2024年1月20日土曜日

シーサケットからラオスのパクセーへ~インドネシア・東南アジア周遊旅行2024(32日目)

 2024年1月13日(土)、シーサケット2泊目、今日はラオスのパクセーまで行くので5:45頃起きて準備。

まだ薄暗い6:10頃ホテルをチェックアウトして出発した。まずはウボンラーチャターニーに行くためバスターミナルに向った。


ウボンラーチャターニーへは鉄道で行ったほうが安そうだが、ラオス行きのバスはウボン郊外のバスターミナルから出るのでバスで行ったほうが都合がいい。


托鉢するお坊さんの姿も。


6:25シーサケットバスターミナルに到着。シーサケット↔ウボンはバスはなく、ロットゥーで53バーツ。昨日確認したところ6:00から1時間おきに出ているとのことだったが、すぐに乗るように言われて6:30シーサケットのバスターミナル出発となった。


6:50ようやく太陽が顔を出す。


7:30あっという間にウボンラーチャターニーのバスターミナルに到着。


ラオスのパクセーへはここからロットゥーを乗り継いでも行けるはずだが、直行バスがあるので今回はそれで行くことに。9:30発で200バーツ。


時間があるので朝食にする。バスターミナルの飲食コーナーはあまり惹かれないので外に出てみたが、バスターミナル前の道路は人が歩くことなど全く想定されてないようなだだっ広い道路。中央分離帯が低い壁になっていて向こう側に渡ることもできない。


はて困ったなあと思いつつ、感で歩いてみると飲食店がありそうな路地があった。


串焼きや焼きおにぎりもあったけど、今日は揚げサンドイッチ(2個20バーツ)と揚げパン(5バーツ)を買ってみた。バスターミナルに戻ってベンチで食べる。


サンドイッチはツナサンドのようだけど甘めの味付け。揚げパンは中に甘い蜜が入っていてデザートぴったり。


食後はバスターミナル構内でホットコーヒーを買ったが、インスタントで15バーツとやや高め。


バスは9:30ウボンラーチャターニーを出発。大型バスだけど満席。なぜか車内で5バーツずつ徴収された。


国境の町チョーンメックの手前で乗ってきたこの女性、両替商かと思ったらラオスのSIMカードの車内販売。100バーツと言っていたのである程度長くラオスに滞在するなら買ってもよさそう。今回私は数日の予定なのでオフラインで行く。


11:05国境に到着。この国境には何回か来ているが、いつの頃だったかメコン川に橋が架かってから急速に整備され、さっぱりしすぎて面白みがなくなってしまったのだった。


タイ出国手続きは一瞬で完了し、地下道を通ってラオスへ。


たぶんここが国境。90年代終わり頃初めてここに来た時は掘っ立て小屋があって竹の柵で仕切っていたような具合だったのだが。。。


ラオス側に入る。


入国手続はアライバルカードを記入してパスポートと一緒に提出するだけ。15日以内ならビザは不要。


ラオス側にはいくつか露店が出ている。昔はもっと猥雑で、大きな市場があって飲食店も結構あった気がするのだが、妙にすっきりしてしまったラオス側の町ワンタオ。


再びバスに乗り込んで出発を待つ。日本人はあっさり入国できるが国籍によっては煩雑な手続きが必要なのか、かなり待たされて12:25ようやくワンタオを出発した。


この国際バスチケットを買った後で気付いたのだが、以前はウボンからチョーンメックまでの直行便はなく、ピブンマングサハーンというところで乗り換えが必要だったのが、今はウボンからチョーンメックまで行くロットゥーがあった。この待ち時間を考えるとロットゥーで行ったほうが早いかも。


この道沿いから奥に市場が広がっていたのが、今は道路沿いの店以外はなくなっていた。カフェアマゾンが出来ていたけど、そんなのが国境にあってもなあ。。。


途中の景色はタイ東北部と変わらず。


しばらく走ってメコン川を渡るとパクセー市街へ。タイーラオス間はほぼメコン川が国境になっているが、最南部のこの辺りは陸地に国境があり、メコン川はラオス国内を流れている。


13:20パクセー市街のはずれに到着。ここから町中までは5kmちょっと。待ち構えているトゥクトゥクは50000キップ(370〜80円?)とバカ高いのでとりあえず歩くことに。


少し歩いたところでサイドカータイプのトゥクトゥクが停まってくれて、交渉すると30000キップまで下がったので乗り込んだ。それでも高いと思うけど。


ラオスはそもそも車なんて殆ど走ってないのに、無駄に遠くにバスターミナルを作って余計な出費をさせるように仕組んでいるようなフシがあるんだよなあ。


10分ほど走ってパクセーの中心部に到着。パクセーは確か、ヴィエンチャンに次ぐラオス第2の都市だったと思うけど、めちゃくちゃ閑散としているのであった。さすがラオス。


ホテルはまず、路地の突き当たりでセドン川沿いにあるKhaemse GHに行ってみたところ、運良く空室あり。リバービューの戸建てバンガローが150000キップ、母屋にある部屋が130000キップ。


母屋にある部屋を120000キップに値切って決定。エアコンなしだけどダブルベッドとシングルベッドがある広い部屋、ホットシャワー付きでこの値段ならかなり上等な部類だろう。


すぐ横にはセドン川の流れ。今はもう結構暑い季節になりつつあるけど、川風が涼しくて気持ちいい。


落ち着いたところで遅めの昼食に出掛ける。時間が中途半端なので軽めに。ラオスと言えば個人的にはバゲットサンド、カオチー。町によっては朝しか売ってなかったりするけど、パクセーには1日中あるのがうれしい。


ラオスキップはかなり暴落しているみたいだけど、インフレも酷くてカオチー1個20000キップ。前回ラオスに行ったときの記録を見ると1個10000キップくらいなので、3年ちょっとで倍になっている。まあ円建てだと10〜20%アップくらいのものだけど。


近くのカフェでホットコーヒーと一緒に食べた。同じ練乳入りのコーヒーでも、豆で淹れているラオスのコーヒーはコクがあってうまい。ただこっちも15000キップと思いの外高かったが。


パクセーに来るのはかれこれ10年ぶりくらいだけど、ぶらぶら歩いていると何となく町の位置関係を思い出してきた。しかしこんな立派な建物あったっけ?


中はきれいめの店が並ぶ。パクセーのオールドマーケットが改装したみたい。


あまり面白くないのですぐに通り抜けて外に出た。


こちらは生鮮食品などもある市場だけどこの時間帯はパッとせず。


パクセーの名刹ワットルアン。


門の横のピンクの花が鮮やか。中身にはもう興味なし。


メコン川に流れ込むセドン川。さて、今日はこのくらいにしてホテルに戻る。シャワーと洗濯を済ませ、コーヒーを飲みながらブログの更新などをこなして18時半頃夕食へ。


あまり選択肢がなく、昼間訪れたオールドマーケットに行ってみた。


そこの串焼き屋でタムマークフン(ソムタム)、鶏と豚の串焼き1本ずつにカオニャウを購入。全部で45000キップ。そしてラオスと言えばビアラオ。


タイのビールは高い割においしくないのであまり飲む気はしないが、ビアラオはフィリピンのサンミゲルとともに私が最も好きなビール。ラオスのコンビニ、フレンドシップマートで買って帰った。1本21000キップ。


ちょっと量が多すぎたけど充実した夕食となった。やっぱりビアラオはフルーティーでうまい。総額500円近く掛かったけど、滅多に来られないラオス、これくらいの贅沢ならたまにはいいだろう。