2018年10月21日日曜日

配当金生活を目指すポートフォリオ(2018年10月)

今回は、いずれは配当金生活を送りたいと考えて現在育てている私のコア・ポートフォリオを紹介します。
普段資産は月末に集計して管理していますが、ネタ切れ防止のため、コア・ポートフォリオは月末を待たずに集計しようと思います。基本的には米国株およびADRの連続増配銘柄を選んでいますが、中には単に配当利回りが高いというだけのものもあります。また、できるだけ自分にとって身近で、理解できる事業を手掛けている銘柄を選ぶことにしていますが、電気通信銘柄や公益銘柄など、まったく身近ではないものもあります。そのあたりは割といい加減ですが、銘柄選定に関するメモはまた別の機会に紹介したいと思います。


2018年10月時点でのポートフォリオ。このポートフォリオが今のところ全資産の45%を占めていますが、他の銘柄は処分して、こちらを徐々に増やしていく予定。


一見かなりランダムに買っているように見えるかもしれませんが、一応の管理目標として、セクターでまとめて管理しようとしています。生活必需品25%、ヘルスケア25%、ハイテク25%、その他高配当株25%のようなイメージ。配当利回りだけでなく、増配率やポートフォリオ全体の成長性などのバランスにも配慮しているつもり。ただし、今のところS&P500には大幅に劣後していますが。。。なお、アメリカでは今年の9月からセクターの再編がありましたが、私はこれからも以前のセクター分けで管理していくつもりです。また、現金については、主に配当金などで証券口座にあるドル資産です。資産全体での無リスク資産とは分けて便宜上リスク資産に入れて管理しています。


現状では公益株が目標の10%に対して5%と少なくなっていますが、これはもともと持っていたドミニオン・エナジー(D)という銘柄の損出しに失敗し、売りっぱなしになっているためです。ドミニオンは昨年末あたりから急激に売られ始め、そろそろ底が近いと判断した6月上旬に一旦売却し、買いもどすつもりだったのが、まさに大底で売ってしまい、きれいに売却翌日から反転して指値が刺さらないままずるずると値を上げ、結局買いもどせずに今に至っています。つまりただ大損こいて損切りしただけの状態ですね。悔しかったのでその資金で一旦アマゾン(AMZN)を買ったりして少しは取り戻しましたが、やはり投資の才能はないようです。そうこうしているうちに他の銘柄を買ったりして買い付け余力も少なくなっているのですが、今のところ大幅下落したら新規資金で買い戻そうと思っています。

直近の動きとしては、まず、テクノロジーセクターのインテル(INTC)をラムリサーチ(LRCX)に入れ替えたこと。いずれも半導体系ですが、ラムリサーチのほうは半導体製造装置メーカー。インテルはダウ銘柄でもあり、安定感はありそうなのですが、近年グロース株のような値動きをしていたラムリサーチがかなり割安な水準と判断したため入れ替えました。ラムリサーチは現在約3%の配当利回りがあります。ただ、その後の株価下落で現状はかなりの含み損を抱えています。

さらに最近ユニリーバ(UL)を買い増しました。ユニリーバはイギリスとオランダに本社があり、いずれもニューヨーク市場にADRとして上場していますが、ULはイギリス株のほうで、配当金に現地課税が掛からない利点があります(オランダ株の場合は15%)。ただ、ブレグジットに絡んで本社をオランダに統一する動きがあり、ULもオランダ株のUNになる、というアナウンスがあったのですが、どうやら株主総会で否決された模様。そういう懸念材料がなくなったこともあり、今回の下落局面で少し買い増しました。ULは私が買ってからは大きく値上がりすることもありませんが、大きく下落することもない安定感のある銘柄ですが、その分買い増すタイミングがなかなかありません。そのせいもあって、現状生活必需品セクターが目標よりもやや多くなっていますが、あまり気にせず、こん後も割安になっている銘柄を買い増す予定。次はアルファベット(GOOG)、アッヴィ(ABBV)あたりか。


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