2026年2月19日(木)、気付いたのは帰国日の朝7時。
泊まっていたキアポのSeven Kids Lodgeのベッドで目が覚めた。前々日の17日、すでに朦朧としていた意識の中で、執拗に泊まっている宿のことを尋ねられたり、レシートがあると割引きが受けられるから、少額でいいのでお金を引き出してくれ、と頼まれたりしたことは覚えている。確か1000ペソ(2700円くらい)を引き出してレシートを渡したんだろうけど、その時に暗証番号を見られてしまったのだろう。フィリピンペソ紙幣以外、所持品になくなったものはなさそうだが、スマホを見るとカード会社からの利用明細メールが山のように届いていて愕然とすることとなった。
持っていたすべてのカードからそれなりの額が引き出されていたのだった。財布に入れていたものだけでなく、パスポートや日本円の現金とともにマネーベルトに入れいていた予備のカードも含めて。。。暗証番号を全部同じにしていたのもマズかったなあ。
あれからどうなったのかわからないが、どこかのタイミングで飲み物に薬を入れられたのだろう。昨日18日の記憶は全くない。帰国便の時間なども話していたので、薬の量も計算されていたのだろうか?ぎりぎり間に合うタイミングで目が覚めるとは。。。
しかし帰国便のフライトは12:30。まだ朦朧としている意識の中、さっさと荷物をまとめて空港に向かうしかなかった。すぐにチェックアウトして出発。もはやよく覚えていないのだが、通勤ラッシュで混雑するLRTでバクラランに行き、
お腹が減っていたので途中でバナナQをつまみ、そこからジプニーに乗って、セブパシフィックエアが出るターミナル3に向かったのだった。
どうやって帰って来たのか全く覚えていないが、一応所々で写真も撮っており、無事飛行機に間に合って帰国できたようだ。そのまま倒れこむように眠って、明くる日まだ頭がぼんやりしている中で確認すると、被害総額は何と約60万円!
カード会社に問い合わせても、物品購入ならともかく、キャッシングは補償の対象外とのこと。早く返さないと刻一刻と金利が嵩んでくるので、現金をかき集めて何とかその日に全額返済した。
マニラで多発している美人局詐欺には引っ掛からない自信があったが、まさかあんな冴えないおじさんおばさん連中にやられてしまうとは。。。恐るべし、魔都マニラ。バカ高い授業料となったが、投資資産の日々の変動幅からすると誤差範囲だと思って諦めることにした。
というわけで、とんでもない結末で終わった今回のインドネシア・フィリピン旅行。道中なかなか思うように進めず、図らずも最後にマニラに3日も滞在する羽目になってこんな目に合うとは悔やんでも悔やみきれないが、一応今回の目標、海洋アジア大周遊は完遂。こんなことで挫けることなくまた行ってやるぞ、待ってろよマニラ!








