2024年1月16日(火)、この日はラオス南部、ベトナム国境に近いターオイという町で朝を迎えた。
6時過ぎに目が覚めたので、起き出して後回しにしていたブログの旅日記を作成していたところ、完成間近でちょっと修正しようと戻るボタンを押すと全部消えてしまってテンションダダ下がり。気を取り直して7時前に朝食に出掛ける。標高が高いこの辺り、半袖では寒すぎるのでウィンドシャツを羽織って出掛けた。
しかし市場はまだ準備中といった感じ。ここもまだ準備中だったけど売ってくれた。
揚げパン1個1000キップを6個購入。部屋に戻ってコーヒーと一緒に食べようと思っていたところ、戻って見るとまさかの停電中。こうなるとお湯も沸かせない、wifiも切断、スマホの充電も不可。
何とも散々な朝となった。朝食後改めてバスの時間を確認しに市場に向った。
一応この辺りがバス停になっている。停まっているソンテウはサーラワン行き。サムオーアイへは11時に便があるとのことだった。
ホテルに戻って念の為早めの9時半頃ホテルをチェックアウトして市場前で待機。
今日は休みなのか、あるいは昨日がたまたま定期市の日だったのか、奥のスペースは閑散としていた。まだ来そうにないので向かいの食堂でコーヒーにする。
甘いけどコクがあるラオスコーヒー。ただここのはぬるすぎてイマイチ。値段は5000キップと安かった。しかし11時になってもバスやソンテウは来ず。聞き違えだったのか。。。
12時前になったところで向かいの店の人に改めて聞いてみると、サムオーアイ行きは16時の1本しかないという。昨日ここまで乗ってきたバスだ。1泊無駄にしてしまったが、今日のところはそれでサムオーアイまで行くしかなさそう。
さっきコーヒーを飲んだ店で昼食にする。他の人が食べていた汁そばを注文。普通のクイッティヤオ(ビーフン)。ただ山盛りのハーブと野菜が付くのと、麺の盛りが多いので食べ応えがある。タイよりも中国雲南省に近い盛り。値段は35000キップと高め。
さて、16時まであと4時間もある。ホテルに戻ってレセプションエリアに居させてもらおうと聞いてみると、16時まで部屋を使わせてくれることになった。ありがたい。
15時半頃ホテルを出て再び市場前で待機。すると16時過ぎにバスがやって来た。
昨日とは違うバスだけどサムオーアイ行きだとのことで乗り込んだ。
16:30ターオイを出発。ターオイからサムオーアイまでは54kmとの表示があったが運賃は70000キップも取られた。サーラワンからサムオーアイまでは110000キップなので途中で乗り継ぐと随分損することになる。
この辺りは高床式の住居が多い。
やがて日が沈んで暗くなってきた18:08サムオーアイに到着。ホテルはバスが停まった市場のようなところの向かい側Mino GHに行ってみたところ、ツインが100000キップとのことで即決。この値段でホットシャワー付き。ラオスの田舎はハイグレードで安いホテルがあるので非常に助かる。
しかし、早速シャワーを浴び始めたところ肝心な時にまた停電。真っ暗になった上、やがてお湯は冷水に。とは言え途中で止めるわけにはいかないので最後は冷水で洗い流して手探りでバスルームから出てヘッドライトを探す。
一体何の修行をさせられているのかと悪態をつきたくなるが、ここはラオスの山奥。嫌なら来なければいいだけの話なので受け入れるしかない。そんなことを考えながらヘッドライトの明かりで手早く洗濯を済ませて夕食に出掛ける。
しかしまだ19時過ぎだというのにさっきまで開いていた店も大方閉まっており焦ったが、まだ明かりがついている店を覗いてみると「残りもので良ければ、、、」みたいな雰囲気でこんなのを出してくれたのだった。
鶏の煮物に砂肝と菜っ葉の炒め物。それに目玉焼きも付けてくれた。最悪夕食を食べ損ねるかと覚悟しかけていたところだっただけに非常にありがたい食事となった。値段も35000キップと良心的。何かと思うようには運ばないラオスだけど、何だかんだで何とかなるのもまたラオス。