2025年12月9日火曜日

南房総釣行2025年12月(1日目)

 2025年12月2日(火)、昨シーズンのカマス釣りが冴えなかったこともあってなかなか気乗りしなかったが、今シーズンもようやく私的海釣り開幕戦を迎えた。

今年は何年かぶりに黒潮蛇行が解消されたらしく、漁業にも影響しているらしいけど、果たして我が千葉県近海の状況や如何に?

この日は前日までの冬型の気圧配置が緩み、穏やかな天気の予報。しかし明日は雨、明後日からは再び冬型が強まる予報で今日が勝負となりそう。なのでいつもより早めの5時起きで6時前に自宅を出発した。


ただ自宅周辺の通勤渋滞は回避できたものの、この辺りから南は木更津辺りまで市街地が続く。しばらあく進むと渋滞に嵌って遅々として進まなくなった。木更津を抜けるとようやくスムーズに進むことができて10時前には最初のポイントに到着したものの、ストレスが溜まるこの時間帯の運転は避けたいところ。


それはさておき、まずやって来たのはカマス港2。晴れて風も穏やかな釣り日和りながら、人気スポットにも関わらず釣り人の姿は疎ら。これは釣れてないということだろう。それでも一応はやってみることにして、まずまずの場所に入って釣り始めた。今回は久々に5番タックルを準備。


しかし、タナを変え、リトリーブを変え、フライを変えても一切反応なし。やっぱりカマスはまだみたい。そんな中メッキか太刀魚でも釣れないかと、大きめのモフモフストリーマーのスローリトリーブで探っていると、ググっとヒット!

しかしなかなかの手応えだったものの、うまくフッキングせず。感触からすると良型のメッキか?同じラインを何度かトレースするも、それ以降は反応なし。お昼頃になると徐々に風が強まってきて5番ラインでは釣りにくくなってきた。


昼食休憩を取って午後からはカマス港1に移動。こちらは風裏になるのか風もなくポカポカ陽気が続いている。ただ、釣り人でそこそこ賑わってはいるものの、カマス狙いの人はほとんどいなさそう。こっちもまだなのか?

ここでも手を変え品を変え細かく探っていくも、やはり生命反応なし。岸際はフグの稚魚やアイゴのような魚で賑わってはいるのだが。ここは諦め、おやつ休憩を挟んで15時頃からは同じ港内の別の場所に移動。お気に入りの一級ポイントが空いていたのですかさず釣り始めた。


まずはタイプ4ラインにパイロットフライの細身の化繊クラウザーで表層から探っていくと、カウントダウン30秒のノーマルリトリーブでモゾっという引っ張るような感触が。いるっ!これはカマスに違いない。もう一度同じラインを通すとついにヒット!


しばし久々の感触を楽しんで揚がってきたのは30㎝弱のまずまずのカマス。同じ釣り方で探っていくと、フッキングが難しくて1キャスト1ヒットには至らないが、1キャスト数バイトと魚影はかなり濃そう。


いろいろ試してみたところ、小さめのフライにやや早めのリトリーブがよさそうな感じ。型はまちまちながら、それからは久々のお祭り状態に。夕暮れが迫る中、釣れ過ぎるので掛かりどころがいい魚はリリースしながら数釣りを満喫した。


結局暗くなる17時前まで楽しんでこの日は納竿。たぶん30匹くらいは釣れたけど、帰ってから数えてみるとキープしたのはちょうど20尾。やっぱり魚がたくさん釣れるのは楽しいものだなあ、としみじみ実感しながらこの日は車中泊とした。