2025年8月22日(金)、いよいよインド最終日、明日未明のフライトでインドを発つ。
なので今日はここシムラからデリーまで移動。もう少し余裕を持って移動したほうがいいのだろうけど、なるべく暑苦しい平地で過ごしたくなかったので、ぎりぎりまで山にいたのだった。そんな訳で今日は先が長いので、目覚ましを掛けて4:30に起床。まだ真っ暗な5時前にホテルを出発してバススタンドに向かった。ここから先ずはバスでチャンディーガルに向かう。
5時過ぎにバススタンドに着くと呼び込みをしていたバスがあり、乗り込むと程なく5:15シムラを出発。チャンディーガルまでは275ルピーだった。
しばらくは山の中を進む。5時半頃から徐々に明るくなってきた。
途中からは概ね片側2車線の高規格道路になり快走。
7時半頃朝食休憩となった。今日もチャイだけにしておく。ここは20ルピー。
その後は平地に降りて順調に進み、チャンディーガル市街へ。チャンディーガルからは鉄道に乗り換えるつもりなのだが、バススタンドから駅までの移動が面倒だなあと思っていたところ、鉄道駅近くで降りられそう。
8:53、駅まで1kmほどの交差点でバスを降りた。4、5時間掛かると思っていたのに、やはり特に平地では年々道路状況がよくなっているんだろう、3時間半ほどで着いてしまった。
そこから歩いてチャンディーガルジャンクション駅に向かう。
9:10チャンディーガル駅に到着。駅の周りにはそれなりに飲食店や屋台があると期待していたのだが、売店があるだけで見事に何もなし。
念のため反対側の入り口にも行ってみたが、こちらには売店すらない。隣に新しい駅舎を建設中で、周りも再開発中の様相。列車の出発予定時刻は12:20。市街地までは10kmくらいあるし、行くもの億劫。ひたすらベンチに座って待つしかなかったのだった。
こんなことならバスで一気にデリーまで行けばよかったなあと思いつつ待つこと3時間、今回乗る列車はアムリトサル発ムンバイ行きなので遅れるだろうと思っていたところ、挽回した模様。
定刻の12:20チャンディーガルを出発したのだった。デリーまではSLクラス、カード決済で252.72ルピー(436円)だった。出発するとすぐに車内販売が回ってきたのでお待ちかねの昼食。
いつの頃からか、IRCTCのケータリングに一本化されてすっかり面白みがなくなってしまったイン鉄の車内販売。ベジビリヤニ150ルピー。悪くはなかったけど、やはり「ビリヤニを食べた」という充実感はない。この値段なら町中の店でチキンビリヤニを買っておきたかったなあ。。。
すでに山を下りているので景色は単調。飽き飽きしつつぼんやり過ごしているうち、
きっちり定刻の16:20ニューデリー駅に到着。地方路線と違って、幹線なので列車の優先順位が高いのかもしれない。
やっぱり人も車も多くてゴミゴミしていて暑苦しいデリー。
後は空港に行って飛行機に乗るだけだが、まだ時間があるので早めの夕食を済ませておこう。迷わずジャマーマスジット周辺のムスリムエリアに向かった。
それにしても、、、人、車、リキシャ、バイク、それに犬、牛、ヤギにサルまで加わって物凄いカオス状態。これがインド旅行序盤だったらテンションが上がるところだけど、今はもう飽き飽きしていてただただ鬱陶しいだけ。
途中でチャイ休憩(10ルピー)を挟んで、
早足で進んだ。
金曜日だけあっていつも以上に賑わっているデリーのジャマーマスジット。
中は混んでいそうなので外の階段に座ってしばし休憩。
18時前にモスク前のバザールで夕食にする。
確か以前にも入ったことがあるRehmatullah Hotelという食堂に入った。マトンキーマが食べたかったが、ないと言うのでビーフキーマにした。
油っこくて濃厚なビーフキーマ。それにタンドーリロティでもパンジャブ料理屋のパリパリなのと違ってふかふか。ロティを3枚食べて満腹。これで90ルピーなのでコスパも抜群。これで今回のインドに思い残すことはなし。
満足して店を後にしたのだった。
途中で今回最後となりそうな食後のチャイ(10ルピー)を味わって空港に向かう。
IGI空港へはニューデリーからメトロで60ルピー、20分ほど。
20時前に空港に到着した。今回は0:05発ベトジェットエア便、乗り継ぎついでにまだ行ったことがないホーチミンで3泊してから帰国する予定。ところがチェックインで驚愕の事実が判明。搭乗便にあんたの名前はないと!
数カ所のデスクをたらい回しにされた挙げ句、翌日の便に変更になっているだと?そう言えば昼過ぎに、予約したTrip.comから機材が変更になったとのメールが来ていたのだが、そんなの気にも留めてなかったところ、小さい飛行機に変更になって安いチケットの客から順に弾かれたんだろうか?
結局私を含めて7人が弾かれたようで、バスで航空会社が手配したホテルに移送されることに。国内線ターミナルのあるエアロシティ近くのHotel Wavesというところを充てがわれた。
期待したほどではなかったが、自分で払っては泊まらないような部屋。推定2000〜2500ルピークラスだろうか。明日は20時に空港に送ってくれるとのこと。
バイキング形式の夕食もあった。もう夕食は済ませているのでチキンカレーとパニールマタール、それにジーラライスを少しだけ食べた。私以外は全員インド人で、英語の説明がほとんどないのでよくわからないが、明日の食事もあるのかも。
それにしても、、、私は暇だからほとんど影響はないけど、それについでだからホーチミンに寄ることにしてはいたものの、何となく3日もいるのは面倒くさいなあと思い始めていたところだったのでこういう展開も悪くないけど、これが会社員だったらややこしいことになっていたに違いない。恐るべしベトジェットエア。。。勝手すぎるだろ!

































