進んだ。


そしてちょうど2時間半後、時計を1時間戻して15:55ドゥマイの港に到着。入国審査の前にアライバルビザを貰う必要があるのだが、カウンターに行くとそこでは何の手続きもなくお金を払ってレシートを貰うだけ。


レートとしてはインドネシアルピアで払うのが一番お得そうだけど、当然持ってないので最近全然出番がない米ドルで35ドル払った。今のレートだと5000円くらいだけど、このお金は悪くても1ドル120円くらいのときに両替しているので4000円くらいで済んでいるはず。それにしても高いけど。


そして入国審査は滞在日数や旅行予定を聞かれただけであっさりと30日のビザが貰えた。


手続きを終えて外に出ると既に16時半。暗くなる前にホテルを探さねば。群がってくるバイクタクシーを振り切って、ここからは歩いていく。市街地までは2、3kmほどだ。


オフラインマップを頼りに歩いてまずはATMを見つけて2000000ルピアキャッシング。こういう桁が多い通貨を引き出すのは少し緊張するが、たぶん2万円分くらい。その後ホテル探しに掛かる。初めてのインドネシアだけど、やはり文化的にマレーシアとそれ程違わないんだろう、異郷感はあまりなし。


KFCと言ってもKhanaya Fried Chickenですけど。。。


高かったり満室だったりで4軒ほど回った後たどり着いたHotel Wisataで手を打った。一番安いエアコン付きツインが150000ルピア。できれば100000ルピアくらいが理想だけど、時間が時間なので仕方あるまい。


水シャワーしかない(ずっと出しているとぬるま湯っぽくはなったが)、生きているコンセントがテレビの裏にしかないのが難点だけど、この値段だけあってかなりまともなホテルだった。ただwifiはあるけどパスワードがなくてセキュリティが怪しい上に部屋の中では繋がらない。


やはりSIMカードを買おうと近くの携帯屋を2軒ほど回ってみたものの、日本のスマホでは使えないとのことで断られた。そんなことはないと思うんだけど。。。明日通信会社の直営店を探してみることにしよう。


一旦ホテルに戻ってシャワーと洗濯を済ませて19時頃から夕食へ。ホテルのすぐ近くのおかず屋さんに入った。


煮魚とゴーヤの煮物をかけてもらった。ちょっと食べたりない感じだったけど味はおいしかった。13000ルピア。感覚的にはマレーシアの半額くらいかな。


その後隣のスーパーみたいな店でコーヒーミックスを調達。FrescoのKopi susu、たぶんミルクコーヒー。12個セットで11500ルピア、1個10円もしなさそう。


ただ飲んでみるとインスタントコーヒーではなくてコーヒー豆を使っているのかコーヒー豆のカスみたいなものが混じっているのが気になったが。おいしかったのでまあいいけど。。。