2018年8月19日日曜日

早期退職後の健康保険

会社を早期退職した自分の場合、健康保険は国民健康保険に切り替えるか、それまで加入いていた会社の健康保険組合で任意継続するかの2択だった(人によっては家族の扶養に入るという選択肢もある)。



セミリタイア後の健康保険


早期退職初年度の健康保険の選び方

保険の内容にそれほど大きな差はなさそうなので、保険料を確認して、安いほうを選ぶことになる。退職して収入がなくなるにもかかわらず、保険料は前年の所得で決まり、しかも、それまでは半額会社負担だったものが全額自己負担になるため、どちらにしても保険料は驚くほど高くなる。早期退職する人はあらかじめ準備しておかないと、退職後に大変なことになってしまいます。

国民健康保険

国民健康保険は、市町村ごとに運営されているため、住む地域によって保険料にかなり違いがある。なので、退職前に市町村の窓口で確認するか、

国民健康保険の自動計算サイト

のようなサイトで試算してみる。今年から制度が若干かわり、都道府県も運用に加わったので、今後はだんだん格差は小さくなっていくみたいですが。。。

前職からの任意継続

任意継続は、一般的には2年間定額での継続が原則で、途中で国民健康保険に切り替えたりはできないようだ。そのため、初年度は国民健康保険よりも保険料が安かったとしても、所得がなくなる(少なくなる)次年度以降は逆転する可能性がある。任意継続は保険料を滞納すると即資格を失うため、わざと保険料を滞納して、国民健康保険に切り替えるというワザもあるようだけど、何となく後ろめたい気がする。

退職が決定してしばらくすると、会社の健康保険組合から任意継続の案内が届いた。そこで分かったのは、自分が勤めていた会社の組合の場合、

  • 加入期間は最長2年だが、申請により国保への切り替えが可能
  • 前納による割引があり、途中で切り替えた場合は返金もある
  • 今年の保険料の上限は月44840円

などとあり、一般的な任意継続よりもかなり条件が良さそう。

セミリタイア初年度の健康保険保険料

国保の保険料は、上記計算機で試算したところ、月50084円となった。任意継続であれば多くても月44840円だし、来年4月には国保への切り替えも問題なくできそうなので、迷わず任意継続を選択。今年度の支払額は、

  • 毎月払い:44840×11=493240円
  • 半期前納:488727円(-4513円)
  • 全期前納:485271円(-7969円)

なのでこちらも迷わず全期前納の選択。かなり大きな出費だけど、多少所得のある今年中にできるだけ多く納付したほうが、来年の税金負担が軽くなりそうだし、なにより気分がスッキリする。任意継続は会社によって違いがありそうなので、健康保険はちゃんと確認してから決めたほうがよさそうです。

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