2018年11月5日月曜日

セミリタイア生活、半年が経過して思うこと

今年4月末で前職を退職したので、10月末でセミリタイヤ生活も早くも半年が過ぎたことになる。
セミリタイアと言いつつ、当面働く予定はないのでただの無職生活だけど。。。




今年も残り2か月、今思うとほんとにあっという間の半年だったけど、じっくり思い返してみると、引越しや退職後の手続きでバタバタしていた5月、6月を経て、7月はまるままインドを旅行して、帰ってきた8月は結構しんどかったかもしれない。失業保険も給付制限中でハローワーク通いのノルマもなく、この時期は毎年のことではあるけど暑さでやる気もうせてひたすら引きこもっていた。

天候が冴えなかった9月は、あらかじめ予定していた韓国旅行と帰省で乗り切って、調子が出始めたのは10月になってからだと思う。これはやっぱり気候の影響が大きいかな。会社員時代も秋はやたらとやる気が出ていたから。今はやりたいことが色々とありすぎてすごく充実してる。もしかしたら失業保険の給付が始まって、ハローワーク通いと求職活動という、ちょっとしたルーティンがいいアクセントになっているのかもしれない。だとすると、失業保険の給付が終わる来年2月以降には何らかの心境の変化があるのかも。その辺りについてはまたその時に報告したいと思います。


ここまで半年の経験からすると、何も予定がないとやる気も起きず、ひたすら引きこもってしまうので、あらかじめ旅行の予定を立てて、早めに航空券なりなんなりを購入して(あるいはいずれは仕事の予定でも)ある程度先まで予定を決めてしまうのがよさそう。そうすると合間の時間が貴重になってきて、いろいろとやる気が出てくるような気がする。今はやりたいことに時間と予算が追い付かなくてちょっと困っているような状況。

セミリタイア生活でやっぱり問題になるのはお金のこと。かなり厳密にシミュレーションして退職に踏み切ったわけではあるけど、やっぱり定期的な収入がないのは不安。一生使い切れないほどの財産があればもっと自由に旅行に行きたいけど、そんなわけにもいかない。ただ、老後にお金を余らせても仕方ないのでそのあたりの加減がむつかしい。

予算的には、この半年で早くも10万円ほど予算オーバーしている。ほとんどは引越しとそれに伴う家財道具の買い替え、買い増しの影響だけど、やりたいことをやろうと思うとやっぱりそれなりにお金がかかる。節約生活はある種ゲームみたいなもので、それ自体面白いので苦痛ではないけど、もう半年後、セミリタイア生活1年を振り返ったら資金計画も見直しが必要になるかもしれない。今のところ全く労働意欲はわかないし、もうこんな快適な生活に慣れてしまうと定職に就くのは難しそうだけど、来春以降は少しは働くことになるかもしれない。当面はあらかじめ予定していた配当金収入以外にもそれなりに収入があるので問題はないのだけど。。。

この半年の経験からすると、他のセミリタイアブロガーとは違って、セミリタイア生活は他人に勧められるようなものではない気がしている。自分の性格からして、一人で過ごすことに今のところ何のストレスもないし、人とのコミュニケーションは旅先での交流で十分すぎるくらい。ただこれは個人的な性向が大きいし、この先このままで充足できる自信もないのが正直なことろ。9月に実家に帰った時、やっぱり両親はこんなセミリタイア生活には納得していない様子で、またちゃんと働くことを望んでいるみたい。まあ当然のことだろう。

ただ、両親といろいろと話してみて、自分でも考えてみた結果は、定職に就いるかかどうかよりも、自分の家族を持つかどうかが問題なんだと思う。結局働くか働かないかはお金と世間体の問題でしかなく、やりようによってどうにでもなると思う。定年まで働くかどうかは資産の過多でしかない。問題は自分のように独身でいると、親戚に迷惑を掛けることはしたくないので、いずれ自分から施設に入るか、孤独死することになるんだろうということ(孤独死すると周りにものすごい迷惑を掛けてしまうのだろうけど)。そのあたりはもう成り行きに任せるしかなさそう。体が動くうちに人生を満喫して、あとは運命に任せることになる。

あと、問題は居住地か。今の住まいは在職中に契約したので問題なかったけど、これから引越そうと思うといろいろと問題が出てくるように思う。民間の賃貸物件の契約は難しくなるかもしれない。今のアパートに一生住めるわけはないので、いずれは中古のマンションか戸建ての購入を検討したほうがいいかもしれない。

と、ここまでネガティブな側面も含めてこの半年を振り返ったけど、今は自分でも意外なほどこの生活に馴染んでいる。旅と日常が半々の生活。これからもずっとこの生活が続けられれば文句ないかな。。。

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