2025年4月15日（火）、この日ようやく今シーズン1回目の山形遠征に出発することに。
これまでの経験から4月の遠征は桜が満開を迎えてから出発しようと天気予報をチェックする日々が続いていたのだが、ここにきて東北地方日本海側は雨がちな天気が続く予報。ただ、先の天気を気にしていてはいつまで経っても出発できそうにない。そうこうしているうちに山形市では4月14日に桜も満開。ということで週後半はしばらく雨が降らなさそうなこのタイミングでの出発を決意。ただもうしばらくは纏まった雨が降るようなので、今日のところはいつもの本流で時間調整することにする。そんなわけでいつものようにお昼頃来てみたのだが、その本流も前日までの雨の影響で増水中。濁りはないもののこの水位では厳しそう。
それなら渓流域は程よい増水でウェットフライなら爆釣かも、などと期待して前回（私的には）まあまあ釣れたお気に入りの流れにやって来たのだった。しかしこちらも想像を遥かに越える大増水。厳しそうだが、他にやることもないので予定通りウェットフライでやるだけやってみようと釣り始めた。
しかし苦労しながらしばらく遡行してみるも案の定一切反応なし。そうこうしているうちに雷が鳴りだだす。この日は晴れているかと思ったら急に曇って雨が降ってきたりと不安定な天気。関東南部には竜巻注意情報も出ていたし、ヤバそうな天気なので急いで車に引きあげることに。するとやはりすぐに土砂降りの雨。
それでも遠くの空は晴れていたりするのでしばらく待っていると、無事止んでくれてまた晴れてきたので釣り再開。ただやっぱり何もないまま前回のライズポイントに到着した。
前回はほぼ流れのない止水状態だったのが、今日はここまででは一番のいい流れ。程よい瀬になっている。たださすがにこの増水ではライズはしないだろうなと眺めているとまさかのライズ！すかさずフライを投じてみたものの反応なし。
やっぱりフライが合ってないのかなと思いつつも何度か投げていると数投目にヒット！サイズはまあまあだけどやっぱり放流もの。それでもこんな状況で釣れてくれるだけでありがたい。
ドロッパーの8番のロイヤルコーチマンに来た。このフライ、なぜかシーズンに関係なくいつでも釣れるんだよなあ。しかしその後は予想通り苦戦。川全体が瀬になっていて釣れる流れが殆どない。
その後1匹小物をバラした後何とか1匹追加。小さいけど結構きれいな魚体は稚魚放流ものだろうか。今日は時間があるのでそこからかなり釣り上がってみたけど全く反応がなくなった。
日が傾いてくると風も治まり、メイフライがバンバンハッチし始めて雰囲気はいいのだが、魚がいない区間に入ってしまったのか。そんなわけで16時過ぎ、脱渓できそうな地点に到達したところでこの日は納竿。この辺りではまだまだ見頃の対岸の桜並木を眺めながら車に戻ったのだった。
今日はそこから少し北上し、暗くなる前にたどり着いた道の駅で車中泊。しかし、、、改めて天気を確認してみると、しばらくずーっと雨の予報に変わっているではないか！完全にタイミングを見誤ってしまった模様。
今回はこのまま本流でやり過ごし、来週出直すか？ただ、天気予報を気にしていてはいつまで経ってもたどり着けそうにない。どのみち先の予報なんて全く当てにならないし、もうこのまま行ってしまうしかないだろう。何とも先が思いやられる2025シーズンファーストステージのスタートとなったのだった。。。
