2024年1月4日木曜日

パダンからブキティンギへ~インドネシア・東南アジア周遊旅行2024(16日目)

 2023年12月28日(木)、パダン2泊目の朝、やはり6時半に運んで来られた朝食に起こされた。

今日の朝食は何だろう、と少し楽しみにしていたのだけど、


昨日と全く同じ、ナシゴレンとコーヒー。ちょっとがっかり。まあそれでもありがたいし、おいしく頂いたのだが。今日はここパダンから90kmほど北のブキティンギまで移動する。できれば午前中のうちに着きたいので7時半にホテルをチェックアウトして出発。


ツーリストバス(ミニバス)はTiga Tigaのすぐ横からも発着しているのだが、高そうなのでバスが出るというBasko Grand Mallという4kmほど離れたショッピングセンターまで歩くことに。


その前に行きがけにも立ち寄った茶店でコピスス。


ここはコピは3000ルピアだったけどコピススは4000ルピア。練乳を使う分高いのか。それでも十分安いけど。


9時頃Basko Grand Mall前に到着。目ざとく見つけられて近寄ってきた客引きに聞いてみると、ブキティンギまで4、50000ルピアと思っていたところ25000ルピアと安かったので言われるままにバスに乗り込んだ。


20人乗りくらいのマイクロバス。しばらく待ったが客が集まらないようで9:15出発。乗客は私を入れて3人。その後も客を集めながらノロノロと進んでは停まり、結局乗客6人ほどで本出発となった。


ブキティンギは標高900mほどに位置する高原の町。暫く進むと山道に入って標高を上げていく。


そして12:35、ブキティンギの手前3kmほどのところで降ろされた。幸い途中降っていた激しい雨は止んでいるので市街地まで歩く。


途中にあった食堂で昼食にする。メインのおかずはアヤムゴレンを選択。


アヤムゴレンも付け添えのおかずもおいしくて大満足。値段も16000ルピアと良心的。


ズンズン歩いて行くと徐々にに観光地的な華やいだ雰囲気が漂ってくる。


馬車がたむろするエリアを過ぎると、


観光客向けの小洒落た屋台がズラーッと並ぶ。


ブキティンギはミナンカバウ文化の中心地でスマトラ島有数の観光地というのは聞いていたけどここまでだったとは。。。


外国人っぽい人はほとんど見かけないけど、インドネシア人観光客がうじゃうじゃ。この年末年始の時期はインドネシアでもやっぱりホリデーシーズンなのかも。これはフォート・デ・コックとキナンタン動物園という観光名所を結ぶ歩道橋。


少々焦りながらホテル探しに掛かる。安そうなところを手当たり次第に当たっていくが、高かったり満室だったりで難航。そんな中ようやく見つけたのがHotel Nirwana。大きめの戸建住宅みたいな平屋のホテル。


バス・トイレ別のツインが120000ルピア。朝食なし、窓なし(廊下側のみ)、wifiもなしで割高だけどこれ以上安くていいところはなさそう。扇風機すらないけど、ブキティンギは涼しいのでまあいいだろう。


コーヒーが飲みたくなったので、雨が降っているけど散歩がてら出掛ける。軽食屋のような店でコピを注文。


今が旬なのか周りはドリアンの露店が目立つ。コピは5000ルピア。


食後のデザートにマンゴーを買っておこうとPasar Bawahという市場に行ってみる。


この時間でもまずまずの賑わい。


脱走を試みるナマズ。


しかしマンゴーは1kg20000ルピアと高いので、今回はサラックという果物を買ってみることに。確か英名はスネークフルーツ。味見させてもらうと食感はちがうけどリンゴに近い甘酸っぱい味でなかなかおいしい。こちらは1kg10000ルピアで500g購入。


ブキティンギは丘の上にある立体的な町で階段が多い。


これは町の中心にあるMasjid Raya Bukittinggiというモスク。


ホテルに戻って水浴びと洗濯を済ませ、19時過ぎに夕食へ。さてどこに行こうかとホテルを出ると、前の道にズラーッと屋台が並んでいるので探し歩くのが面倒になり、その中から選ぶことに。


ただそれほど惹かれるものも見当たらず、オーソドックスなおかず屋の1軒に入った。イカンゴレン(揚げ魚)を選択。


これはアジっぽい魚。作り置きなので冷めてはいるけどどのおかずもおいしく頂いた。観光地価格だからか17000ルピアと少し高めだけど十分許容範囲。


部屋に戻ってデザートのサラックを食べ、満足して眠りに就いたのだった。