2024年1月24日水曜日

サムオーアイからラライ国境を越えてベトナムのドンハへ~インドネシア・東南アジア周遊旅行2024(36日目)

 2024年1月17日(水)、この日はラオス南部、ラライ国境手前のサムオーアイという町で朝を迎えた。

6時半頃起床、7時前に朝食に出掛けた。


昨日バスを降りた市場っぽいところに行ってみたが、


一応店は営業しているものの、


朝食が買えるような店は見当たらず。


関係ないけど子豚がかわいい。思わずブタってペットとして飼えるのか調べてみると、今はあまり大きくならないマイクロブタという種類が人気らしい。それはともかく朝食は先客の姿があったホテルの向かい側のお店に入った。どうやらクイッティヤオの店らしい。注文すると出てきたのは、


朝から骨付き豚肉がどっさり入ったクイッティヤオ。もう少し軽めに済ませたかったところだが、うまかったしまあいいか。値段は30000キップ。


さて、今日はここからラライ国境(La Lay Border)を越えてベトナムに行くのだが、昨夜ホテルの人に確認したところ国境に行くバスなどはないとのこと。


それなら車を手配することはできるか聞いてみたところ、家族か親戚か友達かは知らないけどイミグレーションの職員が通勤がてら連れて行ってくれることになった。


これは非常にありがたい。国境までは10km強なので最悪歩いていこうかと思っていたので助かった。8時出発とのことだったが、準備を終えて表に出ると7:52すぐに出発となった。


山に向かって進んでいく。


8:03あっという間にイミグレーションに到着。幾ばくかお金を払おうと思ったけど受け取ってくれなかった。ありがとうございました!


先客もなく出国手続きもあっという間に完了。


のどかなラオスのラライチェックポイント。


これがラオス側国境施設の全容。


ただベトナム側のイミグレーションはここから3kmほど先にあるので歩いていく。


味のある橋。


細い木の枝を敷き詰めて橋にしている。同じようなのをどこかで見た記憶があるが、あれはラオスだったかミャンマーだったか。


ここはまだラオス。


ローカルバックパッカーに遭遇。


この人はベトナム行きではなくこの辺りの村人らしい。


最後は一応舗装道路だとは思うけどボロボロに崩れて砂埃が半端ない坂道を登っていく。


すると通りがかりのバイクの人が乗せていってくれるという。これまたありがたい。


恐らく実際の国境線になっているであろう峠を越え、坂を下って見えてきたのは立派なベトナムの国境施設。


助かりました。ありがとうございます!


8:48ベトナムのイミグレーションに到着。国力の違いをまざまざと見せつけるベトナムの国境施設。


巨大な液晶スクリーンではベトナムのよさをアピールしているんだろうか。


ベトナム入国も待ち時間なしであっさり完了。入国カードなどの記入もなし。


ただこのラライ国境は昔ながらの宿場町のようなところではなく、新たな物流経路として開発されているような雰囲気。国境独特の怪しげな雰囲気などは全くなし。


おばさんたちが両替のほか、SIMカードの販売もしていた。1ヶ月有効4GBのSIMカードが150000ドンまたは150000キップ(1000円前後)。あまり安くないので買わなかった。


ここからはベトナム中部の町ドンハに行こうと思っているのだが、聞いてみたところ「まあ座って待ってろ」というようなジェスチャー。どうやらドンハに行くバスも通るよう。


時間とともに通過する車も増えて段々と賑やかになってきた。フエ行きやダナン行きのバスをやり過ごした後、ようやくドンハ行きがやって来て乗せてもらえることとなった。


10:40ラライ国境を出発。これらのバスはターオイやサムオーアイも通過してきていると思うけど、途中の町では停まらないので途中乗車は難しそう。唯一国境は確実に停まるので乗ることができるみたい。特に理由がなければパクセーからの直通バスに乗ったほうがよさそう。


ラライ国境からはつづれ織りの道を一気に下っていく。


11:00山を降りたフエ方面とドンハ方面への分岐点辺りで昼食休憩。


ここは大皿料理をみんなでつつくスタイル。そう言えばベトナム人も箸でご飯を食べるんですね。どれもおいしかったが、豚とエビの炒め物の豚肉が特においしかった。会計は不明。


ここからは川沿いを進んでいく。


やがてうとうとしていてふと気づくと辺りはすっかり都会の景色に変わっており、14:03ドンハに到着。乗客の希望のところで降ろしてくれるようで、私は鉄道駅付近まで行ってもらった。料金は昼食代込みみたいで150000ドン。


交通量も疎らな田舎町ドンハ。早速ホテル探しに掛かる。ホテルは沢山あるのだが、どこも予算が合わず、


3軒目のNha Ngni Thien Duongで200000ドンのところ180000ドンに値切れたので決定。たぶん1100円くらい。


まともなダブルルーム。外観からして怪しいとは思ったけど、避妊具完備の連れ込みホテルだった。と言っても特に不都合はないので気にしないでおく。


早速町の散策に出掛ける。車が少なくて好感が持てるドンハ。


これは役所関係の建物みたい。


ベトナムには1週間いる予定なのでSIMカードを買う。前回買ったMobifoneは見当たらず、Viettelというのがあったので聞いてみると、SIMカードが50000ドン、30日有効1日1GBのプランが70000ドン。ちょっと過剰ではあるけどほとんど言葉が通じないのでこれで手を打った。


この辺りが町の中心か。


公園には戦車の残骸が。


そしてやって来たのは巨大なドンハ市場。


この時間はもう終了間際だと思うけどそこそこの賑わい。


この辺りは飲食コーナー。うまそうなもの盛りだくさんだけど、時間が中途半端なのでパス。


場外に生鮮市場。


奥の川沿いには鮮魚市場。


ここは海も川も近いので色々な魚が売られている。


この顔は憧れの魚、アトランティックサーモンだと思うけど、養殖しているのかなあ。。。


好物のマンゴーを買っておく。1kg20000ドンで500g(小型を3個)購入。


さて、ホテルに戻ってシャワーと洗濯をこなす。ベトナム中部のドンハ、日中は暑いけど日が傾いてくると急激に涼しくなる。このホテルは容量の大きい温水器があって熱いお湯がじゃんじゃん出てよかった。


夕食は経済飯的なものが食べたくてさまよい歩いたものの見つからず。結局1時間以上ほっつき歩いて見つけたのは1人客が数人いた屋台。どうやら雑炊の屋台みたい。


夕食としてはちょっと物足りない気分だけど、豪快に鶏肉が入っていてまあまあ食べ応えはあった。おいしかったけど値段は50000ドンと想定よりだいぶ高め。


今夜はマンゴーもあるしまあいいか。今回のマンゴーは甘くてめちゃくちゃうまかった。