2024年6月25日(火)、これが今シーズン最後の勝負ということでこの日も3時半に目覚ましを掛け、4時頃から釣り開始。
曇っているので4時でもまだ真っ暗。しかし、気合を入れて釣り下るも反応なし。ここは前回2回バラしたポイントで重点的に釣っているのだが今回は留守のよう。続いて2か所目、昨日の水位変化から今日がベストな水位になると予想していたのだが、思いの外早く減水が進み、この水位ではダメそうなポイント。案の定流れが死んでいて可能性は感じられない。一応2流ししてみたけどここも反応なし。
しかしこの水位ならもしや、と少し上流を見てみると僅かに流れのヨレが出来ているのが見えた。まあいないだろうけど、と思いながらもフライを投げてみると数投目、ぬーっと引っ張るようなアタリが!しかしまた強く合わせてしまいフッキングせず。。。
まだチャンスはあるか、とステップバックして投げ直してみたけどやはりダメ。ここは時間を置いたほうがいいと判断し、一旦車に戻ってゆっくり朝食を済ませ、1時間半くらい後にもう一度やってみたけどダメだった。
諦めて3か所目、先ほどアタったフライには反応がなかったが、念の為この時期使うパイロットフライに戻して2流し目、ちょうど核心部を流している時、足場が悪くて体勢を変えようと1歩動いたときにゴゴンっとアタリ。しかしバランスを崩してまたしてもフッキングせず。
ガクッ、掛けた魚をバラすよりは精神的なダメージは数段小さいものの、最後にやってきたせっかくのチャンスを2回も逃してしまうとは。。。もうこれで帰るつもりだったが、このまま帰ると絶対後悔しそう。時間を置いてもう一度やってみようと時間潰しに可能性の低そうな2級ポイントを回っていく。
朝方掛けそこねたポイントにももう一度入ってみたけどやはりダメ。そうしてお昼前に先ほど掛けそこねたポイントへ。しかし残念ながら反応なし。これで今シーズンは終了か。いや、やっぱりこのままでは帰れない。せっかく魚の居場所を突き止めたのだ、腰は痛いけどもう少しだけ粘ってみようと延長戦を決意。
ただ、ちょうどウェーダーに穴が開いたようでジャブジャブに浸水するようになった。もちろん予備のウェーダーはあるのだが、それを出すのも片付けるのも面倒で、もうそこまでするモチベーションは残っていない。
なので夕方、それと明日の朝マズメのワンチャンスに賭け、昼食後は木陰で大休止。それにしても、、、釣れる時は意外なほどあっさりと釣れてしまうのに、ダメなときは失敗が続く。粘ってみたところでまたミスれば傷が深くなるだけだが、やらなくて後悔するよりはマシだろう。
と、釣れないのを覚悟してまずは夕マヅメ。17時半頃、今日2匹目を掛けそこねたポイントに狙いを絞って向かった。しかし流れを見て唖然。かなり増水しているではないか!この日この辺り村山地方は降ったり晴れたりの不安定な天気だったが、大した雨は降らなかったのでさらに減水が進むものと高をくくっていたのだった。
そうなれば1匹目を掛けそこねたポイントは期待できない。ということでここに来たのだが、山の方では結構降ったのだろうか、少し濁りも入ってかなり増水している。と言っても釣れそうないい水なのだが、このポイントを釣るにはちょっと厳しい。逆に1匹目のポイントがよくなる水位だ。
これは完全に読み違えた。ちゃんと水位を確認してから来るべきだった。手早くこのポイントを探ってみたものの案の定反応なし。ただまだ日没までには時間がある。急いで1匹目のポイントに移動。するとこちらも既に水が多すぎで狙い所がはっきりしない状況。
一応釣ってみたけど岸際でウグイがヒットしただけで終了となった。残念ではあるけれど、状況一変により今朝逃した2匹との再戦も流れてノーゲームになったような気がしてホッとしている自分がいるのも事実。さて、泣いても笑っても明日の朝が最後。川の状態次第だけど、案外ドロ濁りの大増水にでもなってくれればスッキリと山形を後にできるのだが。。。