2018年10月20日土曜日

2018年秋の東北山旅~その③1280円の靴で飯豊山にチャレンジ編

2018年10月14日(日)、この日も6時過ぎに起きだし、昨日新たに仕入れた食パンを食べて出発。
天気予報によると、気圧の谷の影響で天気は下り坂とのこと。前日ネットで週間天気を確認したところ、14日曇りのち雨、15日曇り時々雨、16日も曇り時々雨、とさえない予報だったけど、週間天気予報は当たらないのできっと晴れるはずだと前向きに捉えた。

昨日と同じ、丸森尾根から登り、計画を初めからやり直すことも考えたけど、やはり足元に不安があるし、昨日登った感触では、昨日下りた扇ノ地紙からだと1泊2日で行けそうな気がしたので、朳差岳は省略し、昨日下った梶川尾根を登ることにした。6:48出発。登まだ雲は多いけど、この日は雲が高くて視界は良好。遠くの稜線まで見通せた。

飯豊連峰の主稜線。一番左が飯豊本山か。

今のうちにできるだけ歩きたい、とペースを上げようとしたが、梶川尾根は昨日の丸森尾根よりもきつくてペースが上がらない。9:43梶川峰に到着。休憩してエネルギー補給することにした。最近愛用している行動食はこれ。

最近お気に入りの行動食、業務スーパーのツイスターズチョコバー

ツイスターズチョコバーというポーランド製のチョコバー。業務スーパーでなんと2個入り78円という激安価格で売っている。しかも、1本50gで250kcalというハイカロリーで、1本で2時間くらいは歩ける気がする。食感はスニッカーズのようにネバネバした感じで、歯にまとわりつくのであまり好きではないが、コストパフォーマンスは最高で、最近では行動食の主力になっている。再び歩き始めて10:20扇ノ地紙に到着。昨日よりも稜線の眺めはいいけど、だんだんガスが増えてきている。

扇ノ地紙から飯豊本山方面を臨む

門内小屋、門内岳を通過すると北股岳が見えてきた。

北股岳

11:35北股岳に到着。だんだんガスが濃くなってきているので先を急ぐ。

北股岳と梅花皮小屋を振り返る

そのうちガスで視界が数十メートルくらいになった時、前方にボヤっと建物が見えてきた。

ガスの中に御西小屋が見えてきた

この日の目的地、御西小屋だ。14:30に到着。時間があれば大日岳まで往復しようかとも思っていたけど、悪天候でやめにした。明日天気が良ければ行ってみよう。他に誰もいなければ小屋に泊まらせてもらおうと思っていたけど、水を汲みに行っている間に途中追い越した登山者が到着していた。なので、雨が降りそうだけど、せっかくなのでキャンプすることにした。

Six Moon Designのフロアレスシェルター、Wild Oasis

今回使ったのはSix Moon DesignというメーカーのWild Oasisというフロアレスシェルター。トレッキングポール1本とペグ6本で設営できて耐風性も高いので、北アルプスや南アルプスでも使用してきたもの。難点は、ガイラインが必要なため、ドーム型のテントに比べて張るのに広い面積が必要になること。

早くも剥がれ始めたコメリの1280円シューズ

靴を確認してみると、、、早くも剥がれかけているではないか!すでに右側の踵の滑り止めがなくなっているし。ただ、よく見てみるとつま先と踵部分以外はソールと一体成型されているため、ソール自体が剥がれない限りは何とかなりそう。やはり1280円のクオリティーだった。

トランギアのアルコールストーブでお湯を沸かす

今回はお酒はなしにしたので、お湯を沸かしてコーヒーを飲む。夕食は、今回は3泊のつもりだったのでいつもの農心辛ラーメンに加えて同じ農心のコムタンという袋麺を1つ加えていたのでそれを食べてみた。味は悪くはなかったけど、辛ラーメンのほうが好みかな。ここは標高1986mだけど、小屋にアンテナがあるのかネットが快適に繋がったし、FMラジオも良好に受信できたので、ラジオを付けっぱなしにしておいた。昔金曜の夜中に運転するときに時々聞いていた渋谷陽一の「ワールドロックナウ」という番組が日曜の夕方にやっていて驚いた。

夜半にかけてかなり風が強くなり、シェルターの生地がバタバタはためいて結露が雨のように降ってくるけど仕方ない。夜中を過ぎて風がやや治まってから、ガイラインのテンションを調整するために外に出ると、星はあまり見えなかったけど新潟方面の夜景がきれいに見えた。明日も天気に恵まれるといいんだけど。この日の歩行ルート。

2日目の歩行ルート。梶川尾根→北股岳→御西小屋(Yamakei Onlineにて作成)

関連記事:2018年秋の東北山旅~その②悪夢再び、無念の敗退編
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