2018年10月19日金曜日

来年は楽天証券でつみたてNISAに投資することにした

今年2018年から始まったつみたてNISAだけど、既に退職することを決めていた自分にとっては無関係のことのように思えていた。
自分の場合、将来的には配当金生活を目指していて、現在は米国株やADRをメインの投資先にしている。そのため、ほぼ投資信託に限定されたつみたてNISAにはあまり興味が持てなかったのだ。今年まではSBI証券で一般NISAを運用してきたけど、なかなか投資方針が定まらず、ETFを買ったり、高配当株を買ったりとごちゃごちゃしたポートフォリオになってしまっている。

私はジェレミー・シーゲル博士の「株式投資の未来」という本を読んで配当金再投資戦略に感化され、高配当株中心の投資にシフトした口で、配当金で生活できればインデックス投資のように資産取り崩しの不安がなくなるし、より安定した生活が送れると思って飛びついたのだけど、実際にシーゲル博士が薦めているのはあくまでインデックス投資を中心に据え、リターン補完のために高配当株やセクター戦略を組み合わせたものだ。そんなこともあり、やはりある程度インデックスの比率を確保して市場平均に近付けたほうがいいのではないかと考え、今年のNISA枠は全てVYMというETFの購入に充てた。

VYMは純粋なインデックスファンドではないけど、配当を重視したスマートベータで、比較的インデックス(S&P500)に近い値動きをしており、配当金生活とインデックス投資のいいとこ取りができると考えたのだった。ところが今年初めの株価調整時に感じたのは、VYMは現在の自分のコア・ポートフォリオと値動きが近すぎて、ほとんど分散効果が得られていないということだった。なので今はS&P500に連動するETFかVTI、もしくは全世界株のVTに投資するべきだったと若干後悔しているところ。


あくまで配当金生活が目標なので高配当株を中心に据えるとしても、現状の投資成績があまりにもインデックス(S&P500)に劣後していることもあり、今はリスク資産の25%くらいはインデックスで持っていたいと思っている(ちなみに、シーゲル博士の推奨はインデックス50%)。そんなこともあり、現在は高配当でもなく、今となってはそれほどキャピタルゲインも期待できなさそうな銘柄はNISA口座で買っているものでもどんどん処分して、自分にとっては最後のNISA枠となる来年は、NISA口座ではドル建ての配当金でVTIあたりに投資しようと考えていたのだった。

ところがここにきて事態が大きく変化した。以前の投稿でも少し触れた通り、というより、インデックス投資ブログ界隈ですごく話題になった通り、楽天証券で楽天カードを使った投資が可能になり、今月からは投資信託の購入にも1%のポイントが付与されることになったのだ。これで大まかなNISAの運用方針は固まった。現在、今年も含めた5ヵ年計画で配当金生活の完成を目論んでいるところだけど、とりあえず2022年までは楽天証券で毎年40万円つみたてNISAに投資する。ドル建ての配当金はコア・ポートフォリオに再投資して配当金の拡充に充てる。つみたてNISAは年間40万円しか投資できないのでたかが知れているけど、20年運用可能なので老後の保険にはなってくれるだろう。ただ、来年以降資産全体をどう管理していくかがまたややこしくなりそうだけど。。。

つみたてNISAでの投資は、私のお気に入りのポートフォリオ、先進国株:新興国株:日本株=60:20:20の割合で月30000円ずつ、6月と12月には20000円プラスしてリバランスし、年間40万円投資るという計画。というわけで、まだ手続きは完了していないけど、SBI証券から「勘定廃止通知書」という書類を取り寄せて楽天証券に送ったところ。つみたてNISAの制度自体、まだよく理解できていないことも多いような気がするけど、楽天カードを使えばインデックス投資のリターンに自動的に1%上乗せされるのは非常に大きいと思う。ただし、楽天の期間限定ポイントは使い道を考えるのが煩わしいので楽天経済圏からはある程度距離を置き、クレジットカードに関してはあくまでもリクルートカードをメインにして、楽天カードはつみたてNISA専用で使っていくつもり。

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