2025年2月21日金曜日

プラチュアップキリカン2日目~スリランカ旅行2025(32日目)

 2025年2月14日(金)、この日はタイ中部タイランド湾に面するプラチュアップキリカンという町で朝を迎えた。

日中は日差しが強くて暑いこの時期のタイも朝は肌寒いくらいに冷え込むが、毛布があるので窓全開でも快適に過ごすことができた。


6時半頃起きて7時過ぎに朝食がてら市場見学に出掛ける。まずは町の南側にある公共市場に行ってみた。近付くと早速露店が並んでいてテンションが上がる。


特に目新しいものはないけど、賑やかな市場はただぶらついているだけで楽しい。


海辺の町だけに魚介類も充実。サワラや巨大カマス、ヒラアジ類が目を惹いた。


ただ建屋の中は閑散としていて寂しい雰囲気。期待していた飲食コーナーも見当たらず。


次に向かった線路沿いの鉄道市場はこの時間まだ営業しておらず、公共市場方面に戻っているとカオトム(雑炊)とチョーク(お粥)の屋台があったのでここで朝食にする。テイクアウトメインのようだがテーブルも1つだけあった。


チョークムーを選択。持ち帰りメインだけに使い捨てのプラスチック容器がやや味気ないが、たまごを入れてもらって30バーツと安かった。


海辺を散歩して帰る。


朝の海風が心地いい。


ホテルに戻ってコーヒーを飲みながら暫し寛ぎ、あまり出歩きたい気分ではなかったけど、勿体ないので再び散歩に出掛ける。


ラチュアップキリカン城を眺めながら、


海辺まで歩いて、


昨日上から見えていた河口に行ってみることに。


河口に架かるバーンナーンロム橋を渡る。


ヤシの板で作られた細い橋を渡って砂州に下りてみた。


サンダルで膝下までウェーディングすれば十分釣りになりそう。


つくづくフライロッドを持ってくればよかったなあと思うけど、それは次回の楽しみということで。


漁船が並ぶ一画では、


ちょうど漁から帰ってきた船が。網にはいっぱい魚が掛かっている。


傍らで選別している人たち。日本で見かけるのとは長さと幅のバランスがちょっと違うように見えるけど、タチウオのような魚。


揚げバナナの屋台があったのでおやつに買っておこう。揚がるのをしばらく待って、


揚げたてホヤホヤを10バーツ分購入。


海辺の木陰で揚げたてを少し味わう。


ふと見ると海岸ギリギリにサイクリングロードが。


向こうから走ってくると海に落っこちそうな急カーブ。


揚げバナナを持っているのでサル山エリアはちょっと緊張して歩いた。無事通過。ちょうどお昼前なので昼食を食べて帰ろう。


途中にあったおかず屋に入った。豚肉と菜っ葉の炒め物と八宝菜のようなものを選択。


それにハーブと漬物セット一式も出てきた。八宝菜にはナスやパイナップルも入っているけど、味付けは甘めで肉じゃがそのもの。非常にうまかった。40バーツ。


部屋に戻ってシャワーと洗濯を済ませると、あとは揚げバナナとコーヒーで午後のひと時を楽しむ。この部屋は西向きで午後は暑いけど、カラッとしているので扇風機に当たっていれば割と快適。


18時過ぎに夕食へ。まずは朝不発だった鉄道市場に行ってみた。夕方になるとパタリと風が止んで妙にどんよりとした雰囲気が漂うプラチュアップキリカンの町。


行ってみると鉄道市場は線路沿いに続く巨大な市場だった。


ただまだ新しい市場のようで、空いているスペースが多くて客足も少なめ。


生鮮品が中心で、総菜類はあまり充実していなかった。ここで買うのは止めておいて、海沿いのナイトマーケットに向かった。


関係ないけどラーチャブリーの市場でも同じものを見たタイのトイレの標識。最初は何かと思ったけど、漏れそうなのを我慢している様子かな。


それはさておき、こちらは昨日とは大違いで凄い賑わい。停まっているバイクの数も段違い。


昨日は桟橋より北側に100mほど並んでいただけだった屋台も、南側まで延びている。それも道の両側に。


今日が金曜日だからだろうか?


北側なんてずーっと向こうまで延々と続いているので全部見るのは諦めて、


昨日おいしかった豚の串焼きを見つけたのでそれを買って早々に引き上げることに。


というわけで夕食は、買った店は違うけど昨日と全く同じ豚の串焼き2本とカオニャウ20バーツ分、それに今日もビアチャン。豚串焼きは相変わらずうまくてカオニャウが進む。さて、ビールも飲んだしあとは寝るだけという気分だが、今日はこれから夜行移動という大仕事が残っている。


当初は少しずつ移動しながらタイ南部の小さな町を巡っていくつもりだったが、それ程日程に余裕がない中毎日移動するのが嫌になってきて、夜行列車で一気に南タイの中心都市ハジャイまで移動してしまうことにした。タイ中南部の町巡りは次回以降の楽しみに取っておこう。


そんなわけで22時にホテルをチェックアウトして出発。そして5分くらいで駅に到着。今夜は風がないので、駅の待合スペースは蚊が多くて落ち着かない。もう少しゆっくり出てくればよかった。


列車は出発10分くらい前に到着。これはクルンテープアピワット駅から南部最奥に近いヤラーまで行く快速列車。南部線はかなりきっちり運行されている印象。


そして定刻の10:48プラチュアップキリカンを出発。寝台席に乗りたかったけど生憎かなり先の日程まで満席だったので、今回はエアコンなしの2等座席。ハジャイまでは349バーツ。それも予約時点で最後の1席だった。空いていれば3等でもいけそうだけど、混んでいたらあの直角シートで10時間はちょっと厳しい。


これは半分2等、半分3等という変わった造りの車両。案の定3等は結構混んでいたので2等にして正解だった。かなりリクライニングもできるし、トイレもあるし、エアコンがない分夜行バスよりマシだろう。眠れないとは思うけど、明日の朝にはハジャイに着いているはず。