攻めあぐねる最上川～2024年山形遠征記1（9日目）

 2024年4月16日（火）、長らく続いた好天も終わりを告げ、今日から天気は下り坂。

今日まで持ちそうだった予報が変わり、午後から雨の予報になっている。ということで午前中が勝負。南寄りの風が吹き荒れる生暖かい朝ということもあり、5時半頃には起き出して、朝食を済ませるとすぐに川に向かった。

短時間勝負で移動が面倒なので引き続き最上川本流を狙う。6:45頃から釣り開始。相変わらず抹茶ミルクのような水だが 、昨日ブラック系の大型フライを沈め気味に流して不発だったため、今日はチャートリュースのフライで中層を攻めてみる。

しかしやはり一切反応なし。お昼前には大粒の雨がポツポツと降り始めた。そんな中、最後のポイントの終盤、岸際で大きな魚が跳ねたような気がしたので念の為投げてみると、まさかのヒット！

物凄いトルクでグングン引き込むが、残念ながらスピード感はない。強引に寄せてみると、巨大な真鯉のスレ掛かり。こうなるとコントロールのしようがなく、無理矢理引きずり上げようとするとラインブレイクで終了となったのだった。なかなか攻め手が見つからない最上川。

これで川から上がり、昼食を済ませると今日はお風呂の日なので温泉へ。今回も近場の松山温泉観音湯に向かった。ここは冷泉を加温しているらしいが、無色透明の熱いお湯。今日は平日ということもあって空いていてゆっくりできた。

風呂から上がると雨は時おりポツポツと落ちてくる程度で釣りに支障はないが、もうウェーダーを履く気が起きずに釣りは止め。コーヒーを淹れてラジオを聴きながらのんびり過ごした。

さてこの雨、新しい魚を呼び込むほどではなさそうだけど、これが膠着状態に変化をもたらしてくれることを期待して日向川方面に移動。上の写真は移動途中立ち寄った東平田さくら公園の桜。庄内でももう桜はほぼ終わりだけど、高台にあるここはまだ見頃だった。明日に期待したい。