2018年8月21日火曜日

退職後の国民年金への切替手続き

会社を早期退職すると、国民年金への切り替え手続きを自分でする必要がある。手続きには会社から送られてくる離職票が必要となるため、5月中旬、離職票の到着を待って続いに向かった。


セミリタイア後の国民年金への切替手続き


国民年金への切替手続きに行く

手続きは市役所で行うことになるが、国民年金の加入手続きは市役所の出張所のような「行政サービスセンター」でもできるとのことで、引越して間もない5月中旬ごろ近所の行政サービスセンターに行ってみた。年金手帳や印鑑も持って行ったが、職員が離職票を確認してしばらくパソコンで作業した後、「確認できました。以上で手続き終了です」と、ものの数分程度で手続きは完了した。付加年金への加入や前納もするつもりだが、後々そういった手続きを進めるべく何らかの反応があるだろうと思い、そのときはそのまま帰宅したのだった。

遅くとも1か月くらいで何らかの反応があるのではないかと思っていたのに、6月中旬になっても連絡がない。不安になり、いよいよインド旅行の出発が迫った6月下旬のある日、行政サービスセンターではなく、市役所の本館のほうに確認に行ってみた。すると、まだ手続きが完了していないようで、待つしかなさそうだ。付加年金の加入手続きはこの時にできたが、前納については、納付書を受け取った後に、年金事務所に連絡するように、とのことだった。仕方なく、すっきりいないままインドに旅立った。


国民年金の納付書が届く

帰国すると、納付書の束が2つ届いていた。一つは付加年金加入手続き前に作成されたと思われる、5月分からの納付書で、保険料は月額16340円。もう一つは後から作成された6月分からの納付書で、保険料は額16740円。どちらにも毎月分の納付書のほか、8月から来年3月分までと、10月から来年3月分までまとめて支払える納付書が同封されている。

自分としては、保険料をできるだけ抑えるため、再来年の3月分までまとめて払いたかったので、封筒に書かれた「ねんきんダイヤル」に電話して聞いてみると、電話に出たおばちゃんは、この時期からの2年前納はできないと言う。おかしいなあとは思いながら一旦電話を切り、改めて日本年金機構のHPを確認してみる。

日本年金機構:国民年金保険料の「2年前納」制度


年度途中からの国民年金2年前納

クレジットカードでの2年前納は2月が締め切りだが、現金納付の場合、やはり「任意の月から翌年度末までの前納が可能」とある。今度は納付書作成元の年金事務所に電話してみると、今から(8月上旬)だと、8月分から再来年3月分まで20ヵ月分の一括納入が可能とのことで、納付書の作成をお願いした。あらためて送られてきた納付書をみると来年度までの年金の支払額は、

  • 5月分:16340円(付加年金なし)
  • 6月分:16740円(付加年金あり)
  • 7月分:16740円(付加年金あり)
  • 8月~再来年3月分:325430円(付加年金あり)

となり、5~7月分はコンビニでnanaco払い、8月以降の分は郵便局で現金払いで支払いを済ませた。20ヵ月分前納することで、毎月払いより9370円安くなった。4月からの2年前納だと15000円くらい割引になるので、とりあえず今年度分を前納し、来年から2年前納にするほうが、もしかしたらより安くなるかもしれない。ただ、ある程度収入のある今年中にできるだけ多く払ったほうが来年の税金負担が少なくなるので、やっぱりこっちのほうがよりお得だと思う(厳密な計算はしていないけど)。年度途中での退職を検討してる人は、ちゃんと計算してみたほうがいいかもしれません。


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