2024年1月25日木曜日

ドンハからドンホイへ~インドネシア・東南アジア周遊旅行2024(37日目)

 2024年1月18日(木)、この日はベトナム中部のドンハという町で朝を迎えた。

6時半起床、7時前に朝食に出掛ける。


ドンハの町は今ひとつ掴みどころがなく、好みの食事場所がなかなか見つからない。


今回も散々歩き回ってようやくバインミー(バゲットサンド)を売る店を発見。ここは1個10000ドンと安かった。


部屋に戻ってコピススと一緒に食べる。同じバゲットサンドでもラオスのものとは具が全然違っておもしろい(まあ店に依るんだろうけど)。


さて、今日はここドンハから100kmほど北上してドンホイという町に行こうと思っている。泊まっている場所は鉄道駅の近くなので鉄道で行きたいところだが、ベトナムの鉄道はハノイとホーチミンを起点としているためか中部のこの辺りはどれも出発時刻が中途半端。今回は鉄道での移動は断念してバスで向かうことに。


8:50頃ホテルをチェックアウトして出発。すぐ前の大通り、AH1(アジアンハイウェイ1)にもなっている国道1号線に出て通過するバスを捕まえる作戦に出た。程なく停まってくれたバスはビン行きでドンホイにも行くというので乗り込む。


9:10出発。このバスは寝台バスで、楽なのはいいけど高そうだなあと思っていると100kmほどのところを200000ドンとか言ってきたので途中で降りた。運賃は運転手や車掌の言い値。値段を聞いてから乗らないとマズそう。これだからベトナムは面倒なんだよなあ。


200000ドンのバスをもう1台やり過ごし、150000ドンの言い値を100000ドンに値切れたバスに乗り込んだ。


これも寝台バス。


バスは水田地帯を進んでいく。ちょうど代掻きが行われていて、日本なら春に当たる季節なのだろう。


11:30ドンホイに到着。国道1号線の道端で降ろされた。


Google mapを見る限りドンホイ市街は広範囲に広がっていてどの辺りが中心なのか今いちよくわからないが、鉄道駅が近いのでその辺りで宿を取ることにした。


この時間発着がないためか閑散としたドンホイ駅前。


2軒目に入ったNgni Tro Tu Ngocというところが150000ドン。


久々に場末感漂う宿だが、値段に負けてここに決定。窓はあるけど10cmくらい向こうに別の建物が建っているというパターン。水シャワーのみだけど日中に済ませれば問題ないだろう。こんな宿でも一応wifiはあった。


昼食がてら町の散策に出掛ける。この辺りはおかず屋が並んでいるのがいい。サバっぽい魚の焼き魚を選んだ。


しかしこれはかなり甘めの味付け。ベトナムの食堂ならどこでも置いてある唐辛子入りのタレをかけてようやくおかずらしい味になった。値段は25000ドンと安くて満足。


ドンホイはニャットレ川の河口部に開けた町なのでその辺りに行ってみる。駅からは3kmほど。


延々と歩いてまずはニャットレ川に注ぐ運河に到着。なかなか風情がある景色で、運河沿いの並木はピンクの花が咲いて今が見頃といったところ。


そしてニャットレ川。


ここは竹で編んだタライのような船で漁をするのが名物らしいのだが、残念ながら人が乗って漕いでいる様子は見られず。


カゴにタールか何かを塗って防水にしているみたい。


確かに情緒漂う水辺の景色は悪くないのだが、


きれいに整備されすぎて期待していたほどではなかった。


これはベトナム戦争で破壊された教会跡。


川沿いも生活感が希薄で、上品過ぎてそれ程面白みはなし。


再びてくてく歩いて駅方面に戻った。


駅の近くでGoogle mapには載っていない市場を発見。


この時間帯は閑散としているけど、


個人的には駅周辺のほうが面白みはあるし居心地もいい。この辺りに宿を取って正解だった。部屋に戻って気合で水シャワーを浴び、洗濯を済ませて19時過ぎに夕食へ。


この辺りは下町の雰囲気で夜も賑やか。


気のよさそうなおばさんがやっているおかず屋に入った。こういう店は注文が簡単なので安心できる。鶏の煮物と野菜炒めを選んだのだが、


イカの煮物とかその他諸々山盛りに乗せてくれた。今日は満足度が高い夕食。30000ドン。今日はあまりお金を使わなかったのでビールを買って帰った。


ビアサイゴン、11000ドン(65円くらい)。ビアラオには敵わないけど軽めの呑み口で割と好みの味だった。


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