2025年8月5日火曜日

レー3日目~カシミール・ラダック旅行2025(15日目)

 2025年7月29日(火)、現在インド・ラダックの中心地レーに滞在中。

昨日はなぜかよく寝付けず、気が付くとすでに7時過ぎ、7時半頃朝食に出掛けた。


今日もジャマーマスジット脇のパン屋街で焼きたてのパンを購入。今日は大きめのナンにしてみた。1個20ルピー。


いつも寄っているホテル近くのTololing Tea Stallでチャイと一緒に食べる。


このナン、なんか食べ覚えのある味なんだけど、何だったかよく思い出せない。ジャーマンブレッドだったか、ライ麦パンだったか、なんかそんな感じでうまかった。チャイは20ルピー。


さて許可証も取れたことだし、明日はヌブラ渓谷に行くとして、今日まずはバスのチケットを買いにバススタンドに向かった。9時前に出発。これはメインバザールから見てバススタンドの少し手前にある、レーのメインゲート。


やや雲の多い今日のレー。


とりあえずヌブラ方面では唯一毎日バスがあるディスキットに行くとこにしたのだが、この時間まだバスは来ていない。


そこら辺にいる人に聞いてみると、10時くらいに来るんじゃないかと言うことで、チャイを飲みながら時間潰し。20ルピー。


しかし10時を過ぎても来る気配はなく、せっかくバススタンドまで来たので、レーから日帰りで行けそうなゴンパ、45kmほど南のチェムレゴンパにでも行ってみようかと思い立った。


そこでチェムレゴンパの先のサクティ行きバスについて聞いてみたところ、頻発しているんじゃないかと思っていたこの路線も8:30の次は13:30、その他午後に数本のみとのこと。今から日帰りは厳しそう。


ということで全く不毛に終わりそうなこの日の午前中、せめてすぐそこの小高い丘の上にあるKyigu Drak Gonpaにでも登って帰ろうか。


ゴンパ自体にあまり見応えはないけど、ここは町中にあるだけに登ると町の様子がよく見える。


裸の岩山がこんなに市街地に迫って見える景色もそうないんじゃないだろうか。


その後は一旦部屋に戻ることに。


レーでもこんなチベットの伝統衣装を着ている人はそう見かけない。


さて、昼食は今日もトゥクパくじにチャレンジ!今回は昨日見つけたDarjeeling Restaurantに行ってみる。おしゃれなメインバザールロードも、


1本裏はこんなうらぶれた雰囲気。


そんな路地にあるDarjeeling Restaurant、昨日のYak Boyほどには繁盛してないみたいだけど大丈夫だろうか?やはりベジトゥクパを注文。結果は、、、


麺はボソボソだけど(そもそもトゥクパの麺にコシを期待してはいけないが)、スープは味があってまあまあ。テーブルにあった塩とスイートチリソース、それにチリペーストを加えるとおいしくなった。


しかし値段は150ルピー。これが100ルピーならアタリだったけど、150ルピーの価値はなし、ハズレ。残念!


さて時刻は13時過ぎ、相変わらずディスキット行きバスの姿はなし。それならチェムレゴンパは無理だけど、同じサクティ行きで行けるレーから17、8kmのところにあるティクセゴンパなら今からでも日帰りで行けそう。


ということですでに満席のサクティ行きバスに乗り込んだ。13:35レーのバススタンドを出発。途中からも続々と乗り込んできてギューギューの通勤電車状態に。


14:15チェムレに到着。レーからチェムレまでは40ルピーだった。レーの南側一帯はインダス川の上流部に当たり、上ラダックと呼ばれる地域。


門の前で降りるとすぐに要塞のようなチェムレゴンパが目に飛び込んできた。


ここから車道だとかなり距離があるが、階段があるだろうと真っ直ぐゴンパに突入。


岩山に建物が密集することで、こんな要塞のような見た目になっている。


早速階段を登っていった。


ゴンパの本堂に到着。


中には胸から上の大仏が。


胸から下は下の階に収まっている。


続いて一般参拝客が登れる最上階へ。


中はこんな感じだが、


見ものはやはり、周りの景色。


インダス川越しに連なる山並みが圧巻。


東側には砂漠地帯が広がる。


さて、遅くならないうちにそろそろ帰ろう。獣臭い民家の塀を覗いてみると、


牛が飼われていた。


そして予想通り帰りは難航。バスは来ないし、営業車両っぽい軽バンも停まってくれない。1時間が経過した16時過ぎ、そろそろ本格的にヒッチハイクをしないとマズそうだなあと思っていたところ、16:15ようやく軽バンが停まってくれた。


レーには行かないが、手前のチョグラムサル(Choglamsar)まで行くという。近郊の村々を結ぶソンテウ的な車両のよう。レー↔チョグラムサルはバスが頻発しているようなので、やっとこれで帰れそう。


16:30チョグラムサルに到着、40ルピー。


チョグラムサルはレーの南8kmほどのところにあるインダス川沿いの町。


小さな町だけど活気があっておもしろそう。ただ、すでに停まっているレー行きのバスに聞いてみると、5分後に出発するという。


向こうに橋が見えるので、急いで行って、


インダス川をチラ見。ドロ濁りの濁流だけど、アジアの大河インダス川もさすがにこの辺りではまだ中規模河川の様相。


16:36チョグラムサルを出発。


レーのすぐ近くだというのに、迫りくる山々感が堪らない。


17:03、無事レーに帰着、20ルピー。終点はメインゲートだった。


そこからもう一度バススタンドまで行ってみたが、やはりディスキット行きのバスは見当たらず。結局チケットは買えず、明日の朝予約なしで直接バススタンドに行ってみるしかなさそう。


何だか疲れ果てて部屋に戻り、水浴びと洗濯をこなして19時前に夕食へ。


今夜はもしかしたらチキンかなあ、などと期待しつついつもの店に行ってみると、


今日はマトンでした。値段は聞かなかったけど、3日目ともなればすっかり顔馴染みだし、ボッてくることもないだろう。もう何度食べたかわからないマトンハヤシライス、何度食べてもやはりうまい。今日はマトン1ピースで180ルピー、それなら納得。

今日はデザートを買い忘れたので途中でバナナを2本(20ルピー)買っていつものティーストールへ。今日はバター入りのカシミーリティーにしてみた。


あっさりめのカシミーリティーにコクが加わってなかなかうまい。バター入りでも値段は20ルピーと変わらず。部屋に戻ってバナナを食べてこの日は終了。内容のわりに、妙に疲れた一日だった。