2025年5月12日月曜日

2025年5月のクラ活

 ゴールデンウィークも終盤となった2025年5月5日(月)、この日は2か月ぶりのクラ活。

今回はここのところ予定が合えば毎回行っている鎌ヶ谷フィルの第36回定期演奏会。鎌フィルの定演は無料だけど指定席なので開演に間に合えはOK。なので早めに昼食を済ませてお昼過ぎに自宅を出発した。


当日の天気が心配だったもののこの日はこの時期らしいさわやかな晴れ。絶好のサイクリング日和に恵まれて、快調に愛車のダホン・ボードウォークを走らせた。途中買い物をしたりしながら13:30会場の初富駅近く、ショッピングモールに併設されたきらり鎌ヶ谷に到着。


指定席制だということを忘れていて、チケットを手配するのが遅れたのであまり選択の余地がなく、今回は最上階一番端っこの席を選んだ。今回はメインが好きなシューマンの中でも一番好きな交響曲第1番「春」ということで、期待の演奏会。


まず前半のプログラムはメンデルスゾーンの序曲「ルイ・ブラス」とドボルザークの交響詩「英雄の歌」。どちらも馴染みのない曲だけど、ルイ・ブラスはこちらも好きなメンデルスゾーンらしさがよく出たいい曲だった(後で調べてみると、カール・シューリヒトとウィーンフィルの演奏のCDを持っていた)。

「英雄の歌」はこれもドボルザークらしい曲。よく言えば歌心にあふれた、悪く言えば田舎臭いメロディーてんこ盛りで、家で聴きたいとは思わないけどたまにこういう演奏会で生で聴くのは悪くない。そして休憩を挟んだ後半はメインのシューマン。


こちらは好きな曲だけに個人的にこだわりも多い曲だけど、大抵は速すぎるように思える第1楽章はゆったりしたテンポでかなりいい感じ。生演奏だけに、ふだんCDで聴いているときには聞こえてこないようなパートの音も聞こえるのがいい。

逆に第4楽章なんて止まってしまうんじゃないかというようなのんびりとした演奏だったけど、全体を通してこの交響曲を十分堪能できたいい演奏だった。この楽団相変わらずリズムの切れ味は恐ろしく鈍いけど、その分春の陽だまりのような雰囲気を醸し出されていて大満足。

アンコールは以前別の演奏会でも聞いたことのある「トロイメライ」のオーケストラ版で、最後までたっぷりとシューマン・ワールドに浸って会場を後にしたのだった。次回11月の演奏会は、これまた大好物のシューベルトの第9番「グレイト」とのことで、予定が合えば是非行きたい!

この日の走行距離:37.2㎞