2023年12月27日水曜日

ジャンビからパレンバンへ~インドネシア・東南アジア周遊旅行2024(8日目)

2023年12月20日(水)、 ジャンビのHotel Marinaで迎えた2泊目の朝。

昨夜は最初から蚊取り線香を焚いて寝たので快適に過ごすことができた。今日はここジャンビから270kmほど南に下ったパレンバンまで移動する予定。


8時にホテルにピックアップに来てくれることになっている。6時過ぎに起きて準備を整え、あまり時間がないのでコーヒーだけ飲んで迎えを待つことに。先日立ち寄った近くの茶店でカロリーが高そうなコピ・スス(5000ルピア)を飲んだ。


しかしホテルに戻ってロビーで待つも、8時半になっても迎えに来ない。今日の移動も時間が掛かりそうなので時間を無駄にしたくない。プランBでSimpang Kawatまで歩くことに。


Simpang KawatにあるABCという旅行会社で聞いてみると、10時発の便があるという。ここはジャンビからパレンバンまでは180000ルピア。


しかし10時になったからといって時間通りに出発するほど甘くはない。10:40過ぎに迎えに来た車に乗ってようやく出発となった。車はバスではなくて3列シートのミニバン。


乗り込むと水と弁当箱のようなものが配られたので期待したが、中には小さなパンが1つ入っているだけ。もしかすると昼食休憩はないんだろうか?運転手はかなりアグレッシブで、猛烈に追い越ししながら快調に進んでいく。これは意外と早く着くかも、と思ったが甘かった。


14時過ぎに昼食休憩となった。しかしこちらはそれどころではない緊急事態が発生。予備のクレジットカードとして楽天カードを持ってきたつもりが、見当たらないので家に置いてきたのかと思っていたのだが、心当たりのない25万円ほどのカード利用のメールが届いたのだ。


どうやらどこかで落としてしまったらしい。慌てて楽天カードのHPを調べてみると、カードの紛失盗難届はコレクトコールでできるらしいのだが、今どき固定電話なんて、こんなアジアの片田舎ではそうそう見つかるものではない。


そこで試しにブラステルで日本に電話してみると、、、無事繋がった!電波状況が悪くて苦労したものの、カードの停止はできた。不正利用については別途調査が必要とのことだが、これでひとまず安心。15分ほどの通話だったけど、たぶん200円も掛かってないだろう。ということで昼食も食べそこねて再び出発。


パレンバンに近づくと物凄い渋滞でなかなか進まず、中心部のアンペラに着いたのはもう真っ暗な19時過ぎ。270kmほどの距離に8時間半も掛かったのだった。すぐにホテル探しに掛かるもやはり難航。外国人、というかインドネシア語ができないので断られたり、高すぎたりで真っ暗な中をさまよい歩く。


そんな中たどり着いた4軒目のMess ATというところは、英語は全く通じないのだがスマホで翻訳しながら何とか泊まらせてもらえることになった。インドネシアでは珍しいシングルルーム、エアコン付き。


値段は110000ルピアとか130000ルピアとか言っていたが後払いなので詳細は不明。何にしてもこの時間に手頃な値段のホテルが見つかったのは何より。


荷物を置いて、とりあえず夕食に出掛ける。手頃なおかず屋が見当たらないので屋台に入り、困ったときのナシゴレン。


しかしこれは塩っけが強すぎていまいち、15000ルピア。


物足りない気分なので別の屋台に行く。何の屋台かわからなかったが、出てきたのはつみれのスープ。Tekwan Model Ikanというらしい。魚のつみれのよう。もちろん言葉は通じないのだが、インドネシア語で一生懸命説明してくれた。


Gendumというのはタピオカだと言っていた。こちらはセロリの苦みがアクセントになったなかなかの味で10000ルピア。これで満足。部屋に戻ってシャワーと洗濯を済ませ、ようやく長かった1日が終わったのだった。