冬もたけなわ寒さも厳しくなってきた今日この頃、そろそろ暖房のないわが家で過ごすのはつらくなってきたので日本を脱出することに。
今回の行先はコロナ後真っ先に行きたいと思っていたスリランカ。ただスリランカはそのコロナ禍によって経済が崩壊してデフォルトに陥ったこともあってしばらく様子見していたのだけど、そのせいかビザ代も高くなってますます行きづらくなった。とは言えビザが高いくらいで行きたいところに行かないのももったいない。
次はスリランカに行こうと決めた1年ほど前、ちょうど期間限定でビザ無料のキャンペーンみたいなのをやっていて、もしかしたら延長されるんじゃないかという淡い期待のもと航空券を手配。すると案の定延長されて、いつまでかは不明だけど今のところ無料で入国できることになった!
そんなスリランカ、前回行ったのは会社員時代末期の2017年夏。サラリーマンだけに1週間ちょっとの短い旅だったけど、インド的な雰囲気を持ちながらもインド程の鬱陶しさはなく、タイやラオスと同じ上座仏教の国だけに緩くて柔らかい空気感があってすぐに好きになった。
それより何より料理がおいしいこと!東南アジアと同様ココナッツミルクを多用してほんのり甘さがあるのに加え、モルディブフィッシュというかつお節のようなものを使った旨味のあるカレー。ライス&カリーというと1プレートに何種類かのおかずが盛られて出てくる。
それに仏教国だけに比較的簡単にお酒が飲めるのもありがたい(スリランカでも一般的に飲酒は嫌忌されてはいるみたいだけど)。ちょうど南アジアと東南アジアの中間的な雰囲気で、これでタイみたいに手軽なマッサージがあったらもう最高なのになあ、、、なんて思ったものだった。
そんなわけでようやく実現しそうなスリランカ旅行だけど、じゃあどこか行きたい場所はあるかと言われると特になし。前回は高原地帯を列車で旅し、有名な世界遺産シーギリヤロックにも行った。世界遺産は他にもたくさんあるみたいだけどもういいかな。
いつも通りではあるけど街歩きと市場巡り、それに食べ歩き。スリランカにはマジョリティーのシンハラ人だけではなく、イスラム教徒やタミル人もいるので、ムスリム料理や南インド風のミールスやティファンも堪能できるのではないかと期待。
なので計画と言えるほどのものではないけど、出来るだけ鉄道を利用して何となくセイロン島を1周するようなイメージで行ってみようと思っている。スリランカはそれほど大きな島ではないので持て余しそうではあるけど、4週間弱滞在したのちこれまたいつものように終盤はタイで過ごして帰る予定。
というわけでようやく冷蔵庫のようなわが家を脱出して明日から出発します。旅日記は、何事もなければ例によって1週間遅れで更新していく予定ですが、今回は諸事情によりもしかすると途中で早めに切り上げることになるかもしれません。