2025年1月15日水曜日

2025年釣り初め~南房総釣行2025年1月

 ようやく長かった世間一般の年末年始が終わった1月6日の週、それまで安定していた天気が一変。

久々にまとまった雨が降ったと思ったら、翌日からは強い冬型の気圧配置で風速10m越えの爆風予報。この週の釣りは見送ろうかとも思ったけど、翌週からは避寒旅行の予定でしばらく日本を離れるつもり。

ということで今ひとつ気分が乗らないまま2025年1月7日(火)、2025年の初釣りに出かけることにした。向かうのはやっぱりカマス狙いで南房総。結局盛り上がらないまま新年を迎えた今シーズンのカマス、さすがにそろそろ本格シーズン到来を期待したい。


いつものように通勤渋滞が収まるであろう頃を見計らって出発し、お昼過ぎに最初のポイント、カマス港2に到着。そこそこ賑わってはいるが、やっぱりあまり釣れてないのか例年に比べると釣り人の姿は少なめ。まずまずのポジションに入ることができた。


爆風予報なので今回も7番タックルを準備。ただ今のところ思ったほどには酷い風ではなく、右側からの横風でオフショルダーでのキャストを余儀なくされるが釣りにならないほどではなかった。そうして表層から探り始めたが、ノーマルリトリーブでは反応なし。

続いてリトリーブ速度を落とした2サイクル目、タイプ4のカウントダウン20秒でモソっというカマスっぽいアタリが。ただ、結んでいた化繊クラウザーではそれ以上の反応がないのでモフモフストリーマーに結び換えると、、、ついにヒット!


30㎝クラスの良型のカマス。ようやく本格シーズンインか、と期待して投げまくったが反応は薄い。時おりアタリはあるもののなかなかフッキングせず、フライが合ってないのかも、とあれこれ試してみたがやはりモフモフストリーマーが一番よさそう。

ただ、ベストポジションに入ったルアーマンは遠投してコンスタントに掛けているが、私が届く範囲にはほとんど魚はいなさそう。何とかもう1匹追加したが、それまで間欠的だった風が次第にその勢いを増し、キャスティングはともかく、横風に弱い私の肩掛け式ラインバスケットが暴れて釣りにならなくなってきた。


ここはカマス港2が強風で釣りにならないときでも比較的釣りやすい今日の本命カマス港1に移動することに。しかしこれが裏目に出て、やって来たカマス港1はカマス港2とは比べ物にならないくらいの爆風が吹き荒れていた。


一応追い風になるポジションで釣り始めたものの、キャストの度にフライが服や帽子に刺さって全く釣りにならず。バーブレスにしているので大事には至らないものの、これは無理と判断。カマス港2に戻ってももはや手遅れっぽいので、やむなくカマス港3に行ってみることに。


そうしてやって来たカマス港3、こちらも爆風だがカマス港1よりはマシ。一応キャストはできるレベルだが、如何せん今シーズンはまだ1匹たりとも釣れていないカマス港3。風で波立って濁りも入っており、全く釣れる気がしないので早々に心が折れた。

時刻は15時過ぎ、今からならまだ間に合うかもしれない。ということで最後の望みをかけて明日に取っておこうと思っていたタチ港に行ってみることに。そうしてやって来たタチ港、ここは風裏になるのか時おり強風が吹き抜けるものの全然マシなレベル。


夕マヅメのフィーバーを期待して釣り始めた。しかし前回のプチ・カマス祭りは今は昔、周りも全然竿が曲がっておらず、どうやら今はカマスはいない様子。1時間ほど粘ってみたものの反応はなく、暗くなってきた17時前に納竿とした。


明日はさらに風が強まる予報でさすがに釣りは無理そうだが、暗くなってからの長距離運転は避けたいので一応車中泊。幸い気温は高めで自宅よりもむしろ過ごしやすいくらいだが、時おり横風に車を揺らされながらの車中泊となった。

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2日目の2025年1月8日(水)、朝のニュースで神奈川の久里浜と千葉の金谷を結ぶ東京湾フェリーは強風のため朝から運休とのこと。そんな風では無理だろうと、今日はもう帰ろうかと思ったが、せっかく来ているのでもう一度タチ港を覗いてみることに。


するとやはりここは地形的に風裏になるのか、思いのほか穏やかで釣りにはなりそう。と早速準備して釣り始めたが、案の定全く反応なし。一通り探ったところで諦めて帰路に就いた。結局今回もカマス2尾という貧果。やっぱり今シーズンカマスはダメみたい。