2018年8月21日火曜日

2018年夏インド旅行(12日目~ダンカル)

7月8日(日)、タボ・モナストリーのゲストハウスは部屋がペンキ臭くてほとんど眠れず。ここから先のルートはまだ決めかねていた。
次に行きたいのはダンカル・ゴンパで有名なダンカル(Dhankar)だけど、ダンカルにはバスは通じていない。大抵の人はカザかダボからタクシーで行くようだけど、そんな贅沢はできない。スピティ川沿いのシチリン(Shichiling)までバスで行ってそこからダンカルに登るか、カザからバスの便があるラルーン(Lhalung)に行き、そこからダンカル→シチリンと歩くか。後者のほうが下り基調で楽そうではある。

タボ・ゴンパ

取りえずこの日はダボ・ゴンパをゆっくり見学し、翌日移動しようと思い、ダボゴンパに出掛けてみる。タボゴンパは壁画で有名なところなのに、中に入ってヘッドライトをつけるとライトは禁止とのことで、あまりよく見えず、あっさり見学終了。9時ごろ通過予定のカザ方面行きバスに間に合いそうなため、移動することにした。

スピティ第2の町、タボのメインストリート

9:30頃タボを出発。シチリンから、ダンカル→ラルーンと歩くプランに決定。タボからシチリンまでのバスは、運転所がサービス精神満載の人で、ブルーシープの群れがいたところで速度を緩めてくれた。

タボ~シチリン間で出会ったブルーシープ

シチリンには10:20頃着で35ルピー。

スピティ川沿いの街道からダンカルに向かう分岐点

古い旅行人ノートによると、ここからダンカルまで、車道で7㎞、登山道で4㎞とのことで、当然登山道を選ぶ。



ただ、登山道の入り口が分からないので探してみると、ダンカルへの入り口にある門からしばらく川沿いの道を進んだ民家の横に踏み跡を見つけ、そこからハイクアップを開始した。写真のような踏み跡をたどっていく。


シチリンから山道を登ってダンカルに向かう

つづら折りの車道を串刺しにするようにしばらく登っていくと左手にダンカルゴンパが見えてくるが、そっち方面にはいかず、一旦車道の一番上を目指して登っていくのが正解のようだ。

左手にダンカル・ゴンパが見えてきた

何度か行きつ戻りつ、ヘロヘロになりながら12:00頃ダンカルに到着。持ってきた文庫本は読んだはしから捨てているけど、まだまだ荷物が重い。また、今回使っているモンベルのトライパック30は背面長が足らずにフィット感がいまいちで、長距離歩行には向いてなさそう。

ダンカル・ゴンパとダンカルの街並み

とりあえず最初に目についたDhankar Monastery Guest Houseで部屋を見せてもらう。バス、トイレ別で500ルピー。部屋は角部屋で広くて明るい。

ダンカルで泊まったダンカル・ゴンパ・モナストリー

ダンカルには外に飲食店はなさそうで、ホテルのレストランで済ますことになる。昼食ミックスベジ190ルピー(いまいち)、夕食ベジ・ターリ160ルピー(まあまあ)、値段はやや高め。頼めばバケツでお湯をくれるとのことだが、時間が掛かりそうなので水で我慢した。

ダンカル・ゴンパ・モナストリーの部屋の様子

ダンカルゴンパは拝観料25ルピー。タボゴンパでもそうだったが、ゴンパの内部を見てもいまひとつ興味がわいてこない。遠くから眺めるほうがいいと思う。

ダンカル・ゴンパとその周辺

ダンカルは高台にあるだけに景色がいい。スピティ川とピン渓谷の合流点。

スピティ川から左に入るとピン渓谷

スピティ渓谷の山並み

関連記事:2018年夏インド旅行(11日目~タボ)
関連記事:2018年夏インド旅行(13日目~ラルーン)

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