2025年2月13日(木)、現在タイ中部マレー半島付け根のラーチャブリーに滞在中。
6時頃目が覚めたのでコーヒーミックスのコーヒーを飲んで暫し寛ぎ、7時頃朝食に出掛けた。カートを引いて托鉢する僧侶。ちょっともらいすぎな気もするけど、もしかすると托鉢に出られない人の分までもらっているのかもしれない。穿った見方をするのは止めておこう。
今日は迷わず昨日の店へ。お粥ではなく昨日他の人が食べていておいしそうだった臓物系スープにしてみた。
以前アユタヤで食べたことがあるやつ。これが結構あっさりしていてうまい。朝食にぴったり。ただ45バーツと思ったより高かったが。
今日はここから220kmほど南下してプラチュアップキリカンという町に移動する。9:51発の列車に乗るつもりなので9時にホテルをチェックアウトして出発。ラーチャブリー駅に向かう。
ラーチャブリーからプラチュアップキリカンまでは3等で40バーツ。
今回はお昼を跨ぐので、ラーチャブリー初日に立ち寄った店でカオマンガイをテイクアウト。丸茹でにされた大きなニワトリから豪快に切り出す。50バーツ。
こちらは完成間近のラーチャブリー駅新庁舎。
この列車はバンコク郊外のトンブリからチュムポンの先のランスアンまで行く普通列車。遅れるんだろうなと思っていたけど、意外にも定刻に到着。
9:51ラーチャブリーを出発。空いていて、午前中日陰になる進行方向右側の窓席を確保。
新しい駅に共通の、バリアフリー対応の線路横断歩道。
11:50タイランド湾に面する高級リゾート地フアヒンに到着。外国人にも人気のようで、ここでたくさんの旅行者が乗ってきた。
お昼を回ったところで昼食にする。
大量のしょうがと青唐辛子の薬味が付いていたので全部ぶっかけた。ピリ辛でおいしいカオマンガイ。スープも付けてくれたけど、列車の中では飲めそうもない。
下り線進行方向右側の席は山の景色。フアヒン以降は海が見えていたので、景色重視なら左側席のほうがいいかも。
そして定刻の13:26今日の目的地プラチュアップキリカンに到着。
プラチュアップキリカンの駅舎。これは古くて味のある駅舎だが、ここも横に高いプラットフォームの新しい駅が造られている。
高い建物がなく、鄙びた空気が漂うプラチュアップキリカンの町。
古い町屋の建物も残っていていい雰囲気。ただ、意外にも欧米人観光客が多い。しかも恐らくリタイア組ばかり。確か地球の歩き方には載ってないし日本人旅行者にはあまり馴染みがないと思うけど、何かで紹介されてホットスポットになっているのかも。
早速ホテル探しに掛かるが、そんなこともあってか最初に行ったYuttichai Hotelという旅社はまさかの満室。次に向かったInthira GHはバストイレ別の狭い物置のような部屋が200バーツ。
ラーチャブリーのHong Fah Hotelに比べると全く話にならないレベルだが、もたもたしているとこんな部屋でも埋まってしまいそう。明日は夜行移動することにしたので、明日の夜までの滞在で300バーツにしてもらってここに決定。テレビなんか邪魔なだけでいらないんだけどな。。。
シャワーと洗濯を済ませて暫し休憩し、涼しくなってきた17時半頃散策に出掛ける。まずは来がけに町中からも見えていた山城のようなワットタンミカーラームに行ってみる。
山城の麓にあるモニュメント。ここにはサルがたくさんいて、
ザブンザブンと池に飛び込んでいた。サルって意外と水が好きなんだなあ。
早速長い階段を登りに掛かる。
かなり人馴れしているみたいで、一応は警戒しているけど近寄っても逃げる気配なし。
夕陽に照らされて輝くプラチュアップキリカン城。
頂上のパゴダに到着。
登ってみるとそこには絶景が広がる。
プラチュアップキリカンは南北に岩山が突き出した湾内に位置する。
漁港になっている河口の砂州はかなりよさそうなポイント。今度来るときはフライロッド持ってこよ!
この時間は逆光だけどプラチュアップキリカン市街も一望できる。ここは超おすすめスポット!
さて、満足したところで下山。
行ったことないけど、ちょっと万里の長城チックな眺め。
猿口密度高めのワットタンミカーラーム周辺、襲われそうな気配は感じなかったけど、やっぱり食べ物を持っていると狙われるみたい。
ゴミ一つ落ちていないきれいな砂浜。
いずれここもメジャー観光スポットになってしまうのかもしれない。
海沿いには露店が並ぶ。
次は上から見えていたサラーンウィティ桟橋を歩いてみる。
あまり実用性はなさそうな、観光・憩い用の桟橋のよう。釣りしている人がいてもおかしくなさそうだと思っていると、
やっぱりいた。
するとちょうど先端にいた人に何かがヒット!
釣れたのはミニサイズのコトヒキ。
18時前、夕暮れ時が迫る。そろそろ帰ろうか。
帰りに町中にあるナイトマーケットに寄ってみると、
こちらはイートイン中心であまりパッとせず、期待外れ。
海沿いのナイトマーケットに戻って夕食を調達。場所柄シーフード系が多いのが特徴か。
でも買ってきたのは豚の串焼き2本(生野菜付き)とカオニャウ20バーツ分。それに今日はSatosiamが見当たらなかったので久々にビアチャン(58バーツ)を購入。占めて98バーツ。豚の串焼きはピリ辛で激うま。シンプルだけど満足度高い夕食となった。