2026年1月30日(金)、この日は中スラウェシのパギマナからトミニ湾を渡って対岸の北スラウェシ・ゴロンタロに向かうフェリーの中で朝を迎えた。
動いているのかわからないくらい揺れのない快適な航海。5時過ぎに目が覚めると、前方に明かりが灯った陸地が見えている。すると間もなくちょうど6:00にゴロンタロ港に到着。トミニ湾で赤道を越え、ようやく北半球に帰還となった。Google mapで確認すると、町の中心から6kmほど南の港に着いている。
船内にベントールの客引きが乗り込んできて声を掛けてくるので聞いてみると、言い値70000ルピアが30000ルピアまで下がったがまだ高い。
フェリーを降りて、インストールしているGojekのアプリでオジェを頼もうとしてみたが、残念ながらここゴロンタロはGojekのサービス圏外だった。とりあえずターミナルから出ようと歩いていると、ベントールのおじさんと目が合った。
聞いてみると30000ルピアと言ってきたが20000でOKになったので行ってもらう。ベントールはバイクの前方に2人分くらいの座席が付いたトゥクトゥクのような乗り物。
初めて乗ったけど、前方の視界が開けているので乗っていると結構楽しい。こんな構造(万が一事故ったら乗客はひとたまりもなさそう)だからか、時速30km/hくらいでのんびり進む。
それにしても運転手はかなり運転しづらいんじゃないかと思うけど、一体何でこんな形にしたのか不思議。3輪タクシーはアジアのいろんなところにあるけれど、前に座席があるのはインドネシアくらいなんじゃないだろうか。
20分ほど走って6:30、中心部と思われるPasar Sentralに到着。ホテル探しにはまだ早すぎるので、とりあえず朝食にしようと辺りを伺ってみたものの、閑散としていて開いている店が見当たらない。
そんな中1軒だけやけに賑わっている店があったのでここで朝食にする。
ドーナツとちまき2個ずつ。どちらもココナッツのほんのりとした甘さはあるけど、具は惣菜系でうまかった。食後にコピ。ここは意外と上品な店なのか、インドネシアでは珍しくフィルターで豆を濾過している模様。
上の写真左のおじさんは以前バリで働いていたとかで少し英語を話す。そんなこともあって少し話に加わってだらだら過ごす羽目に。ここでは店に来ると、知らない人にも握手をして回るのが習わしとのこと。もちろんみんな私のところにも握手に来る。タバコも何本も勧められた。
これはフィルターの丸印の部分を押すとカプセルが潰れてメンソールになるという、おもしろい2wayタバコだった。それ以外にも、後からやって来たダンディーなじいさん(下の写真右)の差し入れで蒸しパンをご馳走になったりと、至れり尽くせりだった。
ところで昨日インドネシアで普及しているWhatsappのアプリをインストールして連絡し、何とか受け取ることができたマナド行きバスのチケットを見せると、乗り場のイスムー(Isumu)はゴロンタロから35kmも離れたところにあることがわかった。しかも出発は早朝3:00。
日中ならミクロレットと呼ばれる乗り合いタクシーがあるらしいが、夜中に移動するのは難しそう。ということでゴロンタロは素通りして今日はイスムーに宿を取ることにした。そうとなるとおじさんたちが、まだ誰も乗っていないミクロレットを捕まえて100000ルピアでイスムーに行くように交渉してくれた。
そんなに急いでないので、乗り場まで行って客が集まるのを待ちたいところだったが、せっかくなので行ってもらうことに。話がまとまったところで朝食の会計をしようとしたところ、お金持ちで奥さんが2人いるという例のダンディーなじいさんがすでに払ってくれていた。ありがとうございます!
