2024年8月14日水曜日

ラホール2日目~インド・パキスタン旅行2024(5日目)

 2024年8月7日(水)、この日はラホールのa-one Hotelで朝を迎えた。

このホテル、安い割には快適なのだがファンの風量調整ができないのが難点。強風を浴び続けると何だか疲れてくるのだが 、止めると暑くて汗ばんでくる。それでもまあよく眠れて6時半頃起床。7時過ぎに朝食に出掛けた。


ひとしきりぶらついて物色した後、南インドのパロッタのように薄く伸ばした生地を一旦丸めて再び伸ばしたローティを焼いている店にした。


これを2枚にたまご焼きを付けた。ダル的なものも出てくるのかと思いきや出てこず。頼めば出してくれそうだが、とりあえず今回はこれで済ませた。これもパラタというのだろうか、汁気がなくて食べにくかったが香ばしくてなかなかうまかった。160ルピー。


食後のチャイ(50ルピー)を飲んで一旦ホテルに戻る。さて、今日は散策がてらいろんな用事を片付けていく。


まずは次の移動に備えて鉄道のチケットの手配。ここから少しずつ北上していく予定なのだが、次は首都イスラマバードに隣接するラワルピンディに行く。バスでも行けるが、鉄道路線があるなら鉄道で行ってみたい。


ということで近くのラホール・ジャンクション駅方面へ。駅とは別の建物に予約窓口はあった。


入ってみるとガラガラで、拍子抜けするぐらい簡単にチケットが買えた。明後日朝の便に決定。


その後はラホール・ダウンタウンの中心っぽいモールロード方面へ。SIMカードを買っておく。パキスタンではZongという会社が大手みたいだが、途中見つけた町中の窓口では外国人は買えず、やはりヘッドオフィス行くように言われた。


そうしてやって来たのはモールロードのZong Franchiseというお店。ここでも思いの外あっさりと手続き完了。とりあえず30日10GBのプラン1300ルピーにした。ただしすぐには繋がらず、夕方6時以降から使えるようになるとのこと。


そこからモールロードを北西に進んでアナルカリバザール(Anarkali Bazar)方面へ。赤レンガ造りの立派な建物はGPO(中央郵便局)。


その先にあるStandard Chartered Bankで再びキャッシング。ここは確実に引き出せるとのネット情報があった。パキスタンのATMは一度に2万ルピー(約1万円相当)しか引き出せないみたいだし、この先も苦労しそうなので多めに現金を持っておくことにした。


これで今日の任務は完了。後は旧市街のアナルカリバザールをぶらついてみる。


何があるわけでもないけど、大通りを歩くよりも遥かに楽しいバザール歩き。


窯でナンを焼いている職人のおじさん。こういうのが至るところにあって食欲をそそられる。


のどが渇いたので割と繁盛しているジュース屋で休憩。


ザクロジュースだろうか。柑橘系の清涼感はないけどさっぱりした甘さでうまかった、30ルピー。


緑と白のパキスタンカラーのアクセサリーが並ぶ。どうやら8月14日が独立記念日らしく、それに合わせたものなのかも。


ニューアナルカリロードとサーキュラーロードの交差点までやって来た。


ここから更に旧市街の細いバザールを歩いていく。


お昼を回ったところで昼食にする。目に付いたビリヤニ屋に入ってみた。


しかしこれはハズレだった。味は悪くはないけどべったりした何だか中途半端なビリヤニ。散々歩き回ってうまそうな店は山ほどあったというのに、たまたま入った店がハズレとは。。。チキンビリヤニのハーフプレートが150ルピーと安かったのが救い。


そろそろホテル方面に戻ろうか。


帰りもバザールエリアを歩く。


向こうに見えるのはワズィール・ハーンのモスクかな。


後でGoogle mapで見てみると、随分立派なモスクみたい。中に入ってみればよかった。ただ暑くてもうヘロヘロ。気温は今の日本程ではなさそうだけど、湿度が異常に高くて際限なく汗が吹き出してくる。


これも赤レンガ造りの立派な建物だけど、一階はバイク屋とか鋼材屋とかが入って普通に営業してる。


ホテル近くでチャイ(50ルピー)で一服して部屋に戻った。午後はいつものように水浴びと洗濯を済ませて部屋で寛ぐ。Zongが使えるのは18時以降とのことだったが「2、3時間経ったら試してみろ」と言われた通り、16時半頃SIMカードを挿してみると特にセッティングは必要なく無事開通!


19時前に夕食へ。今回は昼間の散策の途中で見つけた近くのノンベジ料理店に行ってみた。数少ない知っている料理からマトンキーマを注文。


これもコクがある中にパクチーが絶妙なアクセントになっていて実に多くうまかった。パキスタンのカレーは骨でスープを取ったりしているんだろうか。明らかに旨みがインドなどのものとは違う気がする。大満足の280ルピーだった。


食後は向かいの茶店でチャイ(50ルピー)。ところが部屋に戻るとアクシデント発生。ポケットに入れておいたはずの鍵がない。部屋の前に落としているかも、と行ってみるがない。慌ててさっきの食堂、そしてチャイ屋に行ってみると、チャイ屋の主人が保管しておいてくれた。


恐らく支払いのとき落としたんだろうけどほんとに助かった。それはそうと、部屋に戻ると俄に体調が悪くなってきた。昼頃から兆候はあったのだが、夜になって急速に悪化。お腹ゴロゴロ胸がムカムカでこれは本格的にヤバいやつ。パキスタン2日目にして早くもグロッキー間違いなし。。。