2026年1月24日(土)、この日は南スラウェシ東海岸の町パロポで朝を迎えた。
ボロい安宿のPenginapan Rio Ritaだが、窓には網戸があって蚊の襲撃もなくそこそこ快適に過ごせた。6時頃起床、7時前に朝食に出掛けた。ぶらぶら歩き回ってようやく見つけた、この時間でも開いている店に入った。この辺りの朝食の定番ナシクニンしかなさそう。
しかしここのナシクニン、マカッサルで食べたのと違ってほんのりココナッツミルクの風味があってとても美味。こっちが本物のナシクニンなんだろうな。満足度の高い10000ルピア。
さて、昨日はデモによる通行止めでここパロポで足止めされたが、今日はここから北上して中央スラウェシのポソ湖方面までは行きたい。ただ、バスターミナルは当てにならないので悩んだ末、確実に北に向かうバスかタクシーが通りそうな昨日降りたハイウェーとバイパスの分岐点で待ってみることにした。8時前に出発。
8:20分岐点に到着。今日も朝からいい天気で暑い。とりあえず木陰のベンチに座って乗れそうな車を待つ。
するとパロポからポソ湖方面への中継点になっているマンクタナ(Mangkutana)行きの乗り合いタクシーが停まってくれた。できればバスかミニバスに乗りたいところだけど、早く出発したほうがいいと見て乗車。8:42パロポを出発した。
ここからは海沿いに道路はないようで、内陸の平野部を北東に進んでいった。しかし泊から25kmほど進んだところで通行止め。
そこから脇道に逸れて所々未舗装の細い道を進んでいったものの 、やがてこちらも行き詰まり、Uターンを余儀なくされたのだった。結局パロポに戻って10:52着。行って戻っただけ、何の進展もないまま60000ルピアも取られた。今日もダメだったか。。。
仕方なくパロポでもう1泊するかと思ったが、状況を確認しようとタクシーを降りたところにいた迷彩服姿の軍人か警備員かにデモの状況を聞いてみる。すると明日には通れるかもしれないが確実ではなく、周りの人に聞いてもらったところバイクなら通行止め地帯を突破できるとのこと。
ただ、ここから30kmほど先のそこまで100000ルピア。ちょっと悩んだが、日程に余裕があるわけではないので行ってもらうことに。11:17再びパロポを出発。朝走った道をもう一度辿っていく。
途中からは足止めを喰らっているバスやトラックがズラーッと並んで道路の片側を塞いでいる。
その向こうには街路樹を切り倒したバリケードがいくつかあり、車は完全に通れない状況。ああ恐ろしい。。。
時に住宅の軒先やこんな細い踏み跡への迂回を余儀なくされる。そこから今度は反対車線に行き詰まった大型車が連なっていた。今日明日で何とかなりそうな状況でもなさそうなので、今日バイクで突破しておいて正解だったな。
そして12:00、バリケード地帯を抜けたサルトゥブ(Salutubu)というところに到着。ここでマングクタナ方面行きの車を待つようだ。
そうして待つこと1時間超、ようやくバイクの運転手が車を捕まえてくれて13:13サルトゥブを脱出。これで一先ず安心。
15時半頃マングクタナの少し手前で休憩となったが、
時間が中途半端なのでコピスス(10000ルピア)を飲んで空腹を落ち着かせた。
そして16:13マングクタナに到着。サルトゥブからマングクタナまでは100000ルピア。結局一日掛かりで140kmほどしか進めず、260000ルピアも費やす羽目になったのだった。
さて、そんなこんなでようやくたどり着いたマングクタナは、ハイウェー沿いにホテルや飲食店が連なる典型的な宿場町の雰囲気。
宿は安そうなPenginapan Sumber Urip 1というところに行ってみると、一番安い部屋が70000ルピアで即決。
値段なりだけど必要にして十分な部屋。窓は鉄格子のある木戸なので蚊は入り放題だけど、こちらには蚊取り線香があるので何とかなるだろう。手早く水浴びと洗濯を済ませて19時前に夕食へ。
一通りぶらついてみたけど今ひとつ惹かれるものがなく、一番普通っぽい食堂に入った。ナシチャンプル(Nasi Champur)というのがあってのでそれにした。
どんなものが出てくるのかと思ったら、鶏の甘辛煮に野菜炒め、それに春雨スープだった。「定食」と言ったところか。でもこういうご飯とおかずが食べたかったのでバッチリ。味もよくて大満足の15000ルピアだった。
日本とは逆で、赤いのがソース、黒いのがケチャップ。この黒いケチャップが独特で、沖縄のコーレーグースとオイスターソースを混ぜて大量の砂糖をぶち込んだような、甘いけど絶妙な味。たぶん醸造されてアルコール分が残っていると思う。みんなドバドバかけていた。それはさておき、なかなか思うように進めないスラウェシ島縦断旅。まだまだ忙しない日々が続きそう。






