そんな訳で早くも8:15ゴロンタロを出発。イスムーはゴロンタロ空港がある町で、泊まれそうなホテルもいくつかありそう。しばらく進むとエッフェル塔のようなタワーが見えてきた。
道路を跨いで建っていて、下をくぐる構造。後でGoogle mapを見てみると、Limboto Towerというらしい。
その後市街地を離れて郊外へ。
50分ほど走って9時過ぎにイスムーのバスターミナルに到着。相変わらずまともに機能していなさそうな閑散としたバスターミナル。聞いてみるとBorlondoのバスも停まるらしいので、ここで間違いなさそう。
ただ、パル(Palu)から来るバスが0:00に停まるらしいが、3:00のバスがあるかはわからないと言う。一応0:00前に来ていたほうが無難か?それはさておきホテル探しに掛かる。この辺りもちょっとした町のような体裁にはなっていた。
まずはバスターミナルから一番近いMatahari Hotel(Google mapではHotel Manggattaとなっている)に行ってみると、一番安い部屋で150000ルピア。
高いなあと粘っていると120000ルピアにしてくれたのでここで妥協。バス・トイレ付きのごく普通の部屋。小さいながら外に面した窓はあるのは高ポイント。
午前中は水浴び、洗濯、旅日記作成などをこなし、お昼頃昼食へ。イスムーも、ホテルからは少し離れた幹線道路沿いまで行くと結構賑やかになる。飲食店の選択肢もそこそこあるのはありがたい。
そんな中でもおかずの種類が豊富で繁盛している店があったので入ってみた。
焼きサバと葉っぱもの炒め、それにテンペ。パッと見いつもと変わらないけど、久しぶりにうまいインドネシア料理を堪能した、という満足感があった。値段も17000ルピアとリーズナブル。
食後は別の店でコピ。頼んでもないのにナシゴレンも出てきたが 、店主っぽい人が「まあ食え」というのですでに満腹だけど頂いた。具なしのシンプルなナシゴレンだけど、例の黒ケチャップとサンバルで味付けしているようでこれは非常にうまかった。
店の主人かと思ったおじさんは常連のベントールドライバーのようだけど、ご馳走してくれたのかな。なので会計はコピ代のみの5000ルピア。ご馳走様でした!
さて、いくら少し賑わいがあると言っても歩き回っても大しておもしろくはなさそうなので、午後は部屋に戻ってだらだら過ごした。昼間食べ過ぎたのであまりお腹は減ってないけど、遅くなると店が閉まって食べそびれそうなので19時頃夕食へ。
お昼の店に行ってみたけどもうほぼ売り切れ状態だったので別の店へ。ここはゴロンタロ名物のマグロのサテ、サテツナ(Sate Tuna)があったので食べてみる。それにビーフン野菜炒めを付けた。
サテツナは作り置きで冷めていたので期待したほどではなく、それなり。焼き鳥のササミに近い感じ。焼きたてだったらもっとうまいんだろうな。値段は25000ルピアと、ボリュームにしては高めだった。
さて、インドネシアのバスの出発予定時刻は当てにならないこともあり、やはり一応12時前にはバスターミナルで待機しておいたほうがいいと判断して、寝るには中途半端なので時間を潰して23:45チェックアウト。
バスターミナルに行ってみると、明かりが灯って人けもあって一安心。警備員のような人にチケットを見せると、Borlondoの待合スペースに案内された。その後やって来た他社のバス数台をやり過ごし、0:45に到着したBorlondoのバスの乗務員に聞いてみると、それが私の乗るバスだった。
そして3:00発のはずが早くも1:40にイスムーバスターミナルを出発。乗客が揃ったから早めに出発したのか?私が来ていなかったら3時まで待っていてくれたんだろうか?いずれにしても、早めに来ておいてよかった!
バスは2×2列シートのかなり豪華なバス。リクライニングも十分で、エアコンガンガンだけどブランケットと枕付き。イスムーからマナドまで400km強のところ300000ルピアと高かっただけのことはある。予定ではマナドまで10時間。これなら苦手なエアコン夜行バスでもそれなりに快適に過ごせそう。
































