2023年12月29日(金)、この日はブキティンギのHotel Nirwanaで朝を迎えた。
高地にあるブキティンギの朝は予想通りかなり冷え込んだが、ツインルームのおかげで毛布が2枚あり助かった。7時頃起きて朝食に出掛ける。この時間でも何かしら食べられるものはあるだろうと、Banto Trade CenterからPasar Bawahと市場が連なるエリアに行ってみる。
すると昨日の午後は閑散としていたPasar Bantoもなかなかの賑わい。
しかし定番のロントンサユールなどはあるけどあまり惹かれず、他にないかとぶらついていて見つけたのが焼きバナナの屋台。焼きバナナでいいかと買ってみることに。
すると出てきたのは平べったく潰したバナナに甘く煮たココナッツか何かを乗せたもの。デザートとしては悪くなさそうだけどこんなものが8000ルピア。かなり期待外れ。
ただ何となくバナナの気分なので、気を取り直して別の店でバナナの天ぷら(4個6000ルピア)を購入し、コピ(5000ルピア)と合わせて改めて朝食としたのだった。
一旦ホテルに戻って身支度を整え、今日はブキティンギでは是非行きたいと思っていたPanorama Ngarai Sianokに行ってみる。ここはインドネシアのグランドキャニオンと呼ばれる渓谷が展望できる観光スポット。
こんな町中でそんな雄大な風景が見られるのかと思っていたけど、
小ぢんまりとした公園の向こうに確かに切り立った渓谷が広がっている。
入場料20000ルピアと安くはない(と言っても190円くらいだけど)、それだけの価値はあった。
奥にある展望台からは、
渓谷内に広がる集落の様子が観察できた。
あと戦時中に日本軍が掘ったジャパントンネルという地下道(防空壕)もあるけど、
こちらは特に惹かれるものはなし。とは言えもう充分満足。
町中の観光スポットとしてはデコック要塞と動物園のセットもあるけどどうでもよくなってパス。明日の移動に備えて3kmほど離れたバスターミナルまでチケットを買いに行くことに。
どうやら年末年始はインドネシアでも旅行シーズンっぽいので、当日では買えない可能性もありそうなのだ。ということで30分ほど歩いてSimpang Raya Aurというところにあるバスターミナルに到着。
無事チケットも買えて今日の任務は全て完了。ちょうどお昼前なので昼食を食べて帰ることにする。
帰り道にあった食堂でアヤムゴレンを選択。
シンプルな盛り付け。うまかったけどこれで17000ルピアは高すぎ。ブキティンギはやはり物価が高い。
Masjid Jamiak Agung Tangah SawahというモスクからPasar Bawahに続くエリアを通ってホテルに戻る。
ブキティンギは日中でも涼しくて、昨日洗った洗濯物がまだ乾いていない。気合で水浴びをこなし、洗濯はパスして午後は部屋で寛いだ。
19時過ぎ、夕食はやはり近場の屋台で済ませようと出掛けたが、一通り見て回った結果結局昨日と同じ、Ampera Barlinというおかず屋に入った。
そして一番惹かれたのはやはりイカンゴレン。ここは副菜も充実していて17000ルピアでも納得感がある。帰ってからデザートに昨日の残りのサラックを食べて床に就いた。