2018年11月4日日曜日

折りたたみ自転車で巡る近場の旅~DAHONボードウォーク準備編

この春千葉県に引越してきたものの、海外旅行以外では渓流釣りとハイキングが好きな私にとって千葉県は少々物足りない場所でもあった。
山と呼べるような山はないし(地理学的には丘陵なのだそう)、沖縄を除くとおそらく日本で唯一渓流魚がいない都道府県だったと思う。そんな千葉県だけど、自転車道が結構整備されていたり、東京方面からサイクルトレインが運行されていたりと、地域としてもサイクリングに力を入れているように感じられ、自転車との相性は非常によさそう。引越してきてから俄然自転車に興味がわいてきた。

もちろん自転車には子供のころから乗っていたし、今でもホームセンターで15000円くらいで買ったミニベロにかごを付けて買い物用に使っている。ただ、今まではサイクリングとか自転車ツーリングには無縁だった。自転車でキャンプツーリングがしてみたいけど、ランドナーとかロードレーサーはちょっと持て余しそうな気がして、もっと気楽に楽しめそうな折り畳み自転車でキャンプツーリングできないか、いろいろと調べてみた。

折り畳み自転車なら、いざとなったら簡単に電車に積めそうだし、家に置いておくのも邪魔にならない。折り畳み自転車に予てから自分がやっているウルトラライト・ハイキングの道具を組み合わせれば、けっこう快適に旅ができるんじゃないかと期待が膨らんだのだった。


ネットで調べてみると、ちょっと無理やり感はあるけど、折りたたみ自転車でキャンプツーリングをやっている人はそれなりにいるようだ。キャンプツーリング自体もさることながら、荷物の積み方など、いろいろと妄想しながら自分なりのシステムを構築していく過程も楽しそう。早速自転車の物色を開始した。サイクルベースあさひのアルブレイズ-F というモデルがリーズナブルでよさそうに思えたけど、たまたま中古でダホンのボードウォークというモデルが安く売っているのを発見したのでこちらを購入した。

この自転車には、前のオーナーが泥除けとリアキャリを付けていたので、余計な出費が抑えられそうだったのがポイント。また、クランクに歪があったとのことで、オリジナルの52Tから56Tに交換されており、かなり走りそうなのも高ポイントだった。現物を見てみると、リアキャリアはフロント用キャリアを無理やり後ろに取り付けたものだったけど、キャンプ道具を積むにはかえってよさそうに思えた。

そんなわけで5月下旬にダホンのボードウォークD7を入手し、6月上旬早速近場に1泊2日のキャンプツーリングに行ってみた。そのときは自転車は手に入れたときのままの状態で、リアキャリアとシートポストにウルトラライトハイキングの道具一式を詰めたバックパックを縛り付けていった。

片道60㎞程の行程だったけど、やはり荷物を積んだ自転車は空身とは全く別物で、帰りにはバテバテになってしまった。でも感触としては悪くなく、課題はあるけどけっこう行けそうな手応えもあった。これならばサイクリングに釣りやハイキングも組み合わせ、さらに時には鉄道や船を組み合わせることで最強の旅道具になるのではないかと。。。

とりあえずやってみたDAHONボードウォークでのキャンプツーリング

ボードウォークは、ダホンの中では比較的リーズナブルなモデルだけど、アルミフレームが主流の折りたたみ自転車にあってクロモリ鋼製で、しなやかな乗り心地に特徴があるとのこと。ただ、自分の場合はずっと安物の鉄製ミニベロに乗ってきているので、たぶん違いはわからないと思う。最初のキャンプツーリングから帰ってきて以来、自分にできる範囲でパーツを交換したり、シートやハンドルの位置調整をしてきた。主な追加装備・変更点は下記の通り。とくにお勧めというわけではないけど、忘備録として一応書いておきます(リンクはアマゾンのページです)。


とにかくお尻が痛かったのでサドルは交換するとして、ネットを調べていると、本格的な人は折りたたみ自転車にブルホーンハンドルを付けたりしているみたいだけど、いろいろと触ってみた結果、自分的にはシートとハンドルが離れすぎているのが一番の問題に思えた。そこで、純正品はサドルを付けるヤグラが後ろにオフセットしているので、少しでもサドルをハンドルに近付けるためオフセットしていないシートポストに変更し、大分ましになったような気がした。ただ、せっかく購入したサドルだけど、フィット感がいまいちなのでこれは純正に戻した。あと、ハンドルバーも左右2㎝ずつカットした。もう少し短いほうがよさそうだけど、これ以上カットするとハンドルにいろいろと取り付けられなくなる。

一応の完成を見たDAHONボードウォークD7 キャンプツーリング仕様

その他、パンク修理に必要な装備も買い揃え、使い勝手が不満で買い替えたスマホホルダーが先日ようやく届き、ある程度自分のイメージの完成形に近づいた10月下旬、前回よりももう少し範囲を広げ、近場ではあるけど銚子から九十九里浜を走りながら釣りをするという大まかな計画を立て、2泊3日の旅に出かけたのだった。。。

フロントバッグには釣り具とパンク修理キットを入れた

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